cocolog:72927296
なんというか、ゆすりをしかけてくる者には、ゆすりのネタをあなたが先に使う資格があるかと尋ねるのが一つの対処法だろうか。ゆすりのネタってのは、その者だけが知っているという保証はなく、さらに上位の者の利潤化の可能性を奪ってるかもしれないから。 (JRF 7019)
JRF 2012年6月 4日 (月)
しかし、「上位の者」が「神」的な部分に達することを結果的に求めていれば、それは「神を試す」罪に近くなるのだろう。他者が知るはずがない空間を護る責務を担うことが、自由人という存在を作るのかもしれない。
JRF 2012年6月4日 3546
……。
↓の「隷属使用の解放」規程を書くとき、出エジプト記ではそれをヘブライ人内に限っていることをどう考えるか、という問題があった。「ヘブライ人」という言葉は「渡った人」といった意味を持ち、「渡来人」に近いニュアンスがある。しかも、奴隷として出発して奇跡の海を渡った者だから、奴隷の子が奴隷でしかない社会において、彼らは奴隷としての身分を持ち続けているという解釈もありうる。
《ブログアーカイブの電子書籍の利用許諾(案)》
http://jrf.cocolog-nifty.com/society/2012/05/post.html
JRF 2012年6月4日 4066
重要なのは、それ以外の「自由人」が「ヘブライ人」の奴隷になる場合である。その「自由人」がもし神のものたる「ヘブライ人」の元を逃げられたとするなら、そのときからその「奴隷」はやはり「ヘブライ人」になるのではないか。そしてヘブライ人の同朋とは、逃げる前の「自由になりたい奴隷」をも含みうるとまでくれば、そのような「意思」を持った時点で、すでに7年の解放規程の対象となる存在になるのではないか…。
JRF 2012年6月4日 0223
機能的にコピーの制限のないものの利用許諾を守れるということは、そこにすでに特別な「意思」があると見る。
…情報の所有に意味があるということ、それは読んでない他者・上位者がいることを認めること、逆にそれこそが、解放規程の意義だったのではないか?
JRF 2012年6月4日 2236
……。
上との関連はあまりないと思うが、「特別な意思」の理論の必要性というのは、[cocolog:72808649] で PC 上でのキャプチャ(表示画面の横取りというか元抜き撮影)の問題で出てきた。
それは [cocolog:72196704] の>「風穴を空ける」には、案外、Ustream で自分の Facebook を中継する者がいるだけでいいんじゃないか?<と関連させられる。それを受けて↓というブクマをした。
JRF 2012年6月4日 3639
はてなブックマーク - 《先進国の物価上昇率、マネーより人口増加率と関連強い=日銀総裁| Reuters》
http://sp.reuters.co.jp/article/topNews/idJPTYE84T00R20120530
jrf:>首を刈ったような写真を載せたなら本人であり真似(マネ)ではないか?家族の人探しは種々あるし、家族へのストリームも妨害に特別な配慮がいる。名より実質を求めがちな大陸法国のポルノに過度の真実性を追し付けるな<。2012/05/30
JRF 2012年6月4日 8423
これは、シリアで民兵が首切り虐殺をしたというニュース(↓)も受けている。いろいろ見てるとデマ等も入りまじり扱いに注意を要するニュースのようだが、旧日本軍の「虐殺」でもそうだったが、操作されやすい映像の真偽よりも、それが起きているなどというときは少なからず人死には起きていると考えないと誤る。
《シリアで100人以上(子供30人以上)の市民虐殺後の動画と画像》
http://logsoku.com/thread/hayabusa3.2ch.net/news/1338113176/
JRF 2012年6月4日 8373
私は、最近、たまたま《勝手に PR》の自己紹介をアップしていて、そこでは「首を刈ったような」つまり首から上だけの顔写真をイラストに使っていた。
それで、キャプチャに関する「ひとこと」で>モコンでビデオカメラを動かして動画を撮ってるようなのは妨害していい<と書いたが、それが報道のカメラに適用されることも考えねばならず、それはある程度認めつつも「抜け穴」も必要とすると、その法理は、「家族へのストリームも妨害に特別な配慮がいる」といったあたりになるかと考えた。
