cocolog:73081879
ブリュッヘン他『18世紀フランス・リコーダー作品集』。岩の洞窟の向こうから聴こえる笛の調べ…。イザナギか、オルフェウスか、そういったイメージの CD を探しているなら、これを持っているべきだ。 (JRF 2882)
JRF 2012年6月17日 (日)
で、まぁ、この CD が出た 90 年代からこっちで、そういう「古代幻想」的なものを探す方は、この CD を聴いても「これがそれだ!」とはすぐには思わないかもしれない。
でも、ニューミュージック風古代幻想をいくら探しても、商業主義的かまたは逆に過度にそれを否定しすぎた「嘘っぽさ」を結果感じてしまって、どこまでも「霊」がさまようみたいになってしまうのではないか。
JRF 2012年6月17日 1585
この CD の曲はバッハと同時代、「クラシック」でもどちらかというと「古楽」に属するのだろうが、ブリュッヘンはこの時代の「古楽」奏者特有のアカデミックさを武器とすることで、特にこの小編成だと「商業主義」的なものと対峙して(そして対話して)自分を失なわないでいるように思える。
つまり、自然たる放縦に身を委ねことによってではなく、未だ乏しい理性の光の中に神を見ようとしたその祈りが、「アカデミズム」として回復して私には見えるといったところ。
JRF 2012年6月17日 4925
いや、その、「文系」というかアート=自然哲学みたいなのに受けたキズが…ということかもしれないが、でもね、世代をまたぐそのこちら側にいて解決を知るようなこともあるだろうし、実子を今からなすのが難しいとしても養子的に誰かが自分という存在を継ぐかもしれないと実感するようになって、受け容れられるアートというのもあるかもしれないから…。なんて、親でもない私が勝手に想像してるだけなんだけど…。
keyword: 子によってのみ
[cocolog:71772540]
>大学は経済学はやっても経済には疎くて済む砦みたいなもので、親が理解しえないことを子が納得して学問が成るように構成すればいい話。<
JRF 2012年6月17日 1417
……。
ブリュッヘンのリコーダーの CD は三枚持っていて、これが一番編成が小さく、今の私のお気に入り。入手困難なのか…。
ブリュッヘン他『18世紀フランス・リコーダー作品集』(録音: TELDEC 1970年, 発売: 1993年)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HFDY
JRF 2012年6月17日 6162
いちおう、私は↓と同じタイトルの物も持ってる。こちらもおすすめできる。↑もそうだが、ロマン派の曲などに比べ、ハッキリいって私には特徴がとりずらい。メロディーよりもより静けさが際だつ編成という点で↑を気に入っている。
ブリュッヘン他『涙のパヴァーヌ - リコーダー名曲集』
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005HIF8
http://www.hmv.co.jp/product/detail/737983
JRF 2012年6月17日 5823
うーん、しかし、こういうビミョーなキーワードを使って紹介しといて、手に入らない、試しに聴くことすらできないというのはマズいな…。
私はストリームをダウンロードと分けて「録画・録音」が不利になるようなことはしたくないんだが、誰が誰に向けたかの意思表示の手段としてのみのストリームなら、まぁ、意味があるのかもしれない。
JRF 2012年6月17日 7128
直近の [cocolog:72927296] では「家族へのストリーム」の特別性みたいなのを考えているし、[cocolog:72609069] では SSL は「郵政局」を使えみたいなことを言ってる手前、逆にその国家を信用できない場面で、その都度創造的に行われる自助的に自分を証明する手段は、無実かどうかの証拠とは別の意味を持たせるべきだろうから。例えば録音されたものがあったとしても、霊的な意味で完全ではないなどという「狂った」主張が、宗教とかモラルの分野でなされたとしても、それは「ご勝手に」と国家はすべきところだろう。
