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フルトヴェングラー指揮『シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」、ハイドン:交響曲第88番「V字」』。熱狂があり忘却があり再び熱狂がある。その間にもずっと軍隊はあり、思い返せば戦争があった。以前の熱狂においても自分の今回と同じ違和感でいたものがあった…そういうことになるのか。

JRF 2010年5月15日 (土)

シューベルトのはそれを下から、ハイドンのはそれを上から見ているといった印象を受けた。

シューベルトのを聴く…。社会が踊るとき町娘も踊っている。草原で、夜の街の片隅で、ひとりうずくまる。夕日が川の向こうの海に沈んでいく。そして自分は軍隊を送る。彼らを明るく熱狂に加担して送り出す。それが忘れられたような一瞬があって、その後の社会の仕組みを見た自分が、それでも新たな熱狂に加担していく。その…なんだろう…自己の「虚しさ」を見たような気がした。

JRF 2010年05月15日 9813

フルトヴェングラー指揮『シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」、ハイドン:交響曲第88番「V字」』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FIFA 国内盤
http://www.hmv.co.jp/product/detail/486110 海外盤

私が聴いたのは海外盤。

(最近は「ザ・グレイト」は第8番とされることが多いです。)

JRF 2010年05月15日 4974

もう一枚、80年代終りか90年代はじめに CD に関する著作権の扱いが曖昧だったころの「海賊盤」のフルトヴェングラー&BPOの「ザ・グレイト」を持っています。

↓ によると、1953年9月15日版でしょうか。(↑は1951年11月版。)今の私のオーディオだと、こもった感じに鳴って90年代に聴いた印象とだいぶ違います。拍手がとってつけたように感じるのは変わりませんが。(^^;私には53年版はより白日夢的で、↑はよりこぶしが効いている印象です。

《フルトヴェングラー シューベルト ザグレイト》
http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5362/shu.html

JRF 2010年05月15日 5797

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