aboutme:137349
ロボット兵器の問題、兵器を持つ者が「犠牲者」に向き合わないことの問題として、仮想化の面に注目する。ゲームのような…というが、まさに殺してると思っているのにただのゲームに過ぎなかったり、ただのゲームだと思っていると、そこから得られたデータを使って殺していたりという問題が発生しうる。
JRF 2011年3月 5日 (土)
間接侵害につながるとは、つまり、得られたデータを使って人を殺すようにしたプログラマが悪いという話になるが、しかし、そのプログラムを使うように指示した人間は別にいるし、じゃあ、情を知ってなおゲームを続けた人間が殺人になるかというと、そうとはしづらい面がある。「得られたデータを使うように指示する」のが違法アップローダー、「なおゲームを続けた」のが違法ダウンローダーに対応できるか。
違法アップローダーが著作物の宣伝のために…という言い訳は、戦場の兵士の心理的負担を軽減したかった…という言い訳に対応できようか。
JRF 2011年03月05日 2594
間接侵害に関する責任として次の二つを私は挙げたことがある。
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/121838
>「錯誤」の上に行った行為が、他者の権利を侵害しているとき、損害賠償を免責されうるのか?(…)「錯誤」に導いたとされるものが、自分もそこまで重大な結果になるとは思ってなかった「錯誤」していたとできることになる。そこですべての責任を認めて賠償を払うか、自分の知識のなさを認め社会的ステータスを若干失ってさらに慰謝料のようなものを払うか…というようになるのが結果公正なように思う。<
JRF 2011年03月05日 6008
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/122505
>>「消費者十分注意」法理<(…)「緊急避難」をあえてすりぬけるような表現、または「プロ」用のツールを使って、そういう措置を嫌っている場合は、「応分のリスク」を負担させる…というぐらいに留めるべきではないか。それはやっぱり「善管注意義務」より軽い管理の責任を認めていくことではないか?<
JRF 2011年03月05日 3345
一つには、「違法ダウンローダー」に相当する者の責任を限定し、もう一つにはその反面として、プログラマに賠償を支払えるだけの金銭を与え財産を積み立てさせるか、失うことが恐ろしくなる知識階級上の地位を与え、それを奪うことを罰とすることが必要ということになろう。
「知識階級上の地位」については次のような案がある。
JRF 2011年03月05日 7115
《JRFのひとこと:間接侵害の和解と「三位一体」説。 》
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/104131
>高挙される同人著作者「子」の公的表出や「父」の知ると公言する事実を「人的模範」として間接侵害プログラムに関し利用を制限してよいとする。何らかの侵害に対し和解実態の「人的模範」を抗弁として認める。「子」の人的問題が明らかになったとき、「父」は特殊救済を「受け容れ」、人的模範の抗弁の切断を黙示することができる。<
JRF 2011年03月05日 5641
ここでは間接侵害プログラマーとは別に同人作家集団があるとしているが、間接侵害プログラマー集団自体が同人作家集団の形態をとることもありえる。つまり、間接侵害プログラマー自身は助かっても、その背後にいる団体が恩恵を除かれ苦しむような管理のしかたもあるかもしれない。ごく身近で責任を実感する…これは間接侵害等の責任すら逃れられるとしていたような人間には相当つらいことになるだろう。
JRF 2011年03月05日 5454
…つまり、「なおゲームを続けた」消費者には一定の責任はある。もちろん、プログラマにも責任はあるが、同時にその責任のとらせがいのある形に社会がなっていく必要があるのではないか…ということを私は言いたいのだと思う。「指示した人間」を選べればいいという以上のことを求める…それは民主主義の(古くて)新しい形なのかもしれない。
JRF 2011年03月05日 8660
これは著作物の間接侵害につながる問題でもある。
↓では、テレビはリアルタイムで本物そっくりの像を結ぶ…とあるが、今度は、ゲーム機が、まるで悪夢が現実を侵蝕するかのように作用する。
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/136934
JRF 2011年03月05日 4240