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aboutme:119105

時効まで逃げ切れることを見越して罪を犯すものはいない。何がしかの恐れから罪を犯すことが多いとすべきで、殺人の時効を伸ばして恐れを増せば、補助線的には例えば、スパイを増やすことによって闇で人死にを増やすことになる。

JRF 2010年2月 9日 (火)

もっと、妄想的に言えば、ずっと逃げなければならないなら、とにかく皆殺しまで殺し続けることを試してみるという「アシュラ」を生むことになる。(もちろん、そんなところまで行かないだろうが、そういうストレスを与え続けることになる。)

…人死にが足りないのか?

JRF 2010年02月09日 0781

時効に関しては何度も言及している。2009年04月17日に↓でこれに似た意見も述べている。
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/98917

keyword: 時効
keyword: 死刑

反対の声をあいかわらずほとんど私は見ない。反対が、私の想いほど強くあるように見えない。

ならば、一つには、私は他の行動(言動)の仕方を考えねばならないのだろう。また一つには、この構想に関してもっと理解するよう努力すべきなのだろう。前者は肚[はら]に覚えておくとして、後者について。

JRF 2010年02月09日 7611

まず、被害者の権利については、裁判に参加させるという方向でなく、補償が嘱託殺人を招かないように注意しながら、補償を誰かが引き受けられる社会にする責任の明確化ということが必要なのだろう。

JRF 2010年02月09日 7669

次に、近年、被害者の権利を強調したことで、被害者の申請等により実質的に時効を停止するような実情が生じている可能性があり、それがゆえに時効を増やしても問題ないという議論が通りやすくなっているという邪推が私にはある。

それは時効を被害者から金銭で買えることにほぼ相当するが、時効の「最低限」を決めるのだから、犯罪を助長しないということは必ずしもあたらない。これは、上の補助線を使えば、犯罪者になるよう嵌めたあと金を出せる「企業」が、「産業スパイ」を多く飼えるようになることに相当しよう。産業スパイを許容すればできる犯罪が助長される。

JRF 2010年02月09日 6029

雇ってもらいた人が「それだ!」と思うかもしれないが、「産業スパイ」の構想は、経済もつかって人の命も奪おうというところにつながりやすく、よりタチが悪くなる。それは子供の住むところをまさに地獄にしかねない。

私はやっぱり時効延長に反対だし、それが容認されやすくなってる社会になってるのなら、憤る。

JRF 2010年02月09日 5998

あと、影響が大きいのに経済犯の罪が軽すぎる、時効が早すぎる、というのはあるかな。そこで議論に混乱が起きる。

結果責任部分の刑の分離や特別加算税のような債権発生する罰を作る…とか、そういう想像もするけど…。

keyword: 経済犯

JRF 2010年02月09日 7200

修正 「肚[はら]に覚えておく」→「心に留めておく」。

前者も「肚[はら]に覚[さと」る」という表現がないわけではないようですが、あまり使わないようなので修正。

JRF 2010年02月10日 3379

「産業スパイ」の構想に「それだ!」とするのがいけないのは、それが「終身雇用」ではなく「奴隷」を意味するため。

「奴隷」は究極のところ債務の回収に国家が加担するところにできると言える。

もちろん、債権回収をヤクザの専売としないために、ある種の国家の「加担」は必要であっても、加担が債権者には不利となる手続きにすることで、一時的「奴隷」化を債権者が望まないシステムになると想う。(私の↓の二重取得排除の案はそうなってる?)

《JRFのひとこと:人のつながりが逆にモラルを貶めるよう誘うことがある。…》
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/103137

JRF 2010年02月13日 7498

「奴隷」化の構図…。

誰かが罪を犯す。→「ボス」が被害者に金を渡すことで「スパイ」にし、その渡した金を「スパイ」の債務とする。→国家が、過去罪を犯しているので「スパイ」を逃がさず、逃げてきた「スパイ」を協力して捕まえる。→「ボス」が「スパイ」にさらに罪を犯させ、そこから渡す金の一部または全部が「ボス」の収入になる。→「スパイ」のうち生き残ったものが「ボス」のやり方に近づく。→末端の「スパイ」が手下を作るため、誰かをはめて罪を犯させる。→(ループ)

JRF 2010年02月13日 3783

時効を延ばすことは、罪を犯させる間隔を長くできるという点では、個人の再犯を防ぐ効果があるかもしれないが、資本となる金をより多く自前で調達する必要ができるため、末端の罪が広がるのではないか。

もしかすると、「予算圧縮に対応するにはこうすればいい」というカタリがあるのか?明らかに上は正規の予算のルートだけから成り立っていない。上の方向を進めれば、むしろ監視者として、正規の予算で雇うべき数が増える、すなわち、予算を上げざるを得なくなる。まさか、それを誰かがごまかしている?

JRF 2010年02月13日 7485

普通に考えれば、犯罪が減っているのだから、より厳しい方向に持っていく必要はない。それをそういう方向を出して納得されてるのは、予算の関係?

いや、そんな簡単に官僚がだまされるわけがない。これもトンデモな陰謀論の類だろう。

JRF 2010年02月13日 6336

ところで、どうやって「奴隷」化に対抗してきたのだろう?現代では、上の横暴に対するのは、単純には「労働組合」ということになるが、性質上、労組を作れるようなことでもない。歴史的には近代以前からある態様のはずだから、下剋上とか革命あたりのリクツになるのだろうか?

