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技術系電子本。Python による仏教社会シミュレーション( https://github.com/JRF-2018/simbd )の哲学的解説です。

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バーンスタイン指揮 『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番 他』。街の雪景色が似合う。バーンスタインの父としての優しさとベートーヴェンの孤独の愉[たの]しさ、そして哀[かな]しみが交錯する。

JRF 2010年11月20日 (土)

第16番の冒頭では、正直、どこのぎこちないカラヤンかと思ったが、ベートーヴェンの明るさを失わない心強い期待が、バーンスタインにこそ続いているのだな。

JRF 2010年11月20日 2766

家族に対して何かをしたいとき、父であり明るい人間であり続けるには、信じて進むしか自らへの動機付けを正しくする方法がありえないことがあり、それは理性的には同朋に期待するということだろう。

第14番の後半、バーンスタインは仕事としての音楽に期待をこめる。バーンスタインの苦悩に、ベートーヴェンの奇跡が降りてくる。過去のバーンスタインも、そして私も含めたものを率いて、叱咤し、力強く進もうとしてくれる。

JRF 2010年11月20日 4501

…でも、私はそこには付いて行けない。私が同じ「地獄」を行くなら手を差し延べる意味もあろうが、最早、私には私の問題をも生きる力がない。たとえ彼らが「地獄」から私の心を力強くノックしようとも。私には専門性も財産も彼らに与えて役に立ちそうなものは蓄積できなかった。


…って、いや、まぁ、今すぐどうこうっていう話じゃなく、暗い世相が語られる雰囲気の中、ニートですから、そういう未来しか見えないということで。

JRF 2010年11月20日 0260

バーンスタイン指揮 ウィーン・フィル 『ベートーヴェン : 弦楽四重奏曲 第16・14番 (弦楽合奏版)』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005FJ9U

今 CD は国内絶版かな?輸入盤は↓だが入手困難とか書いてる…。
http://www.amazon.co.jp/dp/B000001GGN
http://www.hmv.co.jp/product/detail/82407

録音の年を見ると、DVD では以下の二点がそうだと思う。

JRF 2010年11月20日 6865

バーンスタイン&ウィーン・フィル『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第16番(弦楽合奏版)、ヴェーバー:「オイリアンテ」序曲』
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3939369

バーンスタイン&ウィーン・フィル『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第14番(弦楽合奏版)、序曲集』
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3939369

JRF 2010年11月20日 3158

ちなみに、他の普通の弦楽四重奏の演奏では、私はベートーヴェン後期の第12番以降のはどれも好きだが、第14番だけよくわからないという印象もあったのが、この(HMVのDVD評にいわく「重い」)バーンスタインの演奏で、はじめて強い感銘を受けた。

JRF 2010年11月20日 3462

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