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cocolog:73888297

精神病の定期検診を受けてきた。先生との世間話で、原発事故の核廃棄物の「デジタル化」をについて話題にした。 (JRF 7910)

JRF 2012年8月31日 (金)

…パッケージング化して管理するのは「拡散」ではない。[cocolog:72097710] に書いたように群舞は数が増えているけどむしろ管理は強くなり、「エントロピー」は増えない。それは私の中では「デジタル化」に相当すると言ったが、なぜそれが「デジタル化」なのか、電車の中で考え込んだ…。

JRF 2012年8月31日 7311

……。

現在、アナログ時代にはありえないとされてきたような無エラーの速いデータ伝送ができている。細かいところはよくわかってなくてもパッケージングし、捨てるところはゴソっと捨てちゃうというのが、アナログ時代に予想していたよりもうまくいってしまっているということだろう。このあたりは、ガウス分布とフラクタル分布の違いみたいな話につながるのかもしれない。

JRF 2012年8月31日 9018

日本が福島へ廃棄物を集約すれば、世界が日本へ廃棄物を集約する。「福島」が「日本」に広がったように世界に広がる。日本の原発というだけでなく世界の原発の害にブレーキを踏むには、「全国処理」は必要。

…というのは前から私の変わらない意見だが、それだけでなく、「デジタル化」によりアナログ的なモデルではない効率が出せる可能性というところに私はかけているということか…?

JRF 2012年8月31日 2008

……。

そして、もう一つ先生と話題にしたのが、「我々」が 聞いていたのは「ガスタービンシェル」であって「シェールガス」ではない…ということ。もとのシェルが実は「セル」で細胞的にデジタル化するとかすると上に繋がるが、おそらくそうではない。じゃあ、それって何か?

JRF 2012年8月31日 7271

甥達が来たときにたまたま交通博物館へ行って蒸気機関を見てきた。そのとき「蒸気をあてて回転させるのではないやり方を思いついたところが、蒸気機関の発明のすごいところだ」…と私は自分で説明しておきながら、じゃあ、なんで今の発電が蒸気で回転させるシステムに頼っているのかというところに矛盾を感じた。

摩擦の大きさというのはそれはそうなんだろうけど、回転の慣性みたいなのを rigorous に維持するのが交流発電の本道で、廃熱部分を利用してピークに残響みたいなものを接ぎ足しても意味がないというのが、実は動力屋の感覚なのではないか。

JRF 2012年8月31日 0992

でも、アナログ時代には考えにくかったデータ伝送の効率は、まさにその残響部分の安定が重要なんだという仮説が浮かぶ。すると、より少ないピークで、より効率の良い伝送が可能になるのかもしれない。それこそ「シェル」の部分の技術なんじゃないか?…とちょっと妄想した。

JRF 2012年8月31日 4314

typo 「をに」→「に」。

JRF 2012年9月2日 8820

……。

このころ話題となった関連(?)記事。

《超豪華オーディオ用USBケーブル体験版付属の雑誌が発売される | スラッシュドット・ジャパン ハードウェア》
http://hardware.slashdot.jp/story/12/09/03/0631231

ちなみに [cocolog:72014365] でオカルト的オーディオジョークに関して「ひとこと」している。一度デジタルにすることでの劣化は、CD 初期のころに議論されたが、その後の D/A 変換器の発達により明らかにアナログより良い音が出せているという定評になっていった。

JRF 2012年9月5日 0622

上の議論からするとデジタルはゴソっと捨てることがありそうだが、アナログの音飛びともまた違うのだろう。[aboutme:120990] で書いた「技術者の劣化」といった人の管理の問題というのはアナログのときには、見えにくかっただけという言い方もできるが、上の私の問題意識にはつながっているか。

USB ケーブルの違いで音が変わるとすれば、普通は電源まわりか、アナログケーブルとの干渉を疑うわけだが、案外、規格への準拠を信頼できるサンプルが、高額なため財産として残りやすいという点に意味があるのかもしれないな…。まぁ、それって、音楽が残る安心感によるプラセボってことになるんだろうが。

JRF 2012年9月5日 5417

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