JRF 2012年6月17日 1553
だから、[cocolog:72819965] で示唆したことになるかもしれないが、CD ってのは音楽の媒体としてだけでなく、トンボ玉とか水晶と金属鏡を併わせたような霊的な意味を持ち、その「ストリーム」ならいざしらず、むしろデータの「ダウンロード」なら、その降ろす者の実力がよほど高くなければ、元の意味を持ち得ないし、それが元と別形式であるということが明示されていれば、霊的な価値をいささかも減じることはない。「ストリーム」じゃなく「ダウンロード」だからこそむしろやっていいんだ。…とかいうことにして、(劣化) mp3 はダウンロードできるようにでもしておくかな?↓への批判もこめて。
JRF 2012年6月17日 3675
はてなブックマーク - 《DVDリッピング違法化+私的違法ダウンロード刑罰化法案、衆議院で可決 -INTERNET Watch》
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120615_540420.html
jrf:>買った電子エロマンガの非DRM化のための撮影は面倒臭い。できるものはダウンロードで済ませてきたが所有権があっても閲覧がブロックされうる非財産というだけでなく、所有を勝手に隠滅できない犯罪になるのですね。<2012/06/15
JRF 2012年6月17日 7058
(ということで、SugarSync にアップロードしました。いちおうダウンロード数はチェックしています。問題があれば「プロフィール」から辿ってでもご連絡ください。↑への批判としては、CD を持ってるなら財産だし、ダウンロードした物も一度でもしっかり聴いた部分があれば(元と違うとしても)やっぱり相続(者が優越的に購入)できるべき文化財でしょう。…といったところ。)
《Bruggen_-_French_Recorder_Music_(1970_TELDEC).mp3.zip》
https://www.sugarsync.com/pf/D252372_79_7236381095
JRF 2012年6月17日 1172
……。
ところで、秘密結社の「エレウシスの密儀」とか、本で読んだときは、イザナギやオルフェウス(と直近の[cocolog:72947619]で出てきたソドムとゴモラの話)と並んで、冥界降り・黄泉下りから「振り返って見るな」の禁忌を破るモチーフの例として、エジプト神話のオシリスとイシスの話もあったという記憶があるのだが…、ググると、ないな。
JRF 2012年6月17日 8064
いちおう、↓という記述はあるが、私は、オシリスがバラバラにされたのが戻るというのと、オシリスがイシスを振り返って、イシスが戻れないというのも別にあって、アヌビスとオシリスの関係等からも矛盾しているからこそ強い印象を抱いたように覚えているのだが…。記憶違いかな?
《秘儀神話と秘儀宗教: 神話と秘儀》
http://morfo.seesaa.net/category/10044722-2.html
JRF 2012年6月17日 7966
>棺は海を渡ってフェニキア(レバノン)のビブロスのイチジクの木の根元に流れ着きました。イチジクの木が棺を中に包み込んで大きく育つと、ビブロスの王はこれを使って宮殿の柱を作りました。(…)イシスは正体を明かして、柱を切って棺を見つけ、オシリスの死を改めて嘆くと、その泣き声で王子は死んでしまいました。イシスがエジプトに帰る時に、ビブロスの王の長男が同伴したましが、怒れるイシスが彼を振り返った時と、彼も死んでしまいました。<
JRF 2012年6月17日 0606
typo 「したましが、」→「しましたが、」。
typo 「イシスが彼を振り返った時と」→「イシスが彼を振り返った時」。
JRF 2012年6月17日 5096
