cocolog:71988041
エリシュカ指揮&N響『ドヴォルザーク:交響曲 第6番』の録画を聴く。土俗音楽風の重さをユーモアで明るく響かせる。ドヴォルザークと言えばブラームスの影響が語られるが、むしろワグナー風というよりブルックナー風なところがある。でもメロディーの感覚は「スラブ風」で…「ダンサブル」。 (JRF 0834)
JRF 2012年3月17日 (土)
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↓を大音量で聴いていると曲が進むごとに中音と低音のバランスが良くなっていくようにすら感じた。前は正直良さがよくわからなかったのだが、このコンポの中音を鍛えるとすれば…と思い巡らしたとき、この CD を手に取ることになった。バランスがとれたあと曲の魔術により低音が地面に突き抜けて響いてる感もして、大変すばらしい。
JRF 2012年3月17日 0894
ロストローポーヴィチ&ゼルキン『ブラームス:チェロ・ソナタ集』(録音: 1982年, 発売: グラモフォン(日本) 2007年)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000M5B9HQ
http://www.hmv.co.jp/product/detail/133622 (海外盤)
JRF 2012年3月17日 3673
↓も前はいまいちと思っていたが、コンポの鳴り方から試しにかけてみると、ヴァイオリンの狂おしいほどの不協和音、まさに黒板を爪で引っかくような音がすばらしい。
Rudy(pf),Hoelscher(vn) & Beroff(pf) 『Szymanowski: Piano & Violin Works』(録音: 1995,1982年, 発売: 2005年)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000B668VI
やはり私はシマノフスキが好きだな。フォーレも好きなんだけど、このコンポの音づくりだとフォーレの「雰囲気」よりシマノフスキの狂気の鋭角さのほうが出しやすい感じ。
JRF 2012年3月17日 8457
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↑の室内楽を聴いたあと、MP3 にした一番上のドヴォルザークの交響曲を聴くと「ボケ」が少し気になる。「ユーモア」の部分の張りがうまく出てない感じ。BDレコーダーからアナログでつないだときに比べ、MP3 だと(重)低音も単調になってる気がする。
でも、ドヴォルザークの交響曲に10代、20代のころに聴いたような「歌」を久々に感じたようにも思う。もちろん、それは演奏のよさもあるだろう。
JRF 2012年3月17日 2684
《第1718回N響定期公演》
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20120304-10-31428
スメタナ:交響詩「ワレンシュタインの陣営」 Op. 14
ヤナーチェク:シンフォニエッタ
ドボルザーク:交響曲 第6番 ニ長調 Op. 60
指揮: ラドミル・エリシュカ
収録:2012-01-13 NHKホール (東京)
放送:2012-03-04 NHK BS Premium
JRF 2012年3月17日 2728
(なお、上の放送分はMP3にして私個人用のオンラインストレージ上に置いてあります。ただし、↓に書いた経緯から、この譲渡にはまったく気乗りしません。ただ、どうしても必要なのに融通のきく仲間がおらず、素人の手による質の悪い音源でもいいから手に入れたい…とのことであれば、よりマシな選択としては個人的に相談に乗れるかもしれません。その場合は↓をよく読んだ上で、こちらのリスクからも判断してくだされば幸いです。なお、手間をはぶくため同番組でも言及したもの以外はMP3になっていないことが多いです。)
http://jrf.aboutme.jp/user_statuses/show/134801
JRF 2012年3月17日 2145
まだまだ曲の感想というよりは、ちょっと前に買ったミニコンポ X-HM50 ([cocolog:71421446])の感想という面が強い。今回も前回([cocolog:71911513])同様、Flatで聴いている。
オーディオの違いが気になることがまだ多いので、なかなかCDの封を切る気になれない。N響番組の感想が続くのも、録音・放送の音作りが似ていて聴き比べに適するだろうため、という心理がある。
Flatでも音のバランスがとれてきている気がする。耳が馴れたと考えるべきだろうが、コンポの「エージング」が進み、バランスがとれる…というかボケてきて耳にやさしくなった面が明らかにあるように思う。
JRF 2012年3月17日 3686