cocolog:71871176
必要なのは責任加重([cocolog:71746024])ではなく DRM免責…プライバシー漏洩に損失上限を認めるのと同じようにDRMが破られることへの上限を法定することなのかもしれない。一方で、緊急時にDRMのために必要な情報が得られなかったことには「無限の責任」を問う…。 (JRF 2963)
JRF 2012年3月 7日 (水)
そして、DRM の場合もそれを破る側に、ウィルスソフトの導入や通信路の暗号化等のセキュリティ強化という一定の手続きが必要とされると考えるべきだ。ただ、DRM を破る者は職業的とは現在は想定しがたい。しかし、プライバシーの問題でも、公的機関ではなく信託等の民間が緊急時の要件をもって介入することがありえるし、DRM 解除も所有権者のものは DRM なしが普通になれば、公文書関連の職業者だけがそれを行っているということになるかもしれない。
JRF 2012年3月7日 4051
……。
流出の責任が重いままだと、他社の間違いで流出が起きたとされないよう囲い込みをより行う方向、流出時に技術集団の支援を受けるためにより強い DRM をかける方向に行き、最後には DRM のない「所有」を攻撃する形にまで行ってしまうだろう。
DRM 流出の損失を限定して介入が必要だとして失敗することの予算を決めやすくし、介入をしないことへの責任を強いものにすれば、「人道的介入」の理論と整合性をとりやすい。
JRF 2012年3月7日 7756
修正 「ウィルスソフト」→「ウィルス監視ソフト」。
JRF 2012年3月7日 4142
……。
「プライバシーを金で買う」という考え方が間違っているというのは正論だと思うが、私は消費税定率還付を提唱している関係上、それを完全には否定できない縛りがある。
keyword: 消費税 定率還付
JRF 2012年3月7日 2147
……。
有限責任の DRM は、資本勘定と結びつけるのが自然なのだろうか?その社の DRM が付いた文書が「開示」されないことを保証させるためには、資本を握らないとダメだよ…とか。株式で払うのが原則…とか。
まだ「ひとこと」のほうでも書いてないようだが、「内部文書」を DRM の付いた同人誌のように見て課税の対象とするようなことを私は考えていたりする。知的財産の部分を積立金のような資本勘定的なところで捉えてそこに課税するという夢想もあるが、そこにつながる話にできるのか…?
keyword: メセナ
keyword: ブランド 質
keyword: 積立金 課税
JRF 2012年3月7日 0470
……。
軍事情報などへの DRM は、アナログのカメラなどで回避される時点で意味のないものなので、著作権を守るためのものと違い、DRM 解除検知に重点がおかれ、上のような損害賠償のような形式とは一線を画すものと想定すべきだろう。
例えば、解除を検知したとき、カメラが通信機能を持っていて、そこにウィルスで侵入してカメラの機能を停止する…といった SF が考えられる。もう少し現実的には、カメラを PC に貯えるときなどにチェックするような形が考えられる。そこで必要なのは、上で想定したようなコピー排除技術よりも、流出後の所有権確認に用いられるような電子透かしの技術であろう。
JRF 2012年3月7日 3126
……。
2008年1月8日あたりの「ひとこと」とブクマで、メタ情報補助金や DRM 課税と関連させながら、「有害サイト削除」に相当する緊急時アクセス制限について考えていた。
はてなブックマーク - 《有害サイト削除、民主が独自法案・プロバイダーに義務化 - NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース》
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080104AT3S2400H03012008.html
JRF 2012年3月7日 4624
jrf:>これを有効な規制にできるというならば、ユーザーが選択できない状況を想定することになる。私的契約や私的倫理基準にもとづく「削除」について、過剰防衛による公表権等の侵害を親告で救済できるようすべきでは?<2008/01/08
[aboutme:32907]
>ネット上から強制削除がありうるという話になるのかもしれない。そのときでも、プロバイダが知りうるときは、他のユーザーも「中立」に取得することはできるようにしておき、そのユーザーがマスコミ等にネタを売ることができるようにはしておくべきではないか。<
JRF 2012年3月7日 2723
…と書いている。他で「ひとこと」したつもりだったが見つからなかったので少し詳しく書くと、このとき、プライバシーが問題となる緊急時でも、表現の自由のために、「強制削除」そのものはしないがアクセス数を絞り、実質、新聞社などのマスコミにアクセスを優先させ、「中立」を守るためにそれに準じるブロガーも一部アクセスできるようにしておく…という方向はありではないかと考えていた。
JRF 2012年3月7日 4707
↓では、SNS に DRM が付されるディストピアを描いている。
[aboutme:134196]
>>公表物と内部著作のメタ情報は扱いを分けるべき。取材源の秘匿のため内部メタ情報はYoutube側で削ってよい。「すかし」による削除の要請は取材源不特定の証明が必要。漏洩者の「編集」意思が時間稼ぎに繋れば良いか…<
自動化に基づく兼業ならいいとするのは、何かあったとき例えば取材源を明かせないのを、プログラムのせい、ランダムのせい、プログラムの製作者のせいにもできるから。
JRF 2012年3月7日 4192
(…)
>全市民総著作者の時代。著作物の再生は「既聴者」の人格的権利であり、その責務が負担できなかった著作(権)者は投獄する…ただし、「保証金」を日々払っていたなら免れる…とでもしたいんでしょうかね。<
(…)
「表現」は DRM 付きの SNS でしかできないし、そうすることが社会的に強制され、それについて「税金」を払うのが普通になるかもしれない。
<
この方向とは少し違うんだけど、この次の「ひとこと」([cocolog:71871178])では「広告に免許が必要」と私は言い出している。
JRF 2012年3月7日 4337
……。
keyword: 緊急避難
新聞社などのアクセスを優先させるという「ひとこと」を見つけた。
[aboutme:122505]
>個人のサイトが、名誉を毀損しうるほど注目を浴びるとすれば、それは社会にとって不都合であるがゆえに出てこなかった情報で、逆に「報道」すべき価値があるといった場合もあるだろうし、ある種の「プロモーション」は、スキャンダルという形すなわち名誉毀損的な枠組も持つ。
それをプロバイダが事前検閲的にすべてブロックするのは行きすぎで、送信量を減らしたり報道機関に優先的に回線をまわすといった措置をしながら、報道機関等の協力を得て発信者の翻意を促す
<。
JRF 2012年3月7日 7774
修正 「カメラを PC に貯えるとき」→「カメラの画像を PC に貯えるとき」。
JRF 2012年3月9日 6579
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受信: 2012-03-29 17:05:42 (JST)
インターネットに免許はいらないとしても、広告に免許を必要とするのはアリではないか? 続きを読む
受信: 2012-03-29 18:25:34 (JST)
クレジットカードを額を制限すれば子供に使わせてよいというのは、私は反対だな。クレジットカードは(日本では戸籍に書かれた)本名を相手に伝えることであり、当然に危うい未成年の判断の記録を一生残すことになりかねない。... 続きを読む
受信: 2012-06-27 07:21:04 (JST)
プライバシーも同じで、プライバシーを過度に守ることが緊急時に必要な介入を妨げたなら、その責任は負わねばならないとする。ただし、プライバシーの開示を求める者は、正しい手続きをとる必要があり、その手続きを破ればその職業的専門性にふさわしい刑が課せられるべきだろう。
JRF 2012年3月7日 3863