なんていうか、「理性の光」っていうのは、物語のツジツマを併せることじゃないよ?…ってのが私の印象。ツジツマをつける、裏側を描写する、ってのは、子に対するやさしさかもしれないけど、次世代に伝えるというなら矛盾は矛盾のまま伝えたほうが、男性の願いまたは誇りに沿うと思う。その矛盾に理由があろうとなかろうと。生きてるうちに知れば恥ずかしいと思ったかもしれないとしても。
少なくとも [cocolog:72187474] で書いたように>ブロックしたときにその旨がわからないのはまずい。<秘しているのを皆が知ってるのでは不充分で、どこをどう隠したかがわかる工夫・アヤしさもできれば伝えて欲しい。
JRF 2012年6月17日 4333
…と思ったので、最初誤字修正したものを引用していたが、それを typo 指定に変えた。しかし、これだと、他者の記事を実は私が書いたみたいに見えちゃうな…。この違和感を普遍性をもって解消できないか…。そのアイデアは、私の「理性」だけによるものというのは、明らかに違うと私は知っていても、理性さえあればわかるとして残す…。
JRF 2012年6月17日 1569
上の著者が私とは別人だと証明したいときできるようにする…。IP を曝す…というのは私の「ひとこと」システムではできない。2ch のようなランダム ID もない。昨夜、この文を書いてたときは外は雨が降ってたんだけど、そういった外の音を録音すればいいのかな…。むしろ、それならストリームのほうがいいし…、音にこだわらず写真でもいい。「匿名」の私の姿を写りこませるのはあまり意味がない。GPS 付カメラやケータイをこのためだけには買えない。でも、「今日ここで撮った写真」とわかるには…。
JRF 2012年6月17日 0580
コンビニのスキャンで CD ジャケットを撮ればいいのではないか?
《スキャン|セブン-イレブン~近くて便利~》
http://www.sej.co.jp/services/scan.html
JRF 2012年6月17日 7834
(…ということで、上の SugarSync にアップしたものには、コンビニスキャンで撮影したジャケット写真等も付いています。主にダウンロードした方が、警察等の専門家がいれば、これをアップしたのは自分ではないよ…という証明が簡単にできるような配慮となっています。)
JRF 2012年6月17日 3404
(なお、これまで放送分を MP3 にして配布するのを、[aboutme:134801] の理由で気乗りしなかったのと同じく、このアップロードは気乗りしません。しかし、私が上で変な誘い方をした責任のようなものを感じるため、1993年発売で絶盤中の入手困難性に鑑み、プレミア付きで自分だけのものとしてしまう前にせめて試聴したいという方には、お貸しする「つもり」で一般にダウンロード可能にしています。ダウンロードしたならできれば何かの方法で通知をいただきたいです。ダウンロード数がそういった意図にしては不自然に増えた場合などは、予告なく、ダウンロード不可にすることがありえます。)
JRF 2012年6月17日 2639
……。
結局、自分が自分であることの証明には「ストリーム」が必要なことがあるとしても、誰かが私と違うという証明ぐらいなら今の時代「ダウンロード」でも簡単にできるということか…。どちらも「完全な証明」ではなかったとしても十分なものはありうると私は考えるな。
JRF 2012年6月17日 4836
……。
ちなみに、イエスは旧約ではヨシュアという「ありふれた名前」をギリシア語名にしたもので、ギリシャ語の「魚」=ΙΧΘΥΣは、↓の Wikipedia の説明にはなぜかないようだけど、やっぱりイエスの逐字訳(transliteration)でヨシュアに含まれるハ行とシャ行が、そのままでギリシャ語にないための別の書き方だと私は思う。
《イクトゥス - Wikipedia》
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%88%E3%82%A5%E3%82%B9
JRF 2012年6月18日 1852
