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aboutme:129706

現在のゲーム機では、ゲームをダウンロード購入できる。パッケージで発売済のゲームも購入できるが、その際、パッケージを持っているからといって割引が受けられるわけでもないようだ。これはパッケージを借りているだけの者が割引対象とならないようしているのだろう。

JRF 2010年8月25日 (水)

逆にそれを積極的に認める方向に行かないのはマルチ商法に繋る危険があるからかもしれない。

(「ダウンロードマルチ商法」については↓)
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/109989
>借りてでも ROM を持っている人がいたら、その者に優待割引をする。ただし、その ROM を紹介した者(ほぼすなわち貸主である所有者)を入力させ、その紹介数が例えば 5 になればシルバー会員となり、10 になればゴールド会員になれ特典が受けれる、などとして紹介者を優遇する。<

JRF 2010年08月25日 6059

パッケージを買った者がダウンロードする権利(コード)を一つだけ自動的にもらえるという方向もあるだろう。しかし、それは「特定のゲームのダウンロード権(コード)」を販売できるようにするに等しく、市場調査の難しいコードの発行権限をゲームメーカーに実質的に認めるのは、金融取引上の問題があるのかもしれない。(マネーロンダリングに使ったあと、コードを Ban しても当局が把握できない…とか。)

《シリアルナンバーや ID、ポイントの譲渡を可能とする場合の考察》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2006/09/post_1.html

JRF 2010年08月25日 0687

ただ、ユーザーから見たときそれらを全部ありにすれば、ダウンロードがそれほど不利にならず、パッケージを買うことに合理性が出る。パッケージが残ることで、サーバー型の支配が強まることへの抵抗力が出るし、常時割引の価値があることで中古価格も維持されやすくなるだろう。

JRF 2010年08月25日 8153

パッケージを新発売時に買うことにインセンティブを付けるには、ダウンロードするコードが、一定期間はパッケージを買わないと手に入らないようにすれば十分だろう。「一定期間」をあまりにも長くしようとすると、コードの価値が上がりすぎるものが出てきて、新しくダウンロードさせるコードの価格設定に反発が多くなりうるから、「一定期間」は慣習として決めておいたほうがいいだろう。

JRF 2010年08月25日 7017

で、現実の Xbox 360 とかは何をやろうとしているように見えるかというと、むしろ、パッケージではなく、ダウンロードしたものを持ち歩きできるようにしようとしている。確かに、「勧誘」の成果をカウントするには、所有者タグ情報が必要で、それを持ち歩くのだから、そのメディアにゲームも入れておけるなら、パッケージはそもそもいらないとなる。

JRF 2010年08月25日 4400

でも、名前付きが強制される著作物は、ユーザーの知らないコントロールがなされている可能性を排除できない。貴族と平民が見ているゲームが違うということが断りなしに起こりうる。匿名で手に入るパッケージがないとユーザーが違法性の疑いなく匿名でゲームを確かめられない。(確かめることがより難しくなる。)

JRF 2010年08月25日 4497

どう「パッケージ信仰」を維持するか…?ただ、現状の Xbox 360 の形式だと、上の(私の)方法にくらべゲームを貸し出すと自分ができなくなる上に、本質がデータである以上は物的証拠がほぼなく、物としての性質を利用して罠をはるような自衛手段がとりにくい。そこも Microsoft に頼らねばならない点は、パッケージに対する弱点としうるかもしれない。

JRF 2010年08月25日 9977

……。

もっと一般に「パッケージ信仰」を作る…。それには、パッケージよりもダウンロード販売が一般的となりつつある同人ソフトの側から考えてみよう。

常識的に考えれば、パッケージをネット通販するよりは、ダウンロードで販売するほうがコストが安く、儲けが大きいはずである。同人ソフトに関しては、その経済常識を反映する形で、パッケージは出ないけれど、ダウンロード販売はあるというのが常態化しているようだ。

JRF 2010年08月25日 5436

ユーザーから見たとき、パッケージ販売は、中古販売(転売)のしやすいことが大きな利点となるだろう。現状のダウンロード販売(のほとんど)は、譲渡のシステムを具備していないようで、第三者が資産価値を見出すのは難しい。

