aboutme:119635
つぶやき型のサービスを>階層構造にワームホールを開ける存在<とする記事に関するブクマの補足。
JRF 2010年2月18日 (木)
「中抜き」論は、IT革命についてよく言われた。例えば、農薬やトラクターの発明で、必要な人手が大きく減ったとき、人手を統率していた「中間層」がそのノウハウと共に不要になる。新しい技術は若者にまかせたほうが飲み込みが早く、若者を上の地位につけたほうがやる気がでるので、新しい技術にむしろ文句をいう「中間層」を排除したほうがいい。…という論である。
JRF 2010年02月18日 9299
↓では上のブクマとはやや違い、中抜きが有効とした場合のことを書いた。
《名目賃金と実質賃金 - 失われた10年は残業に課税すべきだった [ JRF の私見:税・経済・法 ]》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2006/03/post_4.html
JRF 2010年02月18日 8132
>農場へのトラクターと農薬の導入などでも見られた「中抜き」現象へのケアも必要かもしれませんが、同年齢層で日本型ワークシェアリングするのではなく、例えば、資産課税を強化した上で法を複雑化して脱け道をつくり、プライベートバンクのようなサービスから利益を上げやすくするなど、税や社会保険の制度を使って「中抜き」された層とその上の層で収入を分けあうようにする方法なども考えられます。<
JRF 2010年02月18日 7307
ブクマで「益をなさなかった」と書いたが、私自身もそうだが「自己責任」の感が強く、うまく「管理職」になれたものも中にはいるのだと思う。中間層が必要となるような対抗策を「益をなさなかった」というポジションで自分は考えていきますよ…ぐらいの意味。
「裏を通じて」というのは、「融通」じたいはオープンソースで表でやってるように見えるけど、どういうところをオープンにしているかは、裏で決めているといったイメージ。その交渉には中間層の厚みがいるとする。
JRF 2010年02月18日 6461
そして、お互いのコードを守らず、融通していることをバラしたら、「偽装友好国」ならぬ「偽装友好組識」とみなして、スキャンダル爆弾を炸裂させてハメツに追い込むとか。うーん、なんという「美人局[つつもたせ]」。
逆に融通しないようだと炸裂させるのは…いや、まぁ、今だとトヨタ問題あたりが日本からだとそう見えるけど…。でも、あれは「組識外」の充実があるのであって組識内の中間層がどうこうという話ではない。いや、中間層のワイフに独立した消費ができるだけの金が渡ってるという話ではあるのかな。
JRF 2010年02月18日 4732
ワームホール=ワープという文脈を大切にすると、最近のアニメだと『マクロスF』か。「歌は宇宙を救う」…アニソンカラオケを通じて情報交換とか。古いか。動画投稿サイトの「歌ってみた」を見ると実は…とか?そういうところをちゃんと社内で見れない(見る要員のいない)会社は脱落しますよ~…とか。
まぁ、世界的には『Avatar』なんでしょうが。
一方、スラドでは↓。
《ワープの危険性に科学者が警鐘 ! 乗員死亡の恐れ - スラッシュドット・ジャパン》
http://slashdot.jp/science/article.pl?sid=10/02/18/0246206
JRF 2010年02月19日 4359
「スキャンダル」、すなわち、ある種の「人道危機」に頼るという発想はまずただすべきだろうな…。それよりはシステムの脆弱性をつく攻撃のほうがマシ…それよりは…といった具合に。
JRF 2010年02月20日 1796
typo 「組識」→「組織」。
JRF2014/7/252458
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政治家がインタビューで「中抜き機関」という言葉を口にしているのを聴いた。そうかぁ。「中抜き」をそう使うかぁ。こういうのって、「ハゲタカ」も「ピンハネ屋」も政治力があるところはどっちも残ることになるんだが。「政治」してるなぁ。... 続きを読む
受信: 2012-01-05 19:16:32 (JST)
《はてなブックマーク - リアルの加速化からバーチャルのリアル化へ - アンカテ》
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/essa/20100217/p1
>[オープンソース][ネット哲学][社会学] ワームホール組識=中抜き論?それは失われたX年で組識を北風で固くして若者にも結果益をなさかった…。対抗策は…社長が見る未完成品はハリボテを含むものなので、裏を通じてそこを融通しあうネットでも造ります?<
JRF 2010年02月18日 2330