JRF 2012年6月4日 0051
この二つの「妨害」は同じ基準でなされてはならない。
ただ、「家族へのストリーム」が「絶対的」というわけでもない。単純にショックを与えすぎないように未成年者に見せないというのとも違う。なんというか「善意の嘘」…幻想が許容される必要があるといったらいいのか…。
わかりやすいところでいえば、家族がポルノに出ちゃっていることを考えればいい。それが「絶対的」にストリームされなければならないということはない。しかし、それが例え家族には本人だとわかったとしても、そうではない、それが意思によらない、という建前が欲しいというなら、それを許容するような観せ方というのはあるのかもしれない。
JRF 2012年6月4日 6315
typo 「モコンで」→「リモコンで」。
……。
上のブクマの付近で、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』を引き合いに出しながら、大陸法における信託、合名の問題に言及していた。
(なお、「合名」は「名寄せ」という言葉を使うのが一般的だが、合名会社の無限責任性は実は信託などのためにあるのではないかという直感が私にはあり、ここは合名といったほうがいいと判断していた。)
JRF 2012年6月4日 6870
WW2 のユダヤ人虐殺問題も実はそのあたりに原因があるのではないかと、今のところ、疑っている。つまり、今の生活保護問題のように、「解決」が、都市民には、脱法的な偽名が「合名」されているだけだと見えて、実は、実際に人が死ぬようなことが起きているのに気付かなかった。または、気付いてもそれに非人間的に対応してよいかのような雰囲気が醸成されていたのではないか。…と疑っている。
JRF 2012年6月4日 2479
しかし、そうだとすると、英米法的信託と大陸法のアマルガムを作ろうとするかのような、ベーシックインカム風生活保護、または、消費税定額還付、というのは、大きな失敗を経験していると考えるべきで、かなり慎重にすすめる必要がある。…例えば、人が年金に加入してそれを受け取れるようになる例が出はじめるぐらいの長期をかけるぐらいのつもりの必要がある。…もしかすると、「消費税増税」も早すぎるのかもしれない(が、97年増から15年ということは最速ではそろそろ試していいということかもしれない)。
JRF 2012年6月4日 0735
(そして、「虐殺」を知った以上、人知れず試すために「隷属」状態となった者を解放する意思を「我々」は持たねばらなないのかもしれない。)
JRF 2012年6月4日 7041
typo 「97年増」→「97年増税」。
JRF 2012年6月5日 7297
keyword: 扶養回復権
JRF 2012年6月6日 0158
……。
直近のニュースで、「ゆすり」ではないが、「ネタをあなたが先に使う資格があるか」を問う事例として、「懸賞金」のニュースがあった。不謹慎だが、例としてわかりやすい。
《地下鉄サリン事件 特別手配犯 逮捕に1000万円パワー : nikkansports.com》 (改題)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20120615-967927.html
JRF 2012年6月16日 6241
私は [aboutme:122258] にチラと書いたが「このままやってると死刑になるよ」という「最後通諜」というか事前通告がある場合のみに限るべきではないかと、昔から考えている。
その点「特別手配」された上で、殺人のような罪をさらに重ねなかったのだから、死刑は行きすぎで、そこから「逆算」して、これまでの判決のいくつかは行きすぎで、「松本サリン事件」の実行犯のうち、捜査が及ぶことを知ってさらに「地下鉄サリン事件」にかかわったという者以外の死刑は取り消されるべきではないか…というのが、私の正義感覚といったところ。
keyword: 地下鉄サリン事件
JRF 2012年6月16日 9016
ただ、その「事前通告」は、国家による「ゆすり」じゃないか、そう使われないかと問われると、難しい。
[aboutme:124148]
