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2009年2月20日 (金)

『六方礼経』にちなみ、友ならぬ知り合いの道を語り解く

『六方礼経』そのものではなく、それをもとに書かれた道徳書『ブッダが語る人間関係の智恵 − 「六方礼経」を手がかりに』(田上太秀)の主に第一章「友人とのつきあい」を読んで、友のない私が、友というよりも知り合いの道を語り解こうと思う。

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ブッダは慈悲の心を具現する方法として「四摂法[ししょうぼう] (四つの愛護)を説きました。四つとは、「与えること」(布施)、「やさしく語ること」(愛語)、「ためになることを行うこと」(利行)、「協力すること」(同事)です。詳しい説明は後にゆずりますが、四摂法を国家、社会、家庭のあらゆる人間関係の基本的理念として説き示したのです。

以下で紹介する『六方礼経』というお経(経典)は、この四摂法を中心に説かれたものであると言っても過言ではありません。

(…)「世間は寄り合い、依り合い、縁り合いの場」と考えて、友人関係、親子関係、夫婦関係、師弟関係、労使関係などで「四つの愛護」を実行すれば、必ず平和な人間関係が実現できると、この経典の中でブッダは説いているのです。(pp.17)


『六方礼経』の六方の由来は、東西南北・上下の六つの方角である。この経典は、六つの方角へ漫然と礼拝している資産家の息子、シンガーラ青年に対して、釈尊(=ブッダ)が、方角に礼拝するとき込めるべき正しい意義を述べ、もって特に世俗生活の倫理を説いたものである。東・西・南・北・上・下の六つの方角について、親子・師弟・夫婦・友人・労使・聖俗の六つの関係を配置して説く。

当たり前のことを説くのが現代では大切なのかもしれないが、その捉え方は私には一面的に思える。この本の著者は、この教えが、在俗のいずれ財産を相続する立場の者へ向けられていることをしばしば述べる。釈尊ですら在俗の者には「その程度」しか語り得なかったと考えられれば、私には慰めがある。

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2009-02-20 15:02:49 (JST) in 中国思想, 仏教, 心理学, 経済的動機付け, 道を語り解く | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年8月 3日 (木)

『新約聖書』ひろい読み − 神殿とハト

マルコ 11:15 (マタイ 21:12, ルカ 19:45, ヨハネ 02:13) ではイエスは唯一とも言える実力行使をし、それにより律法学者達が殺意をいだくまでになる。

11:15
それから、一行はエルサレムに来た。イエスは神殿の境内に入り、そこで売り買いしていた人々を追い出し始め、両替人の台や鳩を売る者の腰掛けをひっくり返された。
11:16
また、境内を通って物を運ぶこともお許しにならなかった。


ポイントは「両替人」と「鳩を売る者」を並んで批判したことである。

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2006-08-03 21:29:55 (JST) in 新約聖書ひろい読み, 経済的動機付け | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 4日 (土)

錬金術

金は、希少であるが、化学的に安定し比重が重いため分離が容易であり、ほとんど錆びず、人が加工しようと思えば石器でも加工できるわりに、多少の衝撃でも形が崩れない程度の硬さはある。

しかし、これらの特徴は農業生産にも武器にも適さない。金は、近年になって導電率の良さが着目されるまで、決して実用的な金属ではなかった。

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2006-02-04 16:52:38 (JST) in 経済的動機付け | | コメント (0) | トラックバック (0)

2006年2月 1日 (水)

消費者の購買動機をモデル化する試み

顕示的消費の経済学』(Roger Mason)を読みながら、消費者が商品的価値以外の情報をどのようにして購買に結びつけるか、私なりのモデルを考えています。別のディレクトリに記事があります。→《「顕示的消費の経済学」を読んで
更新: 00/12/25,01/01/02,06/02/01
初公開: 2006年02月01日 03:25:16

2006-02-01 03:28:35 (JST) in 経済的動機付け | | コメント (0) | トラックバック (0)