cocolog:74412255
英語だと「証券会社」=「セキュリティ」なんだよね。これってどういうことなんだろう。『ヴェニスの商人』の「ひとこと」([cocolog:72947619])では、実は「信託会社」というものの性質について考えていたのだが、今度は「証券会社」というものについて少し考えたい。 (JRF 8643)
JRF 2012年10月18日 (木)
で、[cocolog:72808649] で「電子書籍ソフトはスクリーンショットを妨害するが、セキュリティソフトが妨害するのを妨害するのを売りにして…」といったことを書いたが、このとき、セキュリティソフトは攻撃するかどうかを、「商券」を元に判断するということになろう。
これって「証券会社=セキュリティ」というのと繋ってないか?
JRF 2012年10月18日 7651
あれかな、ヤクザというかナントカ商会の親分さんが、因縁つけるか付けないかとというときに、証文だけでなくて人を見てて…とかいうのがある。「セキュリティ」ってのはまさにそういうことをやっていて、証文の実効性を担保するところが元々だったのではないか?
JRF 2012年10月18日 3066
なんでそれが株式に特化するみたくなったか?
[cocolog:72357469] で、銀行のつぶすことも前提のやり方を覚えたら、はてな社とかもポイント関連について、チンケなショーバイなんかやってられないだろう…と私が書いたのと同じようなことなのかもしれないが…。証文を見た上で、株式をインサイダー的に売買できるというのもあるかもしれないが…。
そういうのもあるけどやっぱり、因縁のつき方がもっとも少ないあり方を探知する方法こそが株式というシステムなのではないか?
JRF 2012年10月18日 7890
つまり、「商券」だとあるダウンロードが実はちゃんとした権利に基づいていたりすると、因縁をつけるほうがおかしいとなるが、でも、それを知らせないということに理由があるのやもしれない。それは株証券も同じで、起こるべき取引が起こらなかったりするのは何か理由があるのかもしれない。そして、株として譲渡可能にしておくと、絵面が揃ったときに上がりを決めてくるのを探知できる。逆にいうと、本当は価値を否定できるカス証文を人定質問(人質)に結び付け値を付けるのが株や「セキュリティ」のショーバイなのではないか?
JRF 2012年10月18日 3181
……。
時間記録デバイスはある程度クラックされる。しかし、クレジット IC カードがクラックされてないことになっているように、何らかの方法で、クラックへの弥縫策があるとできるはず。
JRF 2012年10月18日 4680
[cocolog:72808649] で、↓と書いた。
>流出防止のセキュリティソフトを使っているパソコンから、一時的に非ネットワーク環境のパソコンにつなぐとき、そのセキュリティソフトが「侵入」して、相手パソコンに他の侵入者がいないか確かめることによってなす。<
JRF 2012年10月18日 1103
これは実は相手は PC じゃなくて USB デバイス(時間記録デバイスを含む)でもよい。一方、[cocolog:68930748] では、USB デバイスに対する治外法権みたいなアイデアも出した。人質みたいな話も実は、[aboutme:134755] などで書いている DNA がらみをクラウド管理したり、ローカル管理したりという部分で、すでに出ていると言えなくもない。すると現代版セキュリティを証券会社ふうに作る道筋はすでに出来ているのではないか。それでも、何が足りないか…。言葉としての「株」が含意するものだろうか?
JRF 2012年10月18日 1719
……。
あと、株式がらみで一点、今では忘れられてるなと私が感じること。
銀行は「バブルシステム」で、貸したのが預金(借入)として返ってきたのをまた貸すシステム。
そのシステムの是非は置いといて、これによる株式の投資まで許すと、無限に株主の権利を薄めることができる。だから、規制として銀行は直接金融に手を出さないようにさせるか、銀行(銀行システムが使えるのは銀行業法下の者だけのはずで、それ以外が銀行システムを使うのは脱法だった)が買った株の持分権を票から除くようにする必要がある。
JRF 2012年10月18日 7031
もちろん、銀行が意欲があれば、それようの会社を使ってこの規制を迂回することもできる。株式投資のほうが貸出より劣後するとは金融法システム上はなっているけど、経済的にいつもそうとは限らない。でも、そういうことをすると、この「ひとこと」の上の議論でやっていたセキュリティ的機能も薄まる。経済システムとしてそれでいいのかという問題があるんだけど、そこはブッチ切ったのが、90年代だったという感じかな。
JRF 2012年10月18日 3404
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電子書籍の譲渡をできると私がいうとき、電子署名がされた領収書のようなものを基に譲渡を時間記録デバイスなどに登記することを考えている。
keyword: 時間記録デバイス
つまり、「所有権」というものにおいて、書籍のコピーが重要ではなく、そういった契約書的なものの譲渡のシステムのほうが重要だと考えているということ。
この契約書的なものを「商券」と仮に呼ぼう。
JRF 2012年10月18日 7848