cocolog:71502190
今の SNS の隆盛をひがみ半分で見ると、「エリート」がやたらと人の情報を集めたがるのは、昔は二重給付を(大)企業から受け社会を維持するのが国策みたいな面があって、「エリート」が市囲の個人情報に飢餓感を感じるようにしていたのが、今に余韻として残っているだけではないか。 (JRF 4140)
JRF 2012年2月 4日 (土)
リアルタイムでの地理情報も長期のタイムラインもやった上での実名主義は、要はそこまでやってだめなんだから、それだけでは意味がないんだ…ということを確認する最終段階みたいなものなんじゃないか?
「情報をどう使うか?」という問いは「使える」ことが前提にある。そういう飢餓感を延長する方策ではなく、そうやって自動性をもって制限したり公開したりする機能を得た現代の情報に、意味をもたせる社会構造って何だ?ってのが問われているのだと思う。
ジャスミン革命ができるってのはあくまで「情報をどう使うか?」への答えで、それがコストをかければできるということと同義になっては、IT 革命としては失敗になる。
JRF 2012年2月4日 4422
医師に代表される「知識人」は、人を救いたいように見せて、公平を求めれば結局、自分を生かす職業であり、武士は、人を殺すために見せて、公平を求めれば結局、自分を殺す職業なのではないか。…とちょっと考えた。
「知識」がどうも生きている証ではないとなる一方で、名どころか動いている映像すらほんの小さなチップに収まり、検索も簡単にできそうとなれば、過去の業績からなる自己には重みがなくなる。
JRF 2012年2月4日 2959
著作権の期間延長で、他の著者のものが読まれなくなるってのも、「自分を生かす」ところから出ていない論理でしかない。コンピュータウィルスで進入して、数年その名や姿が検索できないようにする権利を何年か認めれば、実質的に検索できるようなことはなくなる…ぐらいなければ、IT の「武力」ってのは顕現しないのではないか?
つまり、普通は「エリート」に強制退去させられても情報は(クラウド等に)残るから安心してると、いつのまにかそれが改変されてしまい、「知識人」の介入がなければ、「記憶」を保つことすらない…とする。
JRF 2012年2月4日 7896
ただ、おそらく同様のことはテレビ・ラジオの登場期にも何か考えられているはずで、労働による忙殺・高度成長を許した一因にその実験という意味はなかったか?
それはそこまでうまくいったようには思えない。通常の時代による忘却と変わることはない。それとも忘れたことすら忘れているだけなのか…?
JRF 2012年2月4日 8410
……。
武人に、遺る情報が惜しいと混同されるようにする…。
女子が持つ携帯電話に追記型の高品質大容量 SIM を付けてみてはどうだろう?
keyword: 時間記録デバイス
許可があればそこに記録してもらえる。それが女子の理になるためには…、バーチャル菜園にでも偽装すればいいんだろうか?
JRF 2012年2月4日 0027
typo 「市囲」→「市井」。
JRF2014/7/257364
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受信: 2012-03-29 18:28:15 (JST)
ネット対戦に必要なのは「仮ID」「捨てID」ではないか。掲示板などで一時的に仮IDを交換して対戦し、何度かそれを繰り返したあとや実際会ったあと、本ID を教えて FRIEND 登録するというなりゆき。(発想は、「プライバシープロバイダ」や「日銀カード」に少し似てるかな。)... 続きを読む
受信: 2012-03-29 18:28:40 (JST)
これは、市囲の「知識人」が発表の場に飢えていたところにネットが登場してそこに群らがったのと裏おもての関係にあり、こちら側がホームページ→ブログ→ツイッターと情報を搾る方向を覚えていっている以上、SNS 側も実際には「個人情報」を集めるだけでは価値がないことに気付きはじめているのではないか。
JRF 2012年2月4日 7652