ヘブライ語には([cocolog:71930456] でもちょっと書いたけど)、s,sh,th にあたる文字が 2 文字なんだけど、そのうちの一文字を点の付け方だけで区別し 3 文字として扱っている。そして、ch や h にあたる文字が、h,kh,ch と数が多い。そして、母音は書かないのが普通なんだけど、ヨシュアのアの部分は強母音というただの母音とは違う音になっていて、そのアインという字が、Y に似た書き方をする。
JRF 2012年6月18日 6652
で、むしろ、イエスのギリシャ語のΙΗΣΟΥΣも transliteration ではあるんだろうが、この母音をなくした書き方は Iss で、これは、イシスのΙΣΙΣ に近い。(ちなみに英語版 wikipedia によるとエジプト語では Isis は Aset と読むのに近いそうだ。)
JRF 2012年6月18日 3611
…と前置きした上で、上のイシス=オシリス神話のリンクを読むと、まず、棺にぴったりあう者を探すというくだりはガラスの靴のシンデレラを思わせるが、それとイエスに関連する「ひとこと」として、[aboutme:114757] は、このあたりに興味を持つ方は是非読んでおいていただきたい。…とこれは蛇足で…。
JRF 2012年6月18日 1502
……。
要は、バラバラになって男性器が魚に食われて見つからない「オシリス」って実は本当は「イシス」なんじゃないかというのが、このミステリーの「謎解き」なんだと思う。(最初からバラバラだからこそ、棺にピッタリだったのかもしれない。このあたりゲーム『かまいたちの夜』とか京極夏彦『魍魎の匣』を私は思い出す。)
で、活躍するイシスが実はオシリスだから、「復活したオシリス」は誰を差してるかは不明になるが、ヤコブが長子権を奪ったのが法として有効なら、「冥界の王」の座は生ける「イシス」が実は持ってることになるの?とかいう疑問が出てくる。
JRF 2012年6月18日 3317
というあたりで、イエスとイシスを微妙に絡めるあたりがキリスト教圏の「密儀」たるゆえんで、ただ、そこをつなげてしまうと、実はハリツケになったイエスは、復活したイエスと別人であることを暗にほのめかすことになる。
でも、『羅生門』ばりに「復活したイエスの行方[ゆくえ]は、誰も知らない。」と新約聖書として残ったものではなってなくて、原マルコはそんな感じだが、復活そのものを描かなかったそうだし、マタイだと「つげオチ」風に「今もいる」し、ルカだと天に昇り、ヨハネだといたるところに現れながら、本人であることを証する。別人としての罪を生きてるふうではない。
JRF 2012年6月18日 3179
……。
ただ、イザナギの黄泉降りのもともとは、要は、男女七歳にして席を同じうせずで、異性の神秘というものを作ると、裸体として見たことのある「美しさ」とは別の内臓のような「グロテスクさ」を(特に男は)性交のときに見ることになるが、それでも勃起するものなんだよ…というぐらいのところを大人になったらわかる物語にしているだけなんだと私は思う。
JRF 2012年6月18日 4767
それを「理性の光」だかなんだか知らないが、猥談を心理学と進化論みたいなリクツでふざけて話してるのを再物語化したら、「密儀」みたいになっちゃったってことなんじゃないのか?
JRF 2012年6月18日 7396
……。
別人かどうかというのは、「これはあんたの子供だ」というのを男が否定するときに問われがちなことで、そこに社会の成り立ちを見ると、遺伝子論が確立するとか、血液型のリクツとかが確立する際に社会をゆるがす([aboutme:102938]のような放縦も起きる)という見方になる。
JRF 2012年6月18日 0182
でも「究極の遺伝子」があったとしても、長い目でみれば、保存されてる情報のほうをいじっちゃえば、偽装は可能で、そのあたり直前の [cocolog:72943095] で書いた>「距離」がわかったところで「方向」はわからないというのがグラフ理論的結果で、「アフリカ単一起源説」は少しおかしい<というところに通じる話だと思う。
JRF 2012年6月18日 3607
