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2006年4月 5日 (水)

はてなブックマーク「投げ銭予約」のアイデアまとめ − 金本位制のメタファより

このアイデアは、ほんの少し責任のあるレーティングとして、はてなブックマークポイント(投げ銭)を使い、そのレーティングの信頼性を「送ポイント総額」「予約総額」「予約総額のうち送ポイント可能額」を開示することで判断してもらおうというものです。

さらに、それらの集計をタグごとに開示することで、社会において「収益力のある関心」の指標を呈示することも射程に入れます。


「投げ銭予約」の性質


以前とは違うページになっていても、あの頃の感動をもとに投げ銭する。

これが「投げ銭予約」について私が提案する本質です。
投げ銭はそもそも、投げたあとにそのページの内容が変わっても取り戻すことはできません。基本的には、投げ銭予約も予約してしまえば取り戻せない、その後支払うべきものとされるべきです。

ただ、支払いは本人の責任のもと猶予できるようにします。それにより、下記の開示により自分のレーティングの信頼性を損なうことになるかもしれませんが、それを甘んじて受け容れるなら、猶予も選択可能にします。

レーティングの「信頼性」より自分のパッションを大事にしたいなら、例えば 100 万ポイントを予約して、折にふれ、少しずつポイントを充足していくといった使い方も許されるべきでしょう。

そういった予約の仕方も認めるわけですから、投げ銭がすでに利用可能になっているページへの投げ銭予約も認めるべきです。

予約そのものの大規模なキャンセルを許すとシステムの信頼性を損いかねないかねません。下記の社会に対する指標の性質を重視するならキャンセル有リの「投げ銭留保」は認めるべきではないでしょう。


加算型有責レーティングとしての投げ銭


Amazon などの普通の公開されたレーティングは、レーティングの「市場相場」をもとにポイントを加算したり減算したりして付けます。個々人によるムラも、可能な「星数」の中に隠蔽されてしまいます。

「投げ銭」をレーティングとして見た場合、個々人の財力や趣向などにより、そのポイントの付け方はまちまちとなるので、ある特定の URL と別の URL の累積ポイントを比べても意味はほとんどありません。参考とすべきポイントの「市場相場」はなくなります。

しかし、ある一個人の似た分野の URL については、その者の「個人相場」が存在するでしょう。その個人がその URL をどれだけ大切にしているかはわかります。

通常のレーティングでは、どれだけプラス評価をしてもマイナス評価をしても同じコストしかかかりません。そのため怒りにまかせた無責任なマイナス評価が荒れる原因を作ったり、不自然なプラス評価がシステムの信頼性をゆるがせることがあり得ます。

投げ銭は、商品等に兌換可能なコストをかけて評価し、より高い評価をするためにはより多くのコストを必要とします。マイナスの評価があることをポイントで示すのは困難で、もし十分な評価の厚みがあれば「不自然なプラス評価」をするためにはそれなりの宣伝費用を必要とすることになります。しかも、その不自然さはその「個人」の開示をよく調べればわかるたぐいのものになるわけです。

投げ銭は「ほんの少し責任のあるレーティング」となり得ると考えます。


ブックマークのタグとしての投げ銭ポイント


もちろん、送ったポイントが公開されていなければレーティングとして意味がありません。

はてなブックマークなどのソーシャルブックマークには、タグ機能がありますが、そのタグの変種としてポイント数が実装されていれば何かと便利でしょう。

ただし、他のタグと違い数値ですからある程度の差異を吸収しなければなりませんので、「あるポイント以上」「あるポイント以下」という指定ができるほうが良いと思います。

指定された URL のポイントを平均や偏差と共にグラフ上に示すのも、おもしろいでしょう。その者のタグで集計したグラフと全体のグラフを重ねてみるのもおもしろいかもしれません。


ユーザーのレーティングの信頼性を判断するための開示


投げ銭予約を投げ銭と単純に同列に扱うと、レーティングが持っていた責任性がなくなってしまいます。

一方、投げ銭には未対応のシステムもあり、そこに対するレーティングができないのも問題で、投げ銭予約のようなシステムは必要不可欠です。

もちろん、「有責レーティング」というサービスを造り、レーティングのポイントすべてをサービス業者が徴収することも、技術的には可能です。しかし、それは投げ銭以上に支持を集めるのが難しいでしょう。

