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特許を登録するときだけでなく、特許料を請求するときに弁理士の署名…請求登記みたいなのを必要にできないか? (JRF 4747)

JRF 2012年3月21日 (水)

特許については著作権よりも関心が薄く、私はまったく詳しくないが、話に聞く「パテント・トロール」には(必要性が多少わかるとしても)頭がくる。特許を登録するときの審査は厳しいはずで、そもそもそんな広い範囲で認められてないというのがわかってるはずなのに要求してくるようなのは、(実際そういうのがあるかわからないがいかにもありそうなので)腹が立つ。

で、広告免許・登記のアイデアを [cocolog:71871178] に先日書いたが、そこの免許があるがゆえに「逸脱」が抑えられるということがホントなら、何で弁理士がいるはずの特許がおかしなことになっているかと思い及んで、上のようなアイデアを思い着いた。

JRF 2012年3月21日 3568

(特許がおかしなことになっているかどうか本当のところはよく知らないが。(^^;)

アメリカも先願主義の方向に言っているらしいが、先顔主義の問題点としてネットでの「公表」をどう考えるかという問題がある。

上で挙げた広告免許の「ひとこと」にも書いたが、私には、ダウンロード数の少なさを信じたことにつき著作権法違反が免除されればいいみたいな考えがあるが、それは両刃[もろは]の剣で、何かアイデアを書いたとき、特許に関する部分で「公表」と認められない可能性を認めることになりかねない。

JRF 2012年3月21日 2583

ただ、そこは若干「政治」的で、ネットで「公表」したことを他の者が「先願」したとき、その特許を使う相手は、それを知りつつ特許料を払い、そういう関係をお互いに築くことで、アイデアが書いてあるところへのアクセスを小さく見せることに投資するのが有利になる。すると、アイデアを書いた者は、特許料では稼げないが、著作権違犯がやりやすくなり、そこに広告等を載せる形で資金を回収できるかもしれない…といった関係にあることが想定の一つとして浮かぶ。

JRF 2012年3月21日 4465

もちろん、こんな関係は異常で、「正常」化せねばならぬ。とすると、アクセスの「偽装」に正当な理由をでっちあげた上で、特許料と広告費の転換みたいな話が必要になる。

JRF 2012年3月21日 4661

現状としては、「偽装」があるのは、著作権違犯をしているからダウンロードを隠したい者が多かったということになるだろうが、ただ、そこもちょっと履き違えがあると私は考えていて、本当は、アップロードの違法化よりも先にダウンロードの違法化があり、DMCA のようにアップロードそのものは違法ではないかわりに、「誠実」でないダウンロードを違法とする…例えば持っている者、少し広げて、買う意志がある者・(その時に放送があるなど)持つ権利のあった者のダウンロード以外は違法というのが先にあれば良かったと思う。

JRF 2012年3月21日 4965

そうしておくと、アイデアを書いたアップロード者がある程度の証明をダウンロード者に求める中、例えば知財信託会社がそこに広告登記を設定しておき、広告が正常なダウンロード増につながったことを探知する。

特許「先願」者は、「公表」者はそのプロバイダに通じたライバル社であると「誤認」し、そのサイトへの過去のアクセスが偽の「サクラ」であることを証明しようとして、それは違法なダウンロードにあたるとして著作権者に告訴を促す。著作権者は広告効果を調べることにより、その「公表」が「先願」以前であることを証明する。

JRF 2012年3月21日 2784

その「公表」を弁理士たちのネットワークが拾い上げることのできなかったのは、その検索エンジンへの投資が不十分だったからであるとして、請求登記費用の値上げを行う。それによって、ネットを観る人やシステムが増えていく。

JRF 2012年3月21日 7609

…とかいうストーリーを今、考えてみた。

最初に書いたように特許に関する知識があやふやなまま書いてるので、ほとんど意味のないストーリーになってるかもしれないが、今の私の認識としてはこのくらいのところ。

JRF 2012年3月21日 1507

……。

関連ではないかもしれないが、今の特許の状況を伝える記事をリンクしておく。

《出願前に公表・販売してしまった発明にも特許化の道が開けた件 | 栗原潔のIT弁理士日記》
http://www.techvisor.jp/blog/archives/2328

JRF 2012年3月21日 7087

……。

登記費用がよくて登録費用の値上げじゃダメなのは、請求を多く出すことが、広い調査をより多く必要とするため、その対価としては登記費用のほうがまともだから…かな。

あと、「請求登記」という考え方が可能になったのは、「広告登記」と同じでコンピュータによる大量のデータ(はやりの言葉だとビッグデータ?)処理が可能になったから…とできる。

JRF 2012年3月21日 3224

typo 「先顔」→「先願」。
typo 「方向に言っている」→「方向に行っている」。
行修正 「そうしておくと、アイデアを書いた」→「そうしておくと…、\n\nアイデアを書いた」。

JRF 2012年3月21日 9640

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