今の時代に生きる私は「別人の証明」を簡単な方法でできた(と思う)けど、「買いしめないとダメだ」、「自分以外の者が出てきたらコロスと誓う」みたいな答えを出しちゃう者も世の中にはまだまだいるんだと思う。安易に情報工学に頼っちゃってそこの力ばかり強くするのもまずいから、そういった「個性」を塗りつぶしすぎてはいけないというのはあるんだろうね。
JRF 2012年6月18日 1114
……。
補足。ギリシャ語とヘブライ語の文字について。
日本語のハ行はバ行、パ行と近いという認識になるが、日本語の名前ではパ行は普通出て来ない。あるのは「勝平[かっぺい]」とか、「ッ」「ン」のあとの音便としての変化で出てくる程度のはず。(このあたり「全国的にそうなったのは明治以降」とかありえなくはないが。)
で p の音の「゜」を外すみたいな概念は、ヘブライ語にもあるんだけど、その音は普通は、h じゃなく f として意識される。f は日本語では認識されない。日本語のハ行に対して候補としては h,ch,kh,f ということになる。
JRF 2012年6月21日 0920
ギリシャ語には h,ch,kh に相当する物はないと書いたが、f に近いがそれよりは h や p に近いということだろう、φ (phi) がある。(p にはπが相当。)英語話者などは ch,kh はむしろ k に近く聞こえるらしい。ただ、ギリシャ語には χ (chi) のほか κ (kappa) がありながら、h はないと説明されるので、χ は h ではない kh か ch と意識されているのだろう。日本語のハ行に対する候補としては χ (ch) か φ (ph) かといったところだが、フランス語風に h は読まないとするのが普通のようだ。
JRF 2012年6月21日 7833
逆にギリシャ語の名前を日本語に違和感なく音写しようとすると、例えば、パウロ(ス)とかだと、パをハにした上で「ハウ」をなまらせて…、芳蘭[ほうらん]または蓬莱[ほうらい]さんと中国風にするのが自然だろうか。ポンティオ(ス)・ピラト(ゥス)とかだと、本町平敏[ほんちょうひらとし]とかいった風になるのかな。
JRF 2012年6月22日 8119
修正 「ギリシャ語には h,ch,kh に相当する物」→「ギリシャ語には h に相当する物」。
ちなみに日本人は r と l が区別できないのもおやくそく。Pilate も Pirate も区別できない。
JRF 2012年6月22日 0673
パウロは、中国風でいいんだったら、宝路[ほうろ]もありか。和風な感じにこだわるなら…芳郎[ほうろう]、でも、これは「放浪」に読みが重なるし、普通は「よしろう」と読むだろう。「ホウ」から離れてハ行+母音という形だと、兵郎[へいろう]といった感じだが、なまるのが自然で「ひょうろう」…とすると「兵糧」に読みが重なるな…。そこまで崩すなら、兵六[ひょうろく]あたりにすれば、昔の日本名という感じはする。
そもそも、なぜか、パウロの「本名」たるユダヤ名はサウロらしいんだけど。サウロだったら三郎[さぶろう]で決まりか。で、ペテロは八郎[はちろう]か?
JRF 2012年6月22日 9192
マタイ=又八[またはち]、マルコ=守助[もりすけ]、ルカ=六太[ろくた]、ヨハネ=洋八[ようはち]…。
なんだ、八[は]っつぁんだらけだな。
JRF 2012年6月22日 0753
おもしろいので、続ける。
アブラハム=鏑兵衛[かぶらべえ]、イサク=一若[いちわか]、または、イサク=与作[よさく]、ヤコブ=幸兵衛[ゆきべえ]、エサウ=勇[いさお]。
ヨセフ=義若[よしわか]で、イエス=良夫[よしお]と区別するか。
ユダ=洋太[ようた]、モーセ=政[まさ]。
JRF 2012年6月22日 0997
アダムとかノアとかは、イザナギとかスサノオぐらいのところで、新約・旧約のころは、一般人の名前としては使わない感じだが…、仏教風に、アダム=阿陀弥[あだみ]、ノア=農庵[のあん]とでもするかな。
無理に日本風にという感じだと、アダム=東丸[あずままる]、ノア=納吉[のきち]あたりか。納吉よりは猪吉[いのきち]のほうが自然だが。
JRF 2012年6月22日 6608
カイン=戒[かい]とすると現代的すぎるので、カイン=賀兵衛[かへい]、または、上に出てきた勝平[かっぺい]あたりか。
