cocolog:71871178
インターネットに免許はいらないとしても、広告に免許を必要とするのはアリではないか? (JRF 6285)
JRF 2012年3月 7日 (水)
(お金などの利益供与を受けての広告ね。ファンとして紹介とかは別に問題ない。出演者が自分のブログで紹介したり、友達の枠で…というのは、まぁ、あり。アフィリエイトや Google などのウィジット広告は、グレーだけどありなライン。でも、仲介する Amazon や Google が当然のものとして免許を持つことになる。…と想定。)
JRF 2012年3月7日 8440
時代的要請としては、ネットにおいて「独占禁止法」あたりが対象とするしかなさそうな不公正取引が、逸脱の発見が容易というネットの特質によって、「独占」という手段によらなくても可能となっているのでそれを規制する…といった感じ。普通の通販の商品であれば、景品表示法あたりでなんとかなるかもしれないが、全部が電子的である場合、金の流れがある広告あたりの段階で規制するしかないから…かな。
JRF 2012年3月7日 0092
↓と似た構図があるということかな…。
[aboutme:122505]
>個々の「正犯」の社会的影響は小さくとも、プログラム等を作った幇助犯・教唆犯といった「従犯」のほうが社会的影響が強く、過去そういう場合に想定できた「組織犯罪」の枠組にもはならない事例が、プログラム供与という形で今後もありうることが背景にある。
<
JRF 2012年3月7日 9705
……。
どうして商品が売れるかが必ずしも明確でないため、広告業には(これまでも、常に、)影響力を大きく見せようという誘因が存在する。
↓と書いたようにアクセスが隠されているという妄想が私にはずっとある。
[aboutme:113999]
>ググってたまたま眼にされることはない。だったら、監視員が読んでいるということにすれば、書くモチベーションを維持できる…。
それは私の欲求だ。<
JRF 2012年3月7日 4338
その妄想を広げて、著作権者達がアクセス数の公開を求めるような形に持っていけないか…というところから、[aboutme:109388] のような違法な>アップロード者がダウンロードがほぼ私的なほど少ないと「誤解」していたことについて「私的性格があると信じるに足る証拠が」在ったという主張するのを許す<…といったことまで考えるに致っている。
ただ、私のサイトに関してそれは妄想だとしても、ネット全体として見れば、アクセス数の「偽装」は現実で、SEO 対策([cocolog:71022975])というビジネスにもなっている。
JRF 2012年3月7日 9862
……。
「広告免許」は、「ダミー行動の自由」([aboutme:76268])と↑の「少ないダウンロード数による私的複製の抗弁」と三すくみの構図があると言えるかもしれない。
JRF 2012年3月7日 9522
著作者が、影響力誇示の広告理論に偏るのは、卸と小売のバッファ機能がはがれて、実アクセス(購入)の少なさが露呈したがゆえという面があろう。少ないダウンロード数がその著作物の購入に影響を与えなくても、広告としての機能は十二分に持っているとしたい。
JRF 2012年3月7日 7483
SEO 対策はいってみれば「ダミー行動」で、高度な管理システムからプライバシーを保護するという観点からすると完全に否定すべきものではない。しかし、私的な公開が影響力を持つ道筋を疎外する面があり、計算力で情報を圧するのはやや本末転倒の感がある。
JRF 2012年3月7日 1494
「ダミー行動」と「少ないダウンロード数」をつなげると、そこには、実は「ダミー行動」として多数のアップローダーがいる P2P ファイル共有の図が浮かぶんだろうが、アップローダーの利益はどこから来るかと考えると、これこそが本来の「ステルスマーケティング」なのかもしれないと思い当たる。
JRF 2012年3月7日 0108
すると、広告免許という仕組みの導入は、「ステルスマーケティング」の排除を画策しながら、計算力の優越を矯め、同人的公開を推奨する意味を持つことになるだろうか。
JRF 2012年3月7日 5810
……。
あと、広告を特定商取引法の対象とするのではなく、免許制とするのは、私が P2P に関し不適切メタ情報課税(直近の言及では[cocolog:71871178])を求めるのが特定商取法表示的であるのと対称をなすかもしれない。
JRF 2012年3月7日 4598
typo 「はならない事例」→「はまらない事例」。
JRF 2012年3月8日 6601
……。
keyword: 資格
keyword: 免許
「免許」や「資格」をやたら求めるべきではないと私も心に留めてるが、それでも免許があったほうがいいと考えたのが、「改造ゲーム機」を売ること、及び、その発展形だった([aboutme:106419])。アマチュア無線と危険物取扱の免許と古物商の許可をあわせたような物にでもなろうか。
広告免許は、ファイナンシャルアドバイザー的な「資格」として構成する感じか。
そろそろ新自由主義的雰囲気に育った情報関連も、事業「独立」が可能なような資格・免許を考える時節に来ていると私も認めるようになった…。老いて保身を考える時期が来た…ということかな。
JRF 2012年3月8日 0037
修正 「直近の言及では[cocolog:71871178])を求めるのが特定商取法表示的」→「直近の言及では[cocolog:71745984])を求めるのが特定商取法表示的」。
……。
「改造ゲーム機」販売に免許を…という話は、一つ前の DRM 免責に関する「ひとこと」([cocolog:71871176])の関連かな。
JRF 2012年3月8日 9897
……。
「資格」というと…。
選挙ビラとかは、ガリ版やコピーを自分でした物なら何の問題もないが、業者が入るなど金の流れがあるなら、上の「資格」を持った者が一枚噛んでないといけない…といった 仕組みにする。
Google とか Amazon とかには、監査法人みたいなデカい事務所がバックにあるようにする。
資格者の誰がチェックしたか名前を広告に記載する必要はないが、番号を入れるなり、URI を付すなり、透かしを入れるなどして、他の資格者などが専門家データベースで調べれば、わかるようにはしておく。
…といったイメージ。
JRF 2012年3月9日 8364
…司法書士に近い感じかな。
とすると、広告に登記を必要とすればいいのか?今はデータベースが安価なので、広告みたいな大量のものでも、登記させての管理が可能になっている…そういう時代の要請。…とかいう触れ込みにすればいいのか…?
JRF 2012年3月9日 2224
……。
ちなみに、[cocolog:70725852] と続く [cocolog:71023491] で、広告に「対抗」するために(ネット)マスコミが協会を作るといった話をしている。でも、新聞3社が作った「あらたにす」は終了し、むしろ、「広告協会」が先にあるようだ。
《一般社団法人インターネット広告協会》
http://www.internet-ads.org/
そこからどう動かすか…。金を握る広告協会=強者連合を付き崩すために、その協会員を「孤立」させ分断するため免許制を導入、一方でネットマスコミ連合を作って側面掃射を加える…といったストーリーをでっちあげることになろうか…。(^^;
JRF 2012年3月10日 3293
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もちろん、表向きは、いわゆるステルスマーケティングあたりを問題にするということではあるが…。
JRF 2012年3月7日 9338