ココログの新しいアクセス解析が 2013年12月に導入され、2014年2月に完全に切り換わった。基本的には便利になって、要望の多いらしい生ログなども将来的に対応していくそうだから、私は大きな不満はない。
ただ、ココログプロを使っていて複数のブログを扱っていると、ブログを横断したデータの閲覧性が低下した点は気になる。そういうのは、前は Perl などで robot を書けば、なんとかなったんだが、今回のアクセス解析は JavaScript がメインの動的なページのため、それが難しい。そのあたりを補うための Greasemonkey スクリプトを書いてみた。
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配布物
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count_access_2.pl。JSON の取得がうまくいかないことがある。そういうときは、手作業でコピペしたテキストを用意するしかない。タイトルのところで改行が入るので、二行ずつで一データのテキストを得てそれを処理する。
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2014-03-20 03:46:54 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 JavaScript | 固定リンク
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Web 掲示板の中には、ユーザーがコメントを入力するとき「削除パスワード」を同時に入力させ、ユーザーが後から自分でコメントの削除をできるようにしている実装がある。MovableType, TypePad をもとにしているココログ(プロ)にはそのような機能はないが、JavaScript で書かれた暗号技術を用い、「削除」に相当する機能を実装してみた。
JavaScript を用いてサーバーの内容を変更するわけではない「削除」だから、当然、サーバーから送られるデータの削除になるわけではなく、JavaScript を使っているユーザーに「非表示」になるだけである。サーバー管理者などの立場からすれば、一見、無意味だがソーシャルな面を考えると必しもそうではない。すなわち…
ユーザーが削除の意思を実効を伴って表示できる。
…ことに価値があるのである。人と人とのコミュニケーションはあいまいなもので、消してくれと口ではいいつつ、本当は消して欲しくないの…といったクネクネした反応がありうる。これは削除申請の様式を決めたからと言って済む話ではなく、少し対応が遅れると、消えてない前例があるので、消えないと思った…などという「クネクネ」を許すことになる。消えている実例がすぐに発効しているとなることで、これをかなり封じることができる。
2012-02-16 12:03:53 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 セキュリティ JavaScript | 固定リンク
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私の《
ひとこと》サイトで「クロスリファレンス」を張ろうと思い立った。少し試した段階でスパム制限等のため時間がかかることがわかったので、その前に《
ひとこと》を「ダンプ」つまりフルバックアップすることにした。
ココログの機能として、他所に移転するのを支援するために、バックアップの機能がもとからあるが、これは、元の URL やトラックバック URL、記事 ID などを記録しないため、今回の目的には適さない。少し迷惑かなぁと思いつつ、 XMLRPC と普通のページ読み込みの両方を使って、「フルバックアップ」するスクリプトを書いた。それが dump_blog.pl である。
このフルバックアップにもとづいて、当初は、URL マップみたいなのを XMLに書いて、Ajax で読み込もうかとも考えたが、私以外の場所で使うことを想定すると、これが巨大になることもありえるかもしれず、するとただでさえ重い《
ひとこと》サイトがさらに重くなるかもしれないので、その方法は採用しなかった。代わりに単純に後向きの参照としてトラックバックを張ることにした。スクリプトでリンクを張っているため、検索エンジンにその密結合ぶりをアピールできてないことを疑っていたので、それを補う意味でもこの方法が良いと思われた。それを実現するのが、xref_trackback.pl である。
2012-01-07 14:28:08 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 Perl JRF 作成ソフトウェア | 固定リンク
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ユーザーとして MovableTyle の機能を XMLRPC から使い、Twitter.com やはてな社が実装する OAuth をユーザー認証に用いることで、CGI のサーバーにリソース・セキュリティが乏しい場合でも、ユーザー追加型の「ひとこと」サイトを一般ユーザーが比較的安心して運用できる Web アプリケーションです。
MovableType のテンプレート、そのサーバーに置く Javascript、ユーザー側で起動する Greasemonkey JavaScript(Google Chrome の UserScript にも対応)、(ローカルで起動する) httpd で使う CGI Perl スクリプトから構成されます。
配布される MovableType のテンプレートは「ココログプロ」用に調整されていますが、SSI が使える MovableType 環境に対応させるのは困難ではないでしょう。
2011-06-03 05:28:30 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 Perl JRF 作成ソフトウェア JavaScript | 固定リンク
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2011年6月30日終了したアバウトミー(aboutme.jp)から、「ひとこと」のデータをココログプロに移転するために作ったツールです。このドキュメントは、移行の手順を示すものです。
あくまで私個人用に作ったもので、あまり多くの人が使うことを想定していません。よってツール類も個人的嗜好と私の労力削減に重きを置いたものになっています。移行まで時間もなく人数が少ないことが想定されるのでそうしていますが、逆に少ないからこそ、要望等にはかなり融通を利かせることができると思います。要望・質問等はお気軽にお知らせください。
私の「ひとこと」はこのツールを使って↓に移行しました。「正式なオープン」は 2011年6月1日に決めてましたが、それまでに順次、移行は終っており、すでに Google で検索できるような公開の仕方をしていました。
なお、更新情報は現在ご覧の↓のページでご確認ください。
配布ツールをダウンロードするためのリンクは一番下のほうにあります。
2011-04-23 08:56:02 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 Perl JRF 作成ソフトウェア HTML/XML/CSS JavaScript | 固定リンク