でも、それを民主制下にコントロールして現代ができている…。そういえば、ジャコバン派の中心は「公安」委員会だったな…。

《ジャコバン派 - Wikipedia》
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%83%90%E3%83%B3%E6%B4%BE

JRF 2010年02月13日 1063

ここからもう一度帝政・王政に戻り、また共和制になる。その間にコントロールの理論の確立がありそうだが…。

ジャコバン派から共産党という流れがあるが、歴史の中の「共産党」は↓で書いたような「イノベーション」をわざと見ない側面があると私は感じている。

《JRFのひとこと:…「政治任用です。」と言い切ったらおもしろかったのに。…》
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/111601

JRF 2010年02月13日 0417

横山光輝に関心を持ち、スパイ物(↓)も読んでみたのだが、スパイ活動の中でイノベーション合戦というのがある。しかし、本当にそのイノベーションがどこまでできているかという点は本質的に明らかでなく、報告されたイノベーションは過去に自分達も造っていたとできなければ、組識間のバランスがとれず体制が維持されえないように読める。

横山 光輝『コマンドJ (1)』 文庫版全3巻
http://www.amazon.co.jp/dp/4063609529
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102226737

JRF 2010年02月13日 5180

例えば、催眠して自白させる機械というものが出てくるが、これがあるということだと、スパイは自白させられても言い訳がたつので、それができてなくてもできたとなり、それに対応するための訓練などが可能になると、訓練をしているがゆえに機械の効果がなくなるとできる。すると、効果が中途半端なものならば、確かに造ることができる。…といっった具合で、その機械が本当はいつから存在していたか判然としない。イノベーションというのも集団で造るものだということになるのかもしれない。

JRF 2010年02月13日 4073

(なお、『コマンドJ』には E-Mud (↓)に似た発信機付きの靴が出てくる。)
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/90667
(ところで今日開幕したバンクーバー冬期五輪の映像に「ライトセイバー信号棒」(↓)みたいな七色(?)に光る棒が出てた。それを振って聖火を応援していた。)
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/109912

JRF 2010年02月13日 1608

上で、スパイ…まぁ、すなわち、「公安」にはそもそも労組が作れないというのがあった。でも、「公安」の周りに労組はありえて、労組を通じて公安が自らの「上部組識」に圧力をかけるというリクツはありうる。

それを民主制下でコントロールするというのは、生[は]え抜き(「ノンキャリ」とか)を、トップに据えられるぐらいクリーンに保つ道を用意することにでもなるのか?トップをクリーンさで飾ることで、下を抑制する…と。その「クリーンさ」には「労組」と関係しないことも含まれる…と。

…そんな単純な話でもないか。

JRF 2010年02月13日 0269

そもそも、革命的イデオロギーの「悪を除けば善になる」という保証はどこにもなく、「悪」を倒したおかげでよりヒドい悪がトップに来るチャンスを与えることもある。…というか、組識の頭目というのは何らかの人心を集めてなるわけで、それを倒して次に臨時的に権力を握るのはよりヒドい部分があるのは、むしろ当然である。

JRF 2010年02月13日 8895

「部分的に明らかな悪を除き善にすげ替えるのは善いこと」…というのも注意が必要。例えば、移殖医療(輸血含む。移殖は↓でチラと言及)で人が助かるのが善であるとしても、それによって移殖用の臓器を得るために人死にを望むような心象が生まれる。その倫理的な傷を糊塗[こと]するための方策を考えないといけない。
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/117067

JRF 2010年02月13日 4757

スパイ的「組合活動」に関するひとこと↓
《JRFのひとこと:…就労支援っていうけど…》
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/106308

2008年07月09日から14日の「派遣労働」と「移殖」に関するひとこと。
>「結婚ができる軟禁」(…)それは一種のパラダイスではないか?<
>「明日生きることに希望をつなぐだけ」ってのは「死刑囚」に残された希望と同じように私なんかは想う。年金とか将来の結婚とかに想い及ばない労働者像を許すのは、どんな世界観が背景にあるのだろう。<

JRF 2010年02月13日 4339

>死病から生還する者が増えて、「なぜ私が…」と悩む者が増えているのが一因とか……ないか。 いや、つまりそういう者が「今の(ようになった)自分」を肯定できるモデルを求めているとか。<
>肯定的に捉えてみようとすると、死病でも正常に保つためのメンタリティを、後続世代に移殖しようとしているとは、いえないか。<
>本当の病、社会の病は、自分の死を軽くみすぎていることにあるのではないか…。いや、それはない、それはないよ。死に真剣にならぬ人はいない。ただ、これは私は自戒として心に留めておこう。<

JRF 2010年02月13日 3536

関連薄だが、2008年09月01日の創世記9:25のノアの「呪い」に関するひとこと↓。
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/76948
>老いを知っていくのは人。緩慢に死に近づけば「奴隷」のように仕える人を欲っしてしまうのかもしれない。<

JRF 2010年02月13日 0411

typo [覚[さと」る]→[覚[さと]る]。

JRF 2012年8月22日 2193

typo 「組識」→「組織」。

JRF2014/7/256132

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