レーティングとして投げ銭を使うといっても、その「寄付」として相手の支援になるかもしれないという期待は「本貨」にとってとても重要です。


そこで、金本位制などの「本貨・紙弊」の類似システムとして「投げ銭・投げ銭予約」を機能させようと考えます。

つまり、「投げ銭予約」=「紙弊」の信用を、いつでも兌換できる「投げ銭」=「本貨」があることで築こうというのです。要求があればいつでも「投げ銭」=「本貨」が支払われるという信用によって、「投げ銭予約」=「紙弊」の信用を維持するのです。

その信用を確立するために、「実際の本貨」=「送ポイント総額」、「実際の紙弊流通量」=「予約総額」、「兌換猶予状況」=「予約総額の中の送ポイント可能額」を開示します。


収益力のある関心の指標、または、はてなへの勧誘のための集計の開示


先に「ある特定の URL と別の URL の累積ポイントを比べても意味はない」と述べました。

しかし、累積ポイントは、比べても意味がないが単独でなら意味があります。いってみれば、金本位制において、パンと銃の値段を比べてもほとんど意味はないけれども、国の必要性に応じて業種ごとに兌換のしやすさがかわるなら、一般にパンがどれだけ本貨に兌換しやすいかの情報はパンを作る者、作ろうとする者にとって非常に役に立つということです。

そこで、タグや URL などでブックマークの検索を行なうと「送ポイント総額」、「予約総額」、「予約総額の中の送ポイント可能額」を集計して開示します。さらに、「過去の兌換実現度」を知るために「送ポイント総額のうち長期間予約状態だったもの」の集計を、期間を指定するなどして表示できればベターです。

このような指標を公開することの副作用として、兌換は「はてな」に入らないと受けられませんから、はてなへの勧誘の効果もあるかもしれません。相手の前に収益可能性をブラさげて入会をせまっているように受け取られると、イヤらしい印象を与えるかもしれませんが……。


ユーザー側のレーティングを補助するシステム


前節までが基本となるアイデアでそれをブラッシュアップして安定的なものにするために、まず、レーティングする側を補助するシステムを考えます。

投げ銭予約において不満が出やすいは、やはりキャンセルができない部分になると思います。そこで一般的なキャンセルの代替として、ポイントを送るのをより慎重にできるようにする方法「レジ」と「入金遅延」を提案します。


タグ、URL ごと一括支払いとクールダウンのためのレジ


スーパーで物を買うとき、一度カゴに入れたものを元の棚に戻すのは、人目があって恥ずかしいし、店員さんに迷惑をかけそうだし、自分でやるのも面倒なので私はメッタにやりません。しかし、インターネットショッピングの場合、とりあえずショッピングカートに入れて、あとから削ったりウィッシュリストに加えなおしたり、ということをよくやります。翻ってみると、スーパーではその分時間をかけて選んでいるように思います。

ウェブサーフィンのような即興性を大事にしたいときは、それほど熟慮せずにポイントを付けることに決めても、クールダウンしたあとで再度ポイントを付けるか検討できるようにしたほうが良いと思います。こうすることで「一夏の恋」を恨めしく反省し、「キャンセルできなきゃヤダ」という欲求が生じにくくなるでしょう。

また、必要性として、あるサイトが投げ銭可になったとき、URL の検索結果をまるごとカートに入れて、一括で支払いたいという要望は出るはずですから、レジは用意しておくべきだと思います。

さらに予約したものに少しずつポイントを充足するため、タグごとに一括してレジに入れ、そこに全体額として一定額を指定できるようにするのもおもしろいでしょう。

こうしておけば、クライアント側でポイントの分割払いや、リボルビング払いを実現するのに役に立つかもしれません。


詐欺的ページへの緩衝材としての入金遅延


オレオレ詐欺やフィッシング詐欺のような手口で、ポイントをかすめとるような者が出てくるかもしれません。

そういった場合に有効と思われる対策として、ポイント送付手続きから実際のポイントの付け替えまでを遅らせる方法があります。こういった詐欺の場合、レジでのクールダウンは意味が薄いので、発見までの時間かせぎを一律で強制的に行い、そのような詐欺を牽制します。

