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先日付いたコメントを、非公開にした。「中傷」が過ぎると判断したため。ただし、すぐに消さなかったのは、憲法21条にも保障されている出版の自由・事前検閲の禁止を考えてのこと。ネットはすぐに消せてしまうが、昔は「発禁物」もしばらくは流通しているのが「お約束」だった。 (JRF 7093)

JRF 2014年1月28日 (火)

私のサイトのように読む人の少ない状況で、ネットに書かれたものを管理人がすぐに消してしまうのは、それを見る人なく消すことに相当し、ほぼ事前検閲に近いと考えた。

あと、私自身の精神病の経験から、「中傷」に当るものを即座に消すのは、逆にその者の「妄想」を強固にし、そういう場合にありがちな孤立感を深める可能性が強いという判断もあり、それを寛和する意味もあった。

JRF2014年1月28日5698

……。

ことの経緯としては、↓の記事に 5000 字を超える長文コメントが付いた。

《97 年皇位継承制度の水面下の研究会ができたそうです。私が関心を持ったのは 99 年でした。》
http://jrf.cocolog-nifty.com/column/2006/02/post_32.html

コメントの傾向としては、皇室に関わる個人などの名をゴシップ的に挙げ、それを現代日本の「敵対国」の陰謀論に帰着するような内容で、明らかに「中傷」と判断すべきものだった。

それに対し、私が付けたコメントが↓。

JRF2014年1月28日9321


コメントありがとうございます。

詳しいことは存じませんが、ドラマ等で見る印象では、あの時代に派手な衣装を着ることができた方は、それなりのご苦労があったことと思います。その辺りの実感もあってのご批判なのかもしれません。

大学をお出になってらっしゃるようだから、統治法として民族や身分で分断し、その間に例えば自らの出自への不安を煽ることで、枢軸を作っていく社会操作もご存知のことと思います。

JRF2014年1月28日6002

(…)
現代は原発震災まで起きているのに、特に若い人の社会は見ため平穏で、先人達の闘ってきた歴史や方法論も伝わっていないことへのいらだちが私の上の世代にはあるのだということを感じます。

私は「ニート」で親に頼ることしか能がなく、情けない限りなのですが、インターネットに夢を見た一人として、過去の知識がネットに持たらされることをありがたくうれしく感じるとともに、ネットの平安もまた願う者です。

ここは、訪れる人の少ないサイトですが、公けに開かれており様々な方が訪れる可能性があります。上のようなコメントだと経験のない若い方ほど中傷が過ぎると感じる文体になっているとご指摘せざるを得ません。

JRF2014年1月28日7524

(…)
コメント主さまが縁あって何かの急迫があって書かれたがゆえ、いつものようなご配慮を欠いたのであろうことはお察しいたします。しかし、貴重な文章とは言え、このまま長くここに残しておくことは、後続の者の平安のためになりません。

私の読み方がおかしい可能性は承知しておりますが、同時にここを管理するのも私です。強いてのご希望をここのコメントででも追記いただいた場合は別に考えますが、そうでない場合は、しばらくおいて、私のこのコメントともども削除したく思います。

ご了承のほどよろしくお願いします。

JRF2014年1月28日5918

以上のやりとりが2013年12月初旬にあり、1ヶ月以上たったのちの先ほど私の上のコメントともども「非公開」に設定した。

JRF2014年1月28日1616

……。

昔は、今だと「中傷」とされるようなことは噂レベルでは普通にあって、ネット以前というよりはテレビ以前の社会にはいわゆる「金棒引き」がいて、ゴシップを、今のアニメとかドラマとかが担っている「妄想」の羽を下世話に伸ばす部分もいっしょくたにして提供していたらしい。

JRF2014年1月28日6659

私は以前、「超人」という考え方を補助線にして、考えを熟成させるよう手法に言及したことがある([aboutme:79617]あたり)。それに似た感じで、自分には関係がほとんどなく言及しても害が及ぶはずのない「高貴な人」や「敵国」の存在をあえて使って、論を組みたてるというのは、人間の(社会的)思考の機能としては割と昔ながらのものなのではないか。

統合失調症でよくある妄想として貴種流離譚的に自らを天皇などの「ご落胤」とするようなものがあったんだけど、それが最近は少なくなってるとか聞いたことがある。そのあたりネットとかテレビとかが、抑圧を取り除きつつ代替物を提供してるということなのかな。

JRF2014年1月28日2599

……。

あと、備考として。

上を非公開にするのにちょうど時期を合わせたような感じになったが、(ひとこと以外の)ブログの記事の一番上の日付を、新聞みたく元号も書くようにした。

私は、書類書き等で必要なときがあるのに、どうも元号の計算法を忘れちゃうのを新聞で思い出すことが多い。ああいうのをネット上にも欲しいから。

JRF2014年1月28日1115

私が死んだあととか、いつまでも元号が変わらないとかいうのはいかにもマズいので、JavaScript ソースに直書きした日付以前のみ元号にするようにした。

逆にいうと、私が死んだあと誰かがここを引き継ぐと、デフォルトでは元号の表示が切れるわけで、そこは少し失礼にあたる。新聞のコラムに「いつまでも昭和で計算しないとわからない世代」的な話があって、ずっと同じ元号のほうが失礼が薄いという考え方もあるのだろうが、この先のすごい高齢化社会において「新しく若い元号」を認めないような形になるのをむしろ避けたかった。

JRF2014年1月28日6736

なお、ソース直書きの日付の更新は、毎期(3ヶ月)ごと、アクセス解析の記事を毎期書いてるので、その記事をアップする前後ぐらいに書き換える予定。

JRF2014年1月28日1418

typo 「熟成させるよう手法」→「熟成させるような手法」。
修正 「するようなものがあったんだけど」→「するような類型があるんだけど」。
修正 「記事を毎期書いてる」→「記事を書いてる」。

JRF2014年1月28日3842

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