もちろん、著者等から見れば、コピーが簡単というソフトウェアの性質上、コピー後に転売できるパッケージよりも、そもそも転売できないダウンロード販売のほうが理にかなっているのかもしれないが…。

JRF 2010年08月25日 1563

だから「パッケージ信仰」のためには、むしろ発想を逆転して、ダウンロード販売されたものを「売れる」ようにする、資産価値が認められる条件を具備するために、ユーザーの側が管理をしっかり行い、その違法性を消していくという戦略をとるべきではないか。それにより、パッケージで(も)売ったほうがマシだったという状況を作り出す。

JRF 2010年08月25日 4851

ただし、P2P的なバイヤーの信用というのは、語弊を恐れずに言えば、法律的に正しいことだけをやっていて確立するというものではない。同人的な商業環境では、転売することを目的とする者には罠がかけられる…別の言い方をすると、物を見て商品が取引されているように見せながら、実際には人を見て取引がなされるのである。

JRF 2010年08月25日 3051

バイヤーの信用には、転売ではなく物の価値を認めて判断をしていた、または、価値を認めそれを実際の価値に結びつけようとしていたという「意思の証拠」が求められる。

JRF 2010年08月25日 7635

本当に好きで買ってるならば、(リスペクトによる抑制があっても)「いかなる方法を用いても」手に入れようとしたものがあるはずで、それが、経済的(金銭的・時間的)事情が許す範囲で何者からか購入した「正規性」のあるものとバランスされていることが「意思の証拠」を形づくる。前者がなければ好意がなく、後者がなければリスペクトまたは社会性がない。(罪価計算?)

keyword: 罪価計算

JRF 2010年08月25日 1994

特定の罪を犯すことがバイヤーになるためのイニシエーション(入団儀式)の性格を持つが、ネットがある現代には別に組織が必要でもなく、公開/非公開のウィッシュリストやコレクション目録を組み合わせるなどすれば、「天然」で信用が確立することもあるだろう。

(↓もここでいう「イニシエーション」の一種か。)
《児童ポルノ:サイト提供の謝礼に画像投稿 愛好者が供述 - 毎日jp(毎日新聞)》
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100820k0000m040128000c.html?link_id=RSH05

JRF 2010年08月25日 1558

一端信用が確立すると、ダウンロード物も譲渡が可能となる。ただし、バイヤーの名によるのではなく、「血統書」はつけてもあくまで商品として扱うよう意思を持たないと、それはそれでバイヤーとしての信用を毀損するだろう。価値のないもの(ゴミや垢)に価値があると見る者を作る方法、例えば有名になって物を使っているところを露出するようなことをしていてはバイヤーとしての信用ではなくなる…としたい。

JRF 2010年08月25日 6177

バイヤーとしての信用が確立してダウンロード物が売れるのをいいことに、パッケージを作らせないよう圧力をかける形になってもいけない。個人情報を渡す買い入れ先を絞るなど、どこかで匿名で手に入ることを選好している意思の証拠が必要であろう。

一方で、匿名を選好しすぎて証拠を残さないのは、後続のバイヤーへの責任を放棄しているとでも見るべきだろう。例えば、個人を特定する必要がないメディアプレイヤーが再生記録を保存しているが、それがネットに繋ったままであることを見逃すという在り方が考えられる。

JRF 2010年08月25日 7658

法的には、同人ダウンロードの「違法物」には、(経済の)平等に関する抗弁などが可能とし、その意思を十分に証明できていれば、「慰謝料」的な支払いはしなくて済む。(求められれば商品代金的なものは払わねばならない。パッケージならそれはできない(or しづらい)。)…とすればいいだろう。

(「経済の平等」に関しては↓)
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/127257
>「暴力団」または「反社会勢力」に対するとしてなされる排除が安易になされすぎているように私は感じる。憲法第14条1項の「法の下の平等」は「経済的」にも差別されないことを謳[うた]っている。<