もちろん、この間の「キャンセル」は認めることになりますが、それは特殊な処理として対応すれば良く、ユーザーに多少特別な負担(電話による通報など)がかかるような物でもかまわないはずです。


検索時の集計の信頼性を高めるシステム


指標を操作できれば、個々のレーティングの信頼が失われないまでも、システムとしての信頼が問われます。そこで指標をより頑健なものとするために、「信頼性フィルタ」と「予約証拠金」を提案します。


収益性をより正確に見定めるための信頼性フィルタ


タグなどに基づいて集計したデータには、様々なユーザーのデータが含まれています。いってみれば通貨の信用がまったく違う国のデータをゴッチャにして兌換可能性が示されるようなもので、あまり意味あるものではなくなります。

高い兌換率を持つ者のみを対象として、兌換可能性を見たほうが確実だと考えるのは自然なことでしょう。

そこで、「予約総額の中の送ポイント可能額」を「送ポイント総額」で割ったものがごく小さいユーザーのみで、検索結果をフィルタリングできるようにすれば、望むような結果が得られるでしょう。(←要証明。不都合あるかも。)

ところで、そういうユーザーを集めたにもかかわらず、「予約総額の中の送ポイント可能額」が多い場合、ユーザーは払おうと思っているけど何らかの事情で払うまでに致っていないわけです。検索者はどうして、それが払われないかを考えるでしょう。

信頼を積み上げたユーザーはこのようなことを見越して、わざと予約のみに留め、サイト管理者の努力を促すことができるかもしれません。いってみれば信頼「」投資するわけです。


市場操作をやりにくくするための予約証拠金


たとえ兌換可能性が高くとも、本貨に比べあまりにも紙幣流通量が多いというのは不安になるものです。

投げ銭できない URL にタグを乱発することで、あたかも、そのタグへの関心が高いように装う者もでてくるかもしれません。

そこで、予約を行うためにはある程度のポイントの積み立て、つまり、「証拠金」を求めても良いでしょう。

ただし、なぜそうなるかは言及しませんが、財力以上に消費があるような若者が証拠金を払えないけど、他のユーザーの参考になるレーティングができるという場合もあり得ます。

そのような場合に対応するため、証拠金の額と割合を公開するよう設定すれば、必ずしも積み立てなくても良いとするのも一つの方法です。もちろん、それを認めるなら、証拠金が公開されているようなユーザーについてはフィルタリングできるようにしておかねばならないでしょう。


「寄付」の心理的障壁を壊すため、「投げ銭」をよりらしくするための「投げ銭予約」


寄付を行うことが善意によるとしても、寄付というシステム自体には問題がないとは言えません。

A1.
ある記事に感動できても、その人そのものには感心できないまたは判断できない場合、「寄付」がそもそも持つ「人的支援」の意味でポイントを与えることがためらわれる。
A2.
特定の人の「寄付」に何らかの権利(部分的な所有権や免罪)の主張を感じてしまう。
A3.
寄付ならばもっと恵まれていない者にされるべきである。
A4.
寄付を安易に認めることで、本来持つべき「価格」で市場参入できなくなる。
A5.
「寄付」をうけることで寄付をした者と関係なく、税などの社会的責任を負う。


「投げ銭」という言葉には本来 A1, A2, A3 を柔らげる効果があります。投げ銭は演じたことに対する「対価」であり、「支援」という意味は薄いです。すでに演じたことの対価であって、それ以上の権利を支払った者は期待できません。対価である以上、自分の財力は関係ありません。

