cocolog:74632493
ふと思った。学校とかじゃなくて政治家を訪問して聞くような場合、確率の問題を尋ねるときは、まず「この確率の問題文の出題者が信用できるか」を聞き、その後、「出題者に騙す意思がないとして、この確率はいくつか」という問題を出し、「いくつ」のみの答えで統計をとるべきではないか。 (JRF 1327)
JRF 2012年11月 8日 (木)
はてなブックマーク - 《ティム・ハーフォード「数学をやりませんか」 ? 道草》
http://econdays.net/?p=7585
jrf:> 「コインを2回投げて両方表が出る」のは25%、「とにかく2回目に表が出る」のは50%、それとは別に「そもそも表(裏)しかない」という確率もいくばくかはある。死ぬ病を早期に発見して自殺者がほぼないなら優秀では。< 2012/11/07
JRF 2012年11月8日 4679
「とにかく2回目に表が出る」ということが考えられる時点で隙があり、それが一端許されれば、「そもそも表(裏)しかない」状況を差し込んでいくのが「政治」という側面があるということだと思う。私がいいたいのは。
形式論理的な「こう決めたんだからこうなるよ」といったことは↓にあるように私も認めるんですが。(というか私の思考のベースがそれなんですが。)
《絶対性 [ JRF の私見:雑記 ]》
http://jrf.cocolog-nifty.com/column/2006/08/post.html
JRF 2012年11月8日 3290
ただ、論理学者は、系の中で矛盾やあいまいな表現がすでに使われていれば、その系の中において矛盾を導き出してそのおかしさを示すのも役割みたいなもので、まぁ、実力不足で、そういう役割からは早々に私はドロップアウトしてしまったわけですが、私のは、えてしてそういうドロップアウト組のほうがうるさかったりする実例みたいなものでしょうか。
JRF 2012年11月8日 1242
しかも、今回の場合は「スクリーニング」が問題になってるわけで、「そもそも表(裏)しかない」状況…というより「裏が出たら射殺されます。(生き残ってる人にとって)表の確率はいくつ」…みたいなところまで考える必要があるわけで、こういう反論がないと予想してなかったとも考えにくいわけで、まぁ、とにかく「下っ端」的な私が反論して様子を見てるみたいな感じなのかな?
JRF 2012年11月8日 5884
typo 「出したとしたと」→「出したと」。
JRF 2012年11月8日 6728
だから、逆に結構「バロック調」の問題文にしていくというのもありなのかもしれない。
「私はドーバー海峡で海賊に捕まった。その船長は私の胸ポケットのエリザベス金貨を取り出し、表裏を確かめたあと、それを放り投げ右手の平を下に左手の甲の上で受け取めて言った。「表か裏か。それにお前の命がかかっている」…このときコインが表である確率はいくつか。」
…とか。(^^;
JRF 2012年11月8日 5421
で、これで 1/2 が正解になれば出題者の勝ちということになるのかな?(^^)
そういや昨日は、米大統領戦の投票日だったな…。
JRF 2012年11月8日 1884
……。
今確かめたら、最初のやつは「2回投げたら2回表になる」といった記述で、「ともかく2回目が表」という解釈の余地なしでした。私の早とちりです。すみません。私はあいかわらずの馬鹿さ加減をまた露呈してしまいました。私に必要なのは↓の国語をまずしっかり学ぶほうなのでしょうね。まぁ、このトシになると、バカなのはどうにもならないのですが。orz
《小学校から算数を追放すると1/4の授業時間で成績を上がった話 読書猿Classic: between / beyond readers》
http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-631.html
JRF 2012年11月9日 7914
このトシになって、学は入ってくるより、忘れていくほうが確実に多いし、物忘れも多いですからね。プログラムとか、プログラムがらみの数式や証明チェッカ付けの証明なら確かめながらやればいいけど、それをする気力も出ない感じ。orz
もうちょっと努力しないとな…。さすがに最近、遊び過ぎか。
JRF 2012年11月9日 9139
「努力」っつっても、ゲームやプログラミングで最近遠ざかっていた読書をやりはじめたぐらいだったが…、いきなり、風邪でダウン。
風邪は引いたことないわけではないんで、たまたまなのかもしれないけど、トシで体が弱ってるってのは多少はあるのかな…。今回のは、この一つ前の「ひとこと」を書く気合を出すために暴食した反動みたいな気がする。そういう無理はもうできない感じなのか?>> オレの体。
JRF 2012年11月12日 9484
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うわっ、やられた!何度か言ってた変形「三囚人問題」、変形モンティ・ホール問題として、すでに翻訳日本語著作で「既出」になってた。 続きを読む
受信: 2014-06-28 17:29:23 (JST)
ブロム&ホルスト&サンデル『確率論へようこそ』を読んだ。わからない部分が多かったが、わかる部分もあった。わからない部分もそれはそれで置いておいて読むやり方をもっと早くこの本にやっていれば、私の人生も変わったかもしれないと思った。大袈裟だけど。... 続きを読む
受信: 2015-09-28 14:41:41 (JST)
で、統計で表示するときは、このように問題を出したとしたと書いた上で、決して、「信用できるか」の数値を使わない。
その「信用できるか」の数値を(関連付けにでも)使っちゃうと、「政治」の側は、今度はそこを操作することを考えないといけなくなるから…といって伝わるかな?
だから、そこはどうであろうと捨てる。どうしても言及したければ、「その数値は秘密だけど私は信用されてないようでガッカリした」ぐらいの記述に留めておくべきだ。
JRF 2012年11月8日 9490