JRF 2010年08月25日 4461

「意思の証拠」を物的にプログラミングする、または、電子蔵録[でんしぞうろく]に式を組む…といったところか。↓ふうにいうと。

《呪術的オブジェクト指向用語訳 [ JRF の私見:雑記 ]》
http://jrf.cocolog-nifty.com/column/2006/03/post_17.html

JRF 2010年08月26日 2353

……。

いくつかフォローを。

まず、転売自体は文化の面からみても悪ではない。より一般に投機は、市場に厚みをもたらすもので、「転売屋」がいなければ事物が伝わらない局面は多々あるだろう。(年金資金などの巨大な資金が、投機の(臨界の)論理で、わずかな実需の理屈を押し流してしまうという点は上の論からは問題あるかもしれない。)

keyword: 投機

《無コピーの占有デジタルコピーの譲渡の自由:記録保全主義》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2007/11/post_3.html

JRF 2010年08月26日 1310

>財産というのは価値がわかるものだけに与えられたものではない。いつか価値がでるんだよという者にも、価値などあるはずがないと嘯く者にも託されているのである。

今、価値を認める者は、それを譲るのにも真剣になる。「消去」はその真剣さゆえになされうる。そうして選ばれた結果は誰かが何らかの形で継承していなければならない。

国に謂われて消すものがいよう。人を信じて消すものがいよう。違う。あなた方が消してはならなかったのだ。どこかで引き継ぐものが必要だからこそ、あなた方のようではない人々も求めるのである。

JRF 2010年08月26日 3092

上で「いかなる方法を用いても」と書いたが、それは例えば、同人ソフト著者は、コピー防止の技術も十分持たず、法的にも弱いのに、著者が望まない中古販売で同人ソフトを買うことなどを指す…とでもしよう。キホン誇れることではないので、その記録は公開の場に残さないのがエチケットだろう。

JRF 2010年08月26日 2990

それと少し関連して「メディアプレイヤーが再生記録」していることについて。これはつまり、侵入・盗聴を暗に認める…というより期待するわけである。それとバランスするのは、自分が侵入者になること…ではなく、むしろ、自分が参加するコミュニティに盗聴する「彼ら」を「連れて」来てしまうリスクだろう。一網打尽になるリスクを犯して「理解者」を得て、「公的な私的記録」を残そうとするのである。おっと、もちろん、この「戦術」は、合法または合法化しうる展望がないと、リスクだけ増やすことになるだろうけど。

JRF 2010年08月26日 9214

……。

今回の論、「地下経済」に留まっているのはスジ悪で、現状を追認し拡張するよう考察というか妄想してみたが、抽象度も低く、未だシステムの提案等に致っていないのは、自覚している。

JRF 2010年08月26日 3116

……。

Xbox 360 がやろうとしているように見えること、「所有者タグ情報が必要で、それを持ち歩くのだから、そのメディアにゲームも入れておけるなら、パッケージはそもそもいらない」というのは、(私のいう「パッケージ信仰」にとって)かなり痛いところを突いている。ここをもう少し考えたい。

JRF 2010年08月27日 1942

試みに、逆に、所有者タグ情報は携帯電話等で普段から持ち歩いているので、パッケージだけ持っていけばいいほうが、メディアにゲームをセーブするより簡単…という状況を考えてみる。

しかし、この場合、パッケージとタグを結びつけるものがなく、結局もう一手間必要だろう。例えば、パッケージがそれぞれ独持のコードを持っていて、それを登録する必要がある…などとするなら、最初から ID にひも付けされたダウンロード物(をセーブしたメディア)でも変わらない。この案は「パッケージ信仰」には役立たない。

JRF 2010年08月27日 1915

もう少し上の論のスジを考慮に入れてみよう。パッケージで得をするのはどちらかというと転売を望んでいる者である。メーカーより、そういう者のほうに割引コストを出させるほうが自然である。

とにかく誰かから借りてパッケージを店頭に持ってくると、店員が割引してソフトをダウンロードしてくれる…。ファミコンのディスクシステムのころなら、そういう話もありえたのかもしれないが、今のスタイルではない。

JRF 2010年08月27日 5402

ゲーム機メーカーよりソフト会社のほうが転売者に近い(ようにする)…のだから、ソフト会社が利益を得て、そこから割引コストが出ればいい…。とすると、最初に否定的なことを書いたが、「特定のゲームのダウンロード権(コード)」(ダウンロード権コードをDLCと呼ぶ)を認めればいいのではないか。