しかし、現行の投げ銭はシステム的に「寄付」の色彩が濃いと思います。

B1.
対応しているのが日本では日記的色彩が濃いブログシステムのみで、受け取ることの宣言にユーザー名を使う。
B2.
ポイントを送る側から見て、送ることができる者が限られているためポイントを送る行為は特別なことである。
B3.
宣言をするには特別な技術的知識が必要であり、技術的に貧しいため参入できない者がいる。


「投げ銭予約」を認めることで、B1, B2, B3 を弱められます。

C1.
ブログ以外にも「投げ銭予約」ができ、相手が企業や NPO などでもかまわない。
C2.
「演者」であるすべての URL に「投げ銭予約」ができる。
C3.
今貧しくとも、あとで受け取ることができるという希望を与えられる。


さらに「投げ銭」も持っていた A4 の問題について

C4.
レーティングであり、基準はバラバラだから、いろいろな人が付けたレーティングが「価格」としての性格を持ちにくい。(レーティングを参考に「価格」を付けることはできても)


残るは A5 ですが、これは URL に基づく集計を認め、かつ予約証拠金を公開できるようにすれば、自分がそこから利益を得ていないことを示すことができるので、このようなことへの懸念も回避できるはずです。

私は「投げ銭」をよりらしくするために、「投げ銭予約」をできるようにするべきだと考えます。

tsupoさんのはてなブックマーク》に次のようなコメントがありました。

>
現実問題として、そもそも投げ銭自体が全然定着していないというか、ほとんど使われていないという話があります。投げ銭がもっと使われるようになってからの議論だと思います。


むしろ、だからこそ「投げ銭予約」が必要だという理由付けをしたくて、この節を書きました。


無約因性使用料に対する所有権確認後のポイントバック


ユーザーが何らかのソフトや DVD を買って、ユーザー登録を行った際、もし、そのユーザーが過去「投げ銭」でいくばくかのレーティングをしていたら、その「投げ銭」をポイントバックするという使い方もできます。

いってみれば、それはレーティングではなく、元は違法かもしれない著作物使用に対する使用料としてユーザーが「投げ銭」したものを、正規の著作物所有までの積立金として黙認し、実際の所有の確認をうけて、その積立金を精算する形とみなせます。

ポイントは途中で現金化してもかまいません。つまり、その積立金に関しては、銀行が持つ預金のように、精算するまでは一時的に取り崩し、他へ投資することも認められているとみなせます。


しかし、著作者側は、その「使用料」をこれまでの著作物の使用に関する料金と同じに見て、著作権法が定めるような「フェアユース」は認めたくないでしょう。

一方、ユーザーは何らかの事情で正規の所有権を購入できないけれども、そのことにより著作権者がこれから先、著作を残さなくなるのは避けたいと思い、少なくともいくばくかの料金は払いたいと思うかもしれません。その際、本当はこれだけ払いたいけど、自分が払えるのはここまでだと示したいかもしれません。

そこで、お互いにあくまでレーティングであり URL への「投げ銭」であるというタテマエを守りながら、それぞれにある程度の満足を受け容れるわけです。


これまで、ユーザーの支払い猶予と著作権料の早期回収は、クレジット会社を通じた支払いで可能にしてきました。

しかし、「ユーザーの事情」が厳しいものである場合、クレジット貸し出しでは自己破算による債務張消しでしか対応できません。また、クレジットを与えることはできないが将来的には無限の支払い能力があるかもしれない若年層などに対し、超長期の信用を与える手段もありませんでした。

その弱点を補完するため、クレジット会社を介して間接信用を用いるのではなく、著作者がユーザーを直接信用して金融する構図を作り、著作者が長期の与信に耐えられるよう様々な整備をするわけです。その代わり、ユーザーにはクレジットカードを使った買い物ならば得られるような権利も制限し、ユーザーがその気になれば、市場金利以上の支払いができるように用意しようというのです。

もちろん、このシステムだけで「著作者が長期の与信に耐えられる」はずもなく、それ以外の収入方法を確立しなければならないと思います。ただ、このようなシステムである程度の収入が得られるようになれば、それ以外のシステムに求められるハードルも下がるはずです。


