現在、ソフトウェアの開発と、ブログに上げるための従来記事の修正に時間をとられ、専門書を読む時間がとれません。
他の方の読み方は知りませんが、私の場合、数式の検算こそあまりやりませんが、著者の主義主張と自分の考えを戦わせるような感じで、考えをメモしながら、本に挟んでいく……といった読み方をします。専門書には分厚い本が多いので、通読するだけでも非常に時間がかかります。
さらにそれが英語の本となると「通常の三倍」というか、さらに時間がかかることになります。
雑記の論理学や数学のコラムや時事などは、大して資料を調べなくても書けるのですが、さすがに社会科学関連で新しい記事を作ろうとすると、作業が多くなってしまいます。
ちょっとしたアイデアぐらいなら、たぶんこちらではなく雑記に書くことになると思いますし……
この分野については当分、タイムリーなネタを期待しないでください。
更新: |
06/01/30 |
初公開: |
2006年01月30日 19:47:06 |
2006-01-30 19:47:06 (JST) in はじめにお読みください | 固定リンク
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自国の株価指数への投資は、自国への投資であると同時に、自国内他企業から自社が取り残されることへのリスクヘッジという側面がある。前者は、自分と同じリスクを共有する者への投資「リスク共有型投資」と呼べ、後者は「リスク分散型投資」といえる。
リスク共有型は、明に暗に資産性があると認めているものと、当該資産との正または負の相関があり、リスク分散型は、それとは別の資産性があるものと当該資産との相関がないことを条件とする。
自国への投資は、普通のリターンを求めるだけでなく、公共的な投資も兼ねている。この公共部分は、財産性はなくても、本人にとって資産性がある。自分にとっての公共的資産性が高いのに自国の株価指数が低ければ、公共的活動を増やすことで、自国の株価指数が上るように行動でき、逆ならば、公共的活動を減らして利益を確定させることによる広い意味でのサヤ取りができる。
社員持株はリストラに対するリスク分散型投資だが、基本的にはリスク共有型投資である。自社株の資産効果消費と自社への貢献的労働のサヤ取りができる。
サヤ取りは、危険があるのが世の常である。
更新: |
05/01/17, 05/02/01 |
初公開: |
2006年01月29日 03:17:48 |
2006-01-29 03:17:48 (JST) in 経済学 | 固定リンク
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日経新聞 (01/08/15 - 01/08/17) 『やさしい経済学 基本のきほん』のコーナーで「失業に克つ」という題で橘木俊詔 教授の記事があった。この著者は「日本の経済格差」という著書もあるので、わざと論争的なことを書いているのかもしれない。
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ケインズは、……労働組合の圧力によって賃金が下落しない性質に注目し、働きたいのに職が得られない「非自発的失業」の存在を示唆した。
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違うのではないか?
2006-01-29 03:00:34 (JST) in 経済学 | 固定リンク
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私は自分を左寄りの人間だと思います。ただし、私はたまに 2ch にレスすることがありますが、そういう人間は嫌われるので、左を思わせる書き込みはほとんどしていません。現に罵声飛び交う 2ch で「サヨ」と名差しされたことは一度もありません。
とはいえ、共産主義者でもありません。右の方が皆、国家社会主義者でないのと同じです。どこかの党員でもありません。ただ、選挙で、自由民主党という名前を比例代表で書いたことは一度もなく、無駄と知りつつ、共産党や社会 (民主)党やそこの議員の名前を書いたことはあります。
私はいわゆるリベラル左翼(リベサヨ)の位置にいるのでしょう。ただ、「第三の道」とかリベラル左翼と言って組織を組んでいる人間の言説には、ちょっと違うかなという印象を持ちます。
私が組織に属するとすればリベサヨよりはフツーのサヨクに行くと思います。そこで、自らのリベラルな言説を批判されたり、そのような言説を自粛したりするほうが思想的に得るところが多いように想像します。
私の場合、インターネットが幸運のうちに自由をもたらしたという時代的側面と、ニートという社会の矛盾を体現しているという側面が、その立ち位置を決していると思います。
その位置のままで、ほとんど匿名の個人で、誰かに特別の影響を受けることも、誰かの目を意識することもなく、そうでありながら批判にもオープンであり続けて発信ができます。……今しばらくの間は、このブログを公開しつづけられるという幸福を大事にしたいと願っています。
更新: |
06/01/29,2006-12-10 |
初公開: |
2006年01月29日 02:51:39 |
最新版: |
2006年12月10日 17:19:10 |
2006-01-29 02:52:55 (JST) in はじめにお読みください | 固定リンク
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