« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

aboutme:114760

ヴァント指揮『ブルックナー:交響曲第9番』。久々に第9番を聴くと、黙示録か予言書のように想えた。でも、諦めてはいけないのだな。彼はそこで生きる…のか?遅延要素を前振れとして提示しておく…。でも、それは旋律的にではなく同時的残響の理論の中ですでに「解決」があったのではないか…。

JRF 2009年12月 5日 (土)

ヴァント指揮『ブルックナー:交響曲第9番』
http://www.amazon.co.jp/dp/B0002VYE0E
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1805089

JRF 2009年12月05日 5171

別の CD で聴いた彼の「最後」の曲『Helgoland』。その発音は日本人には『Herr Gott Land』とも『Hell God Land』とも聴こえるよ。

JRF 2009年12月05日 6110

ギリシア語の ξ, φ, ψ を ks, ph, ps と書くけど、ギリシア文字にない音で他の言語にある音で考えると、それぞれ、sch, f, ts ではないか?さらにヘブライ語で th とか sh を区別しなかったらしいことを考えるとθも実は sh で、そうすると、ξは tcu (チュ)あたりになるのではないか。

もしかするといささかの誤解があったのかもしれないが、それでもそれを ks や pf や ps という短い破裂音を持ってくることが定着したというのは、他の言語者から見て、s や f が「遅れている」ような印象があったからではないか。

JRF 2009年12月05日 2825

発音して違いを確かめる…。歯が抜けていたんだろうか、歯を見せまいとする何か抑圧があるのか、そう見えたか…。原人などの口の突き出した顔を思い出す…。

でも、そんな説はまったくなさそう。参↓。
《参考記事: ギリシャ語の文字と発音: ta meta ta phonetika》
http://toxa.cocolog-nifty.com/phonetika/2004/09/post_f1a5.html

JRF 2009年12月05日 4849

心理学に、間違って後でいうべきことを先に言ってしまうという「症状」の説明があったような気がするが…。

JRF 2009年12月05日 6574

↓を聴く。
《クラシック・ロイヤルシート ジョン・ギロック メシアン・オルガン作品発表会:NHK 番組表》
http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=300&date=2009-12-06&ch=12&eid=31592

最後、『メシアン:キリストの昇天』の終り、残響の中に音楽が鳴っていた…。

JRF 2009年12月08日 7807

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

トラックバック


トラックバックのポリシー

他サイトなどからこの記事に自薦された関連記事(トラックバック)の一覧です。

» cocolog:87033666 from JRF のひとこと

ヴァント指揮ベルリン・フィル『ブルックナー:交響曲 第4番 ロマンティック』を聴く。有機的なつながりがよくわかり、それでいて「天上の響き」のようなものもちゃんとあって、バランスが取れている…というと語弊があるが、しっかりとした構築がある。... 続きを読む

受信: 2017-04-02 04:03:07 (JST)