なお、システムを造る際は、シリアルナンバーを譲渡する際、二重にポイントバックが求められないよう、ポイントバック上限を設定して、ポイントバックするかどうかを選択、または、ポイントバック額を指定できるようにするべきでしょう。

今はシリアルナンバーの譲渡に明示的に対応するところは少ないかもしれませんが、ソフトウェアが財産性を強く帯びるにつれ、相続などの問題がかならず浮上するようになるはずです。このようなことも考えておくべきです。

著作者側が自らの成長に応じて、ポイントバックの上限値を上げていくということもできます。これは、これまで与えられたポイントの中から返す額を増やすわけで、これまでもらった「寄付」は必要なかったとして送り返すようなものです。多くの場合、所有権の値上げと共になされるでしょう。

つまり、寄付に基づく収益モデルから、所有権を売るモデルへの移行を連続的に行うこともできるわけです。ユーザー側にしてみれば、突然、「所有権を買え」ということにされたり、所有権を得るためのハードルが上がるわけで、「何を今さら」と思うでしょう。

このようなことをするならば、そこをどう納得させるかが著作者にとって難しい問題となります。上限を上げるとき「積立金」に配当をしたり、これまで「寄付」してくれた人に特別なアクセス権を認めたり、といったことが必要になるかもしれません。

ただ、この点については今も難しい問題なので、一般的なツールが用意できるようになるだけでも進展があるとしたいです。

(この節はこの記事のコメントと《武田圭史:匿名P2Pファイル共有のある社会に生きるということ》でなされた議論にインスピレーションを得て書きました。)



法と経済の観点から違法ポルノ規制との関連 (2006-04-20)


違法ポルノについて単純所持も禁止しようとする動きがあり、一部そのような法令も成立しているが、ただの「単純所持」だと P2P ファイル共有のキャッシュはもちろん、メールの転送時の中継点についても、違法性を突然問われかねない。また、証拠の捏造の簡単さ(つーか、男のサガってヤツ)もあり、違法捜査に利用される危険がある。

しかし、閲覧したことを自らネットなどに公告、または閲覧者本人(または家族)の当局への親告があることを要件とした場合の「単純所持」(ここでの「単純」は「販売などの目的がないこと」)についてまで、そのような懸念を持つ必要はなく、法として納得も得られるだろう。マンガやスナップ写真については異論があるだろうが、児童虐待に基づく実写などはこれで納得が得られると思う。

例えば、児童虐待の証拠映像を警察に持っていっても、「閲覧」しているわけではないので罪に問われない。重箱の隅をつつくような警察の「閲覧」についても論理矛盾がなくなる。女性や人権団体であれば「閲覧公告」して良いとすると、そのような偽装行為を許すことになるので、公告するか罪として認めることを要件としたほうがスッキリすると思う。


そのような法を施いた上で、上のような投げ銭とポイントバックがビジネスモデルの軸となった場合、モザイクをかけた閲覧すら違法性があるような著作物は、「レーティング」できないため、ビジネスとして他の著作物に比べ大きなハンデを負うことになり、投資のうまみが減ることになる。さらに収益につながるネットワークを「クリーン」にするため、そういった著作物の偽造ファイルを自主的にまいたりするユーザーが増えるかもしれない。

ただし、未成年の P2P ファイル共有を禁止し、P2P によって手に入れた「放送的」著作物は閲覧後できるだけすみやかに捨てることをタテマエとするなど著作権法の整理ができるならまだしも、あくまで管理者をもたないネットワークによる著作物の入手(友人間のコピー含む)を違法とする姿勢を続け、そのようにシステムを構築していくなら、「投げ銭とポイントバックがビジネスモデルの軸」となることはないだろう。



参考


この記事は下記のページのコメント(自分のもの)から改変し「引用」したものを含みます。

また、上記のことを現在できる範囲でやろうとしている私のポリシーは下記になります。

これらの日付けをご覧になればわかるように、アイデアの投稿からこの記事の投稿までほんの数日です。そういう大したことないアイデアですので、ほとんど自明なことばかりを述べているのかもしれません。