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現在、ココログプロのシステムを使い「同人サイト」(というかほぼ個人のつぶやきサイトとなってる…)を整備している。そこは、仲間が見つけられるように公開ではありたいが、目立つのはあまり好ましくない。そこで、万一、目立ってしまったとき、アクセスを一時お断りするような機構が欲しいと考えた。
方法として思いついたのは、記事のカテゴリとして「休止中」や「ブックマーク拒否」というのを作り、そのカテゴリに属する場合は特別な処理をするというものである。
2010-05-06 19:20:17 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 | 固定リンク
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これはココログのテンプレートで使っている CSS が overflow:hidden を設定しているためです。これがわかるまでは、page-break (改ページ)まわりの設定や自作スクリプトがはく HTML のコードが悪いのかとかなり悩みました。
CSS がエディットできるなら、例えば次を足せば良いはずです。
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@media print {
#calender, #left, #right, div.comment-form {display:none;}
#container {margin: 0 0 0 0; width:100%; border:0;}
#center {margin: 0 0 0 0; width:100%; overflow:visible;}
.content {margin: 0 0 0 0; /* padding: 0 0 0 0; */ }
}
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ちなみに display:none はサイドバー等を表示しないようにするために付けています。必要に応じて修正してください。
2006-03-28 のココログのバージョンアップで、ココログプロでないユーザーも CSS が一部使えるようになっているそうなので、できることならば、サイト管理者が対応するべきでしょう。ユーザーが管理者に訴るべきと言いたいです。
2006-03-27 02:07:13 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 HTML/XML/CSS Firefox | 固定リンク
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なかなか Google がクロールしてくれないので、
Google Sitemapの機能を試してみる。Google Sitemap には Atom 0.3 でも良いから当初はそうしていたのだが、2 週間ほどたっても音沙汰なしだったので Google Sitemap 専用の XML フォーマットを使うことにした。
すでに下記参考のようにいくつかのサイトで Movable Type や Type Pad のテンプレートを使って Sitemap を作る試みがなされている。しかし、それらのテンプレートはあくまで一つのブログを対象にしたものでしかない。このサイトは複数のブログを管理しており、一つ一つブログのサイトマップを登録することもできるのだが、
Google Sitemap Index という形式を使えばよりスマートに Sitemap を作ることができそうだとわかった。
2006-03-02 03:12:23 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 | 固定リンク
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プラグインを使わなくても
SSI とインデックステンプレートを組み合わせて使えば、「記事と同じカテゴリ内の最近の記事」を表示することができる。
当初、
Movable Type では Movable Type のタグの中で Movable Type のタグをネストして使うことはできないため、このようなことは不可能だと思っていた。
しかし、Apache 1.2 以降の SSI には if 文があり、その中で正規表現(というか部分文字列のサーチ = strstr)が使えることを知り、ココログプロで使える「新しいインデックステンプレート」と組み合わせれば、可能なはずだと思い致った。
問題は、このサイトではカテゴリ名に '/' を使っており、ラベルでカテゴリを指定すると正規表現の '/.../' とぶつかってしまうため、MTCategoryID を使いたいところだが、MTCategoryID は Category Archive 内などでそのまま使えない。今のところ Indivisual Archive に表示するだけなのであまり関係ないが、Archive 内などでサイドバーとして読み込もうとすると不具合が出るようにはしたくない。
2006-02-22 17:46:31 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 | 固定リンク
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ココログでは XML-RPC を使って同じ名前のファイルをアップロードすると付番されてしまう。Atom や XML-RPC API でスクリプトなどを使って管理する者にとって非常にやっかいな問題である。なぜなら、これらの API にはメディアファイルをアップロードする機能はあっても削除する機能はないからである。 (記事は削除できる。)
ただ、Perl の LWP モジュールなど https が使えるのならば、ココログのユーザー向けスクリプトに直接コマンドを送ってしまうことができる。このとき POST じゃなくても良く GET で良い。例えば column/test/test.css-1 というファイルを消そうと思ったら、コマンドライン上からなら次のようにすれば良いようだ。
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lwp-request -m GET "https://app.cocolog-nifty.com/t/app/control/files?__mode=delete&type=file&path=column/test&id=column/test/test.css-1&username=XXX&password=XXX"
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ユーザーは普段は __mode=delete_confirm を使っているが、__mode=delete を使うと確認なしに削除してくれるので都合が良い。もちろん XXX のところは自分のアカウント名とパスワードでなければならない。
更新: |
05/03/30,06/02/16,06/02/21 |
初公開: |
2006年02月16日 04:22:36 |
2006-02-21 04:14:13 (JST) in ウェブログ・ココログ関連 HTML/XML/CSS | 固定リンク
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