cocolog:70523848
経済(農本的問題)に関し「陰謀論」的なこといろいろ。 (JRF 3720)
JRF 2011年11月12日 (土)
……。
自由化をしないと優秀な人・企業が出ていくという説があるが、これまでに日本の地方が経験した現実ってのは、その逆だったんじゃないのかなぁ。いつでも戻ってこれるから、出ていく。規制があるから地方でもうまみがあるということ。で、出ていった先ではほとんど通用せず、故郷に錦を飾れる者は…今の時代聞いたことある?
『カルメン、故郷に帰る』か…。11月1日に朝日新聞・天声人語で紹介されてた。近くのレンタル屋にあったので、さっき借りてきた。あとで観る。
JRF 2011年11月12日 6594
「故郷に錦をかざる」のが、国家公務員になって、公共事業を持ってくるのとイコールみたいになってんじゃないか?
帰ってきたところで地方はガタガタで、そういう人も中央の指示に従うしかない。でも、出ていった以上それしかテはないから、自由化をさらに圧[お]し進めて、トンビに油揚げかっさわれる…。
それって自由なの?
JRF 2011年11月12日 6203
……。
TPP の交渉に早く参加して議論に加わないと不利になるという論議があるが、それは中国やインドにとってはどうなんだ?WTOや温暖化会議は交渉に後から参加する者との調整が難しいというのが、一般紙あたりの「総括」ではなかったのか。ただ、前例を踏襲して、それを繰り返せばいいと?
本当に問われてるのは、そういった中国やインドの立場を、もう一度、後進国視点にたって思いを寄せて、じゃあ、彼らがどういうふうになら交渉できるようになるかを示し、温暖化や WTO の議論に戻して活かすことだ…とかいうちょっとしたナショナリズムふう国際主義なら私にはわかりやすい。
keyword: TPP
JRF 2011年11月12日 0428
……。
陰謀論ってより、トコ屋談議の勢いだけの愚痴みたいになっちゃった。
まぁ、しかし、現実を見れば、私はロクに働いてもいないのに、いい生活(食うに困らない、娯楽も豊富で安い生活)をさせてもらっていて、安全・安心に過ごしている。政府には感謝してもしたりない。だから、現実を見れば信用すべきところで、今回も結果うまくいくんだろうけど、自分の精神の健康のためにも、声を出すこともそれなりに必要だとは思うから、迷惑にならない程度に、「ひとこと」させてもらってます。私は TPP にどちらかと言えば反対の側で発言していましたから、現実の決定を見ればその意味がなかったわけで、迷惑になっていませんし。
JRF 2011年11月12日 7160
……。
補足というか…。
農業素人の私の考え方は、「大規模農業」や「強い農業」というのは目指すところが違う。かといって、農地保全等の「神事」にしてしまうのも問題があると思う。
というのは、農業というの「自主自立」を目指すところに文化的基礎があるように思うから。だから、現金や種の給付を受けるために頭を下げるようなことは本来もっとも厭うところで、周りに何にもなくても土地と自分の健康さえあれば食べていけるという信念から、地域の協力などの他の「農業文化」が派生するとすべきだろう。だから補助も、それを阻む外からの圧力を減らすという建前で構成していくのは間違ってないのかな…とは思う。
JRF 2011年11月15日 0978
ただ、それが、農業保護を目的とした関税であったり農家を対象とする直接的な補助金の形をとるのは本末転倒で、すべての商品に対する「関税」的な消費税から、国民全員へのベーシックインカム的なその還付による現金給付のほうが、まだ、マシだろうと思う。
もう一つは、バイオマスリアクター的な研究施設を作って、自主自立を妨げるような要素の検知に金を出すという形で、子供の教育費が必要な若者の雇用と農家の知恵の交換みたいなところから、世代交代を試る…とかできないか?
まぁ、そういったことは専門家は熟知していて、なお、今のような方法をとってるってことは、そういうのは難しい(または欠点が大きい)んだろうけど。
JRF 2011年11月15日 3764
typo 「農業というの」→「農業というのは」。
もちろん、(主に農民からならない)労働団体が「大きな農業」を標榜するのは至極まっとうだとは思う。
JRF 2011年11月17日 8234
typo 「試る」→「試みる」。
JRF2014/7/252529
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JRF 2011年11月12日 9140