ただし、パッケージを持っている者にのみ、そのゲーム自体の DLC を売ることを認めると規制してはどうだろう?パッケージを「通常の商品として成立する状態」に戻せないのは不公正なので、その場合のみ DLC を回復することを認めるとでもする。

JRF 2010年08月27日 6054

つまり、割引自体は、ダウンロードをセーブしたメディアで受けるでよいが、転売可能な DLC を作るためには、パッケージを誰かから借りる必要がある…。無限に DLC を作れたら借りる意味がなくなるので、上の「無コピーの占有デジタルコピーの譲渡」の規制に順って、パッケージを持っている者でも、同じゲーマーならびに同じゲーム機につき DLC を一年に一回しか購入できない…。その DLC のみの販売は基本的にできないが、パッケージと一諸に売るならいい…。…などとすれば良いのではないか。

JRF 2010年08月27日 6845

……。

すぐ上までは、ゲーム自体のDLCを新たに買うことを予定していたが、HDD上のゲームをDLCに転換し、HDDからゲームを(キホン)削除するようにしてはどうだろう。そして、そうやってできた「中古のDLC」は、パッケージがないとインストールできないようにする。

すると、まず、どこかから手にいれた DLC をインストールするため、パッケージだけ欲しいという需要ができる。さらに、「中古」の DLC は新品のものより安く買い叩かれるだろうが、それを「仕入れ」られるのはパッケージの所有者と繋る者のみとなる。これを認めれば、DLC 付きのパッケージ借し出しの(闇)市場ができるかもしれない。

JRF 2010年08月27日 2917

DLC化後、たまにはあのゲームをやってみたいなぁという人のために、週単位・月単位でリース的利用を可能とするのもありかもしれない。ただし、最初からリース的利用のみにさせるのは、パッケージすら必要なくなるので私の上のポリシーにまさに反することになる。

よって、法的に、たまたまバックアップとして手に入ったゲームを利用するとき、リース的利用のみしかない場合は、そのリース料分だけ払えばいいが、一度所有しなければならないという条件があれば、その入手にかかる費用分を請求できる…とすればよいのではないか。リース的利用のみに(実質)するのはメーカーのその意思表示とみなす。

JRF 2010年08月27日 1091

……。

あと、ゲームをした実蹟を示すゲーマーポイントをうまく活かす方法はないかな…?一年に一回という縛りのほかに、原則、購入後3ヶ月たたないと DLC にできないが、ゲーマーポイントが 50% 以上たまっていれば、その前でも DLC にできる…とか。

ゲームのセーブまたはパッケージを持っているものが渡せる体験版を(たとえば借主のゲーマーポイントに応じた)特別なものにすれば、アフィリエイト的利用に納得がいくのではないか。

JRF 2010年08月27日 0747

……。

ちょっとがんばって、提案みたいなものにつなげようとしたが、規制がなぜ必要かの部分が弱いし、割引について、パッケージの必要性が結局出ていないようにも読める。いろいろ混乱してるしね。

もっと詰めて考察するべきかもしれないが…、このあたりはやってみたほうが早いという世界な気もする。メーカーとかではすでに考慮・実験されて(すでに捨てられて)いるのかもしれない。

この考察を受けて、じゃあ、さしあたり、私は何をするのか?…が本当の問題なのかな…。

JRF 2010年08月27日 2059

……。

もひとつフォロー。

バイヤーではなく売り手の側、すなわち物の性質を変えてでも付加価値をつける側だと、「価値のないもの(ゴミや垢)に価値があると見る者を作る」ことや、侵入・盗聴はしないまでもデータマイニングなどでユーザーが知られていると考えていないことを知って、それを商品に活かしたり商売敵を出し抜いたりすることは、当然やるべき手段となる。現代なら、IT技術を使い、許可のもと侵入・盗聴に相当することを行って、「オーダーメイド~」をするのもコスト的に見合う戦略となるかもしれない。

JRF 2010年08月28日 8690

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