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aboutme:134755

個人が「プログラムの権利」たとえば特殊な検索方法の権利を持つのに意味を持たせようとすれば、単純には、まず検索対象となるデータを囲って、そこでプログラムを実行するのを特権化すれば良い。「クラウド」とは要するにこの方向ではないか?

JRF 2010年12月16日 (木)

もう少し広げるなら、今なら、アンチウィルスソフトやオンラインストレージのクライアントを通じて、何らかの調査を行うプログラムを送信するのが特権になるだろうか。

「プログラムの権利」は↓のひとことから。
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/134196
>「プログラムの権利」を持つ個人の自動化に基づく兼業は許すが、同一賃金同一労働の観点から問題があり、ユーザーの意図しない漏洩につながる「出向」は禁止していく方向で考える。<

JRF 2010年12月16日 1929

keyword: クラウド

http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/120313
>遺伝子情報については(…)認証済プログラムを P2P でやりとりする(…)。そこは「流出」があってはならない。もちろん、「捜査機関」からも護らねばならない。
(…)
しかし、ジョン・ドウ起訴に時効延長を認める心象を考えると、ある種のハッキングの「努力」だけは可能となっている必要があるかもしれない。
(…)
認証済プログラムはローカルに動いたあと数値を(…)エージェントプログラムとして「クラウド」に返し、そこで(…)ハッキング戦を可能にする。…といった具合か。

JRF 2010年12月16日 2934

それで、「出向」がダメなのは、強すぎる特権により情報を得る不公正取引とみなされるためで、「兼業」なら良いのは、「プログラムの権利」はデータの権利でないため容易に持ち出せるものでなく、データ持ち出しに関するそれぞれの業の規則に別途従いながら、例えば特権の行使において兼業する自分に公正な対価を要求しうるとみなせるから…かな?

JRF 2010年12月17日 5740

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