« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

aboutme:126548

これも「陰謀論」の一つだろうが…。「温度」の定義はいろいろ可能性があったが、二酸化炭素の排出がひとつの「温度」の指標となりえ、それと平均気温との間に「裁定機会」を生じうる。そこに利を求めれば、「環境破壊」は止まるだろう…というモデルがあったのだろうか。

JRF 2010年6月16日 (水)

(1) まず、人による環境破壊というのは確実にある。人がいなくなれば自然は回復するというのも真理だろうが、人間のために回復されるわけではないので、「元」に戻るのは人類が絶滅したあとでもよい。

(2) 次に、現代の経済は、埋蔵エネルギーの利用により成り立っており、それが人間が生活するための環境を脅かすことがある。また、埋蔵エネルギーの利用は二酸化炭素を排出することが多い。二酸化炭素は空気で、排出すれば周辺へ必ず漏れ出し「ゴマカシ」が効きにくい。よって、二酸化炭素の排出量は、現代の経済の良い指標となる。

JRF 2010年06月16日 3789

(3) そして、「温度」という量の正体は統計量であり、逆に、人の動きなどの統計量を「温度」として表したいという学術的関心があった。それにもっとも近いのは GDP などの経済指標である。ある意味、経済が活発になることと「温度」が高くなることを等価と定義できる。

JRF 2010年06月16日 7834

よって、(2) と (3) から、二酸化炭素の排出増はすなわち「温暖化」といえる。ただし、「温度」としては他の経済指標や平均気温が存在するため、一種の「裁定機会」が生じる。「裁定機会」から利益を得る者が勝つ見込みが高くなるのは、外乱が少ない場合である。外乱の多くは、環境破壊の結果とできるだろうから、彼らは(1)の確実にある環境破壊を少なくしようとするだろう…。

JRF 2010年06月16日 1027

でも、自然が猛威をふるうのは、「環境破壊」そのものではない。むしろ、「環境破壊」が自然に猛威をふるわせるのを止めているという側面がある。地球上で平均気温があがるということは、活動が活発になるわけで、環境の変化が大きくなる。他に安定した「温度」の指標があるなら、その変化は大きいほうが、むしろ「裁定機会」は増える。

JRF 2010年06月16日 8858

ただ、別の道もあって、確かに埋蔵エネルギーを使わない経済にできるなら、二酸化炭素の排出は少なくなるはずで、その新しい経済の指標を「温度」として裁定するなら、環境から測定される「温度」の指標を変えていけばいい。それが人を食べさせるための「天候」の意味を変えるかもしれない。

JRF 2010年06月16日 3622

……。

ひょっとして、気温よりも海の「温度」とかの話にできて、ロボットブイの話↓につなげれたりするのか?

http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/106308

それが可なら、空気清浄機の「樹状配置」の話も関連させられる?

http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/124531

JRF 2010年06月16日 9069

「裁定」の関連ということで参↓。

《リスク共有型投資 --- 資産的効用のサヤ取り [ JRF の私見:税・経済・法 ]》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2006/01/post_2.html

JRF 2010年06月17日 8422

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

トラックバック


トラックバックのポリシー

他サイトなどからこの記事に自薦された関連記事(トラックバック)の一覧です。

» cocolog:68965974 from JRF のひとこと

日常的な感覚では、「温暖化」をもたらすのは、二酸化炭素って感じはなくて、「水蒸気」なんだよね。いろいろ反応しまくるのも(水)蒸気という印象が強い。 続きを読む

受信: 2011-07-08 10:30:49 (JST)

» cocolog:70166552 from JRF のひとこと

ウランと石油、どちらも「子孫からの借り入れ」ではあり、一概にどちらがよりヒドいとはいえない。 続きを読む

受信: 2012-01-04 16:07:39 (JST)

» aboutme:125348 from JRF のひとこと

我思うゆえにありうるのは我々までであって、我が自立して存在するとまではいえない。しかし、常に我々と思えないほど人は絶望的に孤独であり、そこに多くとも「我」しかない。孤独ということは、私を我々と思うのを Imaginary に留めねば、生物として危ういということである。... 続きを読む

受信: 2012-01-05 18:49:03 (JST)