>1995年の一連の事件も、歴史の法廷においては、群衆による処刑に分類されることになるのではないかと危惧する。
私は、あれは実行犯としての組織の長はすでに死ぬか裁かれており、教唆犯としての教祖を当時の法に照らしてどこまで罰を加えられるべきだったかという話でしかなくなるのではないかといぶかしんでいる。
もし、そうでない道があるとすれば、あのときは非常事態、ある種の「戦時」であって、そこで「戦争犯罪人」として裁かれたという文脈がありえようか。
<
JRF 2012年6月16日 1306
keyword: 戒厳令 OR 緊急事態
ある種の「戦時」を国内に向かって宣言する。つまり、「戒厳令」的なことが必要と述べているに近い。
しかし、私の↑の「予想」に反し、特別手配犯は「実行犯としての組織の長」か何かで「すでに死ぬ」ということではなかった。(「実行犯としての組織の長」じゃなかったから死んでなかったのかどうかはわからない。)
JRF 2012年6月16日 6477
むしろ、戒厳令のようなものが必要であることを示そうとした者達(具体的には「公安」とするしかないのだろう)が、その類似的代替行為をなして、日本社会を圧迫した。
しかし、それが原発震災によりわかったのは、「戒厳令」を使って何をするかと問われたときに、「彼ら」がやったのは、自らの「国外」(または「本国」)への逃亡と、逃亡後の安全を謀ることではなかったか。
…ということが問われているのかもしれない。
が、「問う」とはどうやって?人民裁判が開かれるわけでもなく、むしろ「懸賞金」ならぬ論功行賞的な強引な立法によって、後の社会の混乱を醸成するかのような形によって「問う」ている。
JRF 2012年6月16日 1256
「原発再稼動の最速の日」という象徴的な日がアメリカ独立記念日の 7月4日 になるかもしれないとのことだった。
独立のメッセージを「誰か」がアメリカにあてつけてるといったことになるのか。
JRF 2012年6月16日 2598
はてなブックマーク - 《Twitter / finalvent: それも多少。戦車の排除とか唖然とした。“@iga_iganao: …》
http://twitter.com/finalvent/status/211425422343286785
jrf:>ハルバースタム『朝鮮戦争』に戦車が立往生する場面があった。でも、あの原発事故では、自衛隊の車両の破損はないと決めるのが軍の原理だし、冷静な目からは5、6号機を「爆発」させない安全がすでにあったのですね。<2012/06/10
JRF 2012年6月17日 6286
一方、戦車がいいとすると、軍が必要だったということになる。すると、原子力規制組織のような(NRC のような)独立機関が軍の指揮権まで持つのかという話になる。
《黒塗りの下には: 極東ブログ》
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/09/post-b25d.html
JRF 2012年6月17日 9391
ヘリは「二階からの目薬」で無駄だったまたは象徴的意味しかなかったとすると、「第3セクター」は陸軍を持って良いが、実効的な空軍は持たない。イラク戦争からの経験で庸兵は持ってよく、ただ、空爆だけがアメリカ国家がやるべきことだったということなのか。
そして、大統領による「第3セクター」の統制は無人機による暗殺で行うということで本当にいいのか?
JRF 2012年6月17日 0372
そして、それぐらいの「第3セクター」ということであれば、「日本国」としての独立はある…と?この先、「戒厳令」をやって逃げられない者が出るぐらいは仕方ないね…と?
JRF 2012年6月17日 3730
修正 「チラと書いたが」→「チラと書いたが、死刑は」。
JRF 2012年6月17日 9525
typo 「最後通諜」→「最後通牒」。
JRF2014/7/259314
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《恥をネットに知らせないローカル電子辞書 EBWin/DDwin》
http://jrf.cocolog-nifty.com/pr/2012/04/post-3.html
JRF 2012年6月4日 4594