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近況。名古屋に日帰りで法事。夏休みはじめに甥の一人がパパといっしