cocolog:71708993
少し前の「ひとこと」([cocolog:71567131])に出てたような罰金の所得「税」化と並んで、重大事件の「結果責任」分の刑が必要だと若い頃から思い続けている。意思なく人を殺してもその者の行為が結果人を死なせたのなら、例えば1年から3年は禁固刑にするといったこと。 (JRF 6791)
JRF 2012年2月22日 (水)
罰金の所得「税」化については、地下鉄サリン事件の賠償や、当時の「経済犯」のその後の社宅などで裕福に暮らす(と見えた)生活が報道されるのを見ながら、昔、次のように書いていた。
>
損害賠償責任の発生時期には無資力であっても、その後急速に資力を回復することがある。そのため、破産によっても、その効果が持続するように、日ごとに新たな債務が発生するような賠償方式があって良いだろう。
ただし、これは刑法犯に対してのみ課されるべきである。つまり、刑法犯について、罰金として得られた債権を、真の債権者に分配する制度を作ることも想定している。
JRF 2012年2月22日 8647
(…)
これを新手の債権回収手法として用いられることがないように、適用できる犯罪を法定しておくべきである。
…働いても働いても楽にならない旧犯罪者が出てくるのではないか?
<
keyword: 結果責任
keyword: 経済犯
JRF 2012年2月22日 0720
関連。
《時効延長絶対反対 [ JRF の私見:税・経済・法 ]》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2010/03/post.html
>人が殺されて死ぬことと、天災で人が死ぬことの違いは、そこに人の意思が介在することである。<
意思のない行為はないというドグマからの離脱ということで、例えば、車を造ったという行為に交通事故の責任を負わせてもいいといった話につながりかねない。でも、製造物責任とかすでにあるんだよね。それをやっていいなら、上みたいな話になんでしてはダメなのかという思いがある。
JRF 2012年2月22日 3493
(製造物責任の話には、クラスアクション(集団訴訟)の制度がいまだにほとんど整ってないという日本の状況もある。最近も、私は適格消費者団体に関し少し考えることがあったが…。まぁ、いずれ、ということで。)
keyword: 集団訴訟
keyword: クラス アクション
JRF 2012年2月23日 4592
……。
修正だと思う。時間がたったので自信はないが、最初の [cocolog:71567131] への参照は、[cocolog:71468845] への参照の間違いだと思う。
keyword: 被害者 補償
JRF2015/4/113381
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これは組織においても国家の首相においても言え、戦争等の国家の行為で人が死ねば、任期後に1年から3年、牢に入るべきだというように考えている。
そしてそれには「死刑執行」も含まれるべきだろう。禁固「刑」にするかどうかは別として、斎[ものいみ]のような期間を必ず経るようにするということ。「近代的ではない」と外からは見られるかもしれないが…。
JRF 2012年2月22日 1002