アベル=暴[あばる] としたいが、「悪名」的なものがダメということなら、アベル=充[あたる]ぐらいでお茶をにごすか。
「脇役」だと、ラバン=郎八[ろうはち]、イシュマエル=石丸[いしまる]。ロトは、ヒを足して裕人[ひろと]とするぐらいのところか、でも、これは昭和天皇の名前に近いので、今この名を付けるのは憚[はばか]りあるところかな。
JRF 2012年6月22日 4820
ヤコブの別名イスラエル=石郎[いしろう]は名前としては、珍しい感じか。
ルベン=路平[ろへい]というよりルベン=太郎兵衛[たろべい]かな。そしてらベンヤミンは意訳で末吉[すえきち]あたりにしたいが、ここまで意訳は避けてきたので…ベンヤミン=文八兵衛[ぶやべい]はありそうだが、一般にはつづめて敏[びん]あたりか。
アロンは一郎[いちろう]って感じだが、アロン=有郎[ありろう]…苦しいな。
サムエル=三郎[さぶろう]、ヨブ=洋八[ようはち]…と、すでに出てる名前と重なるね。
JRF 2012年6月22日 9806
女性名は、日本の古い名前だと一文字系(+子[こ])が多いし、現代名だと割と普通に入ってきてる感じ。エヴァはないけど、英美[えみ]とかなら普通にある。サラは今なら桜[さくら]あたりか。昔はサラと言ったら岩[いわ]だったんだけど…っていったらバチ当たりか。リベカはベッキー…じゃなくて、玲子[れいこ]かな。
まぁ、そんな感じ。リクエストとかある?(…って軽く私に口を出せる窓口がないかもしれないけど。orz)
JRF 2012年6月22日 6759
typo 「そしてら」→「そしたら」。
JRF 2012年6月22日 4239
ベンヤミン、英語だと Benjamin。文左衛門[ぶんざえもん]があるぐらいだからベンヤミン=文右衛門[ぶん(う)えもん]もありそうだが、分が上の者と読めてエラソーなので、千右衛門[せんえもん]ならぬ万右衛門[ばんえもん]あたりのほうが適当か。
ググると、文右衛門も万右衛門もアリな感じ…。そもそも英語の読みの音写なら、文左衛門も可だけど。
JRF 2012年6月23日 1082
ラケル=陸子[りくこ]。ハガルは萩[はぎ]さんってのはあまりないか。レアは玲子が出てるのでレア=理恵[りえ]あたりか。ビルハ=三重子[みえこ]は r が欠けちゃってる。ジルパはドイツ語読みから銀さんあたりにしたいが、ジルパ=白帆[しらほ]とかすると現代的すぎるかな。タマル=珠紀[たまき]さんかお玉[たま]さんか。
マリア=毬[まり]ってのはガチなところ、現代だと麻里亜[まりあ]とかも普通に受け入れられてる感じ。
JRF 2012年6月24日 2395
天使名だと、ミカエル=幹夫[みきお]。三毛尾[みけお]はシャレててペンネームには良さそうだけど。
ガブリエルは、難しい。鏑郎[かぶろう]、壁夫[かべお]とかは妖怪みたいだし、カブリエル=次郎[じろう]でいいんじゃないかとも思うが、その辺もひっくるめてガブリエル=駕三郎[がさぶろう]あたりか。
三大天使のもう一人(?)、ラファエル=六郎[ろくろう]…でも、ここまでやっといてなんだが、ファの音にはカ行の音をあてたくないなぁ…とすると、ラファエル=春頼[はるより]ってのもありかもしれない。
ちなみに、この三大天使、実は日本では「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿[さんざる]になってるのでは?
JRF 2012年6月25日 6504
typo 「併わせた」→「併せた」。
JRF2014/7/252748
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《ニュース - 文化 - スペインの洞窟壁画、世界最古か?(記事全文) - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト》
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20120615001&expand
JRF 2012年6月17日 3446