そうは思ったのですが、まとまりのないコメントを書き連ねたままでは読む方に申し訳ないので、いちおうまとめておきました。

ブレインストーミングレベルの文章でアラも多く、読みにくい部分もあると思います。基本は「投げ銭予約」ができればそれでイイというだけのアイデアですので、変な部分は読み捨てていただければと思います。(もちろん、ツッコミ大歓迎です。)
更新: 2006-04-05, 2006-04-07, 2006-04-13, 2006-04-14, 2006-04-20
初公開: 2006年04月05日 01:25:47
最新版: 2006年04月20日 19:07:34

2006-04-05 01:27:44 (JST) in はてな関連, プログラム・ウィッシュリスト, 情報工学・コンピュータ科学, 経済・政治・国際 | | コメント (6) | トラックバック (1)

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2011年03月11日に、匿名で(ポイント授受としては)高額のはてなポイントを受け取りました。これまで受け取ったポイントの累計額は少なかったので、「送られたポイントは別枠で一切使わないようにする」という方針をとってきましたが、高額のポイントを受け取った以上、これを役立てる必要があると考え、それを分配することにしました。 分配方法を決めるにあたり、次の二点に留意しました。 1. 公平・公正であること... 続きを読む

受信: 2011-03-02 19:05:00 (JST)

コメント

更新:『「寄付」の心理的障壁を壊すため、「投げ銭」をよりらしくするための「投げ銭予約」』の節を足した。

投稿: JRF | 2006-04-07 17:28:57 (JST)

サイトに投げ銭ある物があるなーとか、別段気にしてませんでしたけど、神社とかの投げ銭のイメージなら、他人の所や、こぼれても文句言えませんね。

匿名投稿 | 2006-04-12 11:30:14 (JST)

コメントありがとうございます。

お賽銭を投げ銭と見るのはおもしろいですね。

日本の神様の場合、相手の本当のところは問わずに「投げ銭」し、神社への「寄付」だという感覚はあまりないですからね。

> 他人の所や、こぼれても文句言えませんね。

文句は言いたいですがw。

確かに、お賽銭は少額ということ、また「寄付」という感覚が薄いので、それが相手にわたろうがどうなろうが知ったこっちゃない。

はてなの「投げ銭」もあまり高額では使われないでしょうし、逆に高額だといろいろ難しい問題がでてくるでしょう。

サイトの管理人とページの作者が違う場合、ごたごたしそうですが、そもそもが「寄付」じゃないんだから、管理人が多くとるようなことも許されても良いかもしれません。いやなら、作者が出ていきゃいいし。


あと技術面以外で、個人的におもしろいなと思ったのは、「投げ銭」は「演じたことへの対価」すなわち「後払い」ということですね。

神社だから演じることもないだろうと思ったのですが、よくよく思い出してみるとそれでいいのかな?という気もします。

イスラムが普及する前のアラブの多神教では、神様に祈りが通じなかったとき、神殿でつばを吐いたり、像を破壊したりといった行為があったそうです。

このようなことは日本では起きません。尽き詰めると、アラブ多神教のご利益は、お賽銭が前払いの性格を持っていたため、契約不履行を怒ったのに対し、日本の多神教では、それまでの感謝のために「投げ銭」をし、仮に結果としてご利益が現れなかったとしても、神がやってくれたであろう努力には感謝する「後払い」だからなのではないか?とか思いました。

まぁ、歴史的には「お賽銭」が「投げ銭」文化の基礎になったんでしょうけど。

投稿: JRF | 2006-04-12 13:58:35 (JST)

更新:『無約因性使用料に対する所有権確認後のポイントバック』の節を足した。

投稿: JRF | 2006-04-13 20:07:07 (JST)

更新:はてなに関係がない方にも関心を持ってもらえるようタイトルに「金本位制のメタファより」を足しました。先に足した節に「ポイントバックの上限値を上げていく」というアイデアの段落を加えました。

投稿: JRF | 2006-04-14 02:58:45 (JST)

更新:『法と経済の観点から違法ポルノ規制との関連』の節を足しました。

投稿: JRF | 2006-04-20 19:10:25 (JST)

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