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aboutme:105942

[アイデア] 貸出アフィリエイト。ブクマ↓の補足。貸した音楽を聴いた人が気にいって購入したとき、その利益の一部を貸主にキックバックする仕組み。有料の貸出まで「公正」とはしないが、正規販売者または大量販売者がリスクを負って行うアフィリエイトで利益を得ることは「公正」と認めるべき。

JRF 2009年7月23日 (木)

はてなブックマーク - 「携帯電話に違法音楽ファイル識別機能を実装」,総務省の研究会より - ニュース解説:ITpro
http://b.hatena.ne.jp/entry/itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20090713/333670/
>「貸出可能」性へも配慮が必要。遠くにいる孫がCDのリップ方法がわからない祖父母の携帯に音楽(のURL)をメールで送れるようなことを先に実現すべき。貸す期限を設け、期限がきたら購入を選択できるようにしてもよい。<

JRF 2009年07月23日 6904

デジタル著作物の「歴史」は DRM に汚されている。今後も著作権者による横暴な条件が課せられる可能性がある。サーバーが求める条件に対し、ユーザーの自力救済的抵抗が可能でなければならない。

ユーザーは、公正な範囲で十二分に注意していれば、著作権者の枠組に沿わなくても「貸出」ができるべきである。

JRF 2009年07月23日 9987

もちろん、ユーザーは、貸出の管理を十分に行わねばならず、著作権者の DRM を使ったならば免れえた借用者の流出の責任を負わねばならない場合も出てくるだろう。

それでも、その場合に、抵抗のためサーバーに「登記」しなかったことが、ユーザーに所有権上の不利をもたらしてはならない。

JRF 2009年07月23日 7301

むしろ、そういった公正なユーザーをサーバーの利用に導くインセンティブを著作権者が設けるべきである。そのインセンティブの一つとして「貸出アフィリエイト」を位置づけることができよう。

ユーザーは「抵抗運動中」であっても、貸出の際に宣伝のための「空欄」を設けておき、著作権者による新条件(およびアフィリエイト権)を対価として、その「空襴補充権」を売る…ことも「公正」としたい。

JRF 2009年07月23日 6837

(ちなみに、貸出を管理するためには DRM のようなものは必要です。私は DRM を完全に排除するというのも間違っていて、こういう用途には使えるようにすべきだと思っています。ただ「単純」な運動の積み重ねで、DRM をこの用途に限定していくのはかなり難しいだろうことは認めます。)

JRF 2009年07月24日 6606

typo 「空襴」→「空欄」。

JRF2014/7/257855

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