aboutme:136530
「日本で 47 番目に有名な県」より「日本で 46 番目に有名な県」のほうが毒があっておもしろい。快傑ズバットじゃないが「~で二番目」や、テレビCMの調査「90%の人が選んだ」というときの残り 10% が気になる類い。「余り」の罠。
JRF 2011年2月 9日 (水)
「90%の人が選んだ」…ってのは、社会に対する作用素が n 個あって、それらはある程度しか排他的でないが、n 個ですべての場合を被覆できる。個は普通は複数の作用素の効果を何度か重複して受けるが、どれか一つでも(一つ前の)他者の影響として作用素の効果があった者を除くという操作を繰り返していくと、最初からその作用素そのものであった「オリジナリティ」ある者が「余る」。つまり、誰かによって選んだ者・選ばざるを得なかった者は 90% まで高めることができるが、手品のタネを仕込んだ者・噂の発信源と同等の者は有意な意見の書き方をするため、どうやっても統計から除去できない。…とか?
JRF 2011年02月10日 7681
ソート、並び方に関する「余り」はどうなるんだろう?ベイズの公式あたりを使うのか?
47 番目よりも 46 番目のほうが決まりにくいはずなのに決まっている。そこから逆にどういう尺度を使ったかが推定できる。…ってのは「毒」にはならんな。どういう母集団に対して統計をとればいいかが分析できていることを示すのか?つまり、47 番目を疑われる誰かが 47 番目でないことを証明しようとしたとき、それへの反証手段を知っているということ?上の「有意な意見」を書ける「余り」を掴んでいるということか?
JRF 2011年02月10日 1801
ところで、余りを得るため割り算は「商」というんだよな。「比べる」の意味から来てるということなんだろうけど、案外、上のようなことを考えて「商[あきな]い」の文字をあてたとかあるんだろうか。
「余」の字は、一人称に使い、『漢字百話』(参↓)によると呪術の針から来ている。案外「オレ」みたいに you と同語源で、二人称が一人称になったみたいなことはないんだろうか?「余」が「あまり」でもあるのは、それが特定をもたらすものだからだろうか?
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/135906
JRF 2011年02月10日 2351
「有意な意見の者を統計から排除できない」というところは、それ以外の者は排除してもしなくても良く、それゆえ、そこを操作することで好きな数字が作れる…というやや陰謀論的な書き方になっている。
でも、この膨らませる部分は、私が持ってた(↓)強制法のイメージに重なる。もしかして、ここもガッチリ理論化すれば、得られるものがあるのか?
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/135594
>なんで不完全性定理のゲーデル数や、ゲーム理論のナッシュも使ったという不動点定理ではなく、集合論の強制法にインスピレーションを得たと書いかというと(…)<
JRF 2011年02月11日 9493
…でも、この数学的意味って何だろう?「余り」を剰余群に対応させたりできるんだろうか?
JRF 2011年02月10日 4192