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cocolog:80024150

図書館には、一般に読む席と同じところに置いてある開架図書のほかに、普段はしまってある閉架書庫の図書がある。閉架の図書は、図書館員に頼んで持ってきてもらったり、特別な人のみ書庫に入って閲覧できたりするような運用がある。電子「納本」にあわせて必要なのはその制度ではないか? (JRF 9286)

JRF 2014年6月28日 (土)

[cocolog:79931287] の「電子納本」の話の続き。

JRF2014/6/286062

ネットの世界だと、Google で出てくるのが開架で、Facebook とかの会員制の検索で出てくるのが閉架…みたいな対応をパッと思いつくが、それに相当するとはしたくない。閉架書庫は開架図書室以上に静かな世界であり、そこで試みに本のページをめくるのは瞑想に近いという印象すら私にはある。会員制にして検索履歴を全部残すような運用で、ページ脇に検索数のトップが表示されるような騒がしいものがそれに相当するとして欲しくない。

JRF2014/6/280444

むしろ、そのあたりはプライバシーの尊重の方に倒して、撮影禁止の場所に入ってのみ閲覧できる…とかにしたい。何を検索したかは、係員は知っているが、どれをクリックしたかまではわからないぐらいの運用がいい。

JRF2014/6/282313

コンピュータならではの、検索やコピーのやりやすさは殺してはならないだろう。なんなら Google のテクノロジを国が買って(借りて)、納本されたものの検索システムを設けてもいい。そこに [cocolog:79931287] で SF 的な例として述べた>過去のアーカイブがプライバシーの懸念等から、社内でもあるレベル以上じゃないと、「ある場所のある時間からのアクセス」に相当することができない<というのに似たシステムとして、閉架書庫を構成できないだろうか?

JRF2014/6/286059

一方で、コピーへのメタ情報の付加程度は許したい。持ち出したものをそのまま表に出すような、うかつな者だと、出入り禁止をくらうこともあって、そもそもその前に、閉架になった経緯に関してセキュリティソフトが注意を促すぐらいになって欲しい。そして、わかった上で人目につかないブログ等で紹介したら、元の「納本」者(例えば私)などと同じ問題にぶつかる…と。

JRF2014/6/280128

同人誌が有名になりすぎたとき、「閉架前提で納本」というのができて、その財産権のないコピーも補償金を払えば可能だが、セキュリティソフトがないところで見たりしようとすると消されることもありえる…といった運用を夢想する。(参→[cocolog:72808649])

JRF2014/6/285238

『攻殻機動隊』などスパイ SF の世界観だと、あまり目立つことをしてると公安のマークがついてうっとうしいぐらいの感じでいいんだろうけど、ジャーナリズムへの配慮も大事。開架に入るにも、国民番号みたいなのが必要でいいんだけど、[aboutme:136774] で書いた>末期ガンの患者に「医師があなたの納税額を知っていますよ」とささやく<のと同じで、変な圧力が「ジャーナリスト」にいつまでも残らないように、図書館用 ID みたいなのは一定の手続きで変えられるようにはして、誰が何をコピーしていったかは秘密なのがデフォルトにすべきだろう。

JRF2014/6/281096

このあたりは、大企業の電子図書(室)等ではすでに参考になるような形態はあるんだと思う。私にはわかりえないが、それよりはオープンな形にすべきだろう。

JRF2014/6/284691

……。

keyword: ダミー行動
keyword: 統一 ID
keyword: 納本

私の場合は、開架可能と閉架前提が組になって「納本」することになっちゃうんだよな…。だとすると、1パッケージから2つのディスクを取り出して別々に置いてもらうより、開架用と閉架用の2パッケージを用意したほうがマシだな。で、閉架用には開架用と同じ物も含んでおく…と。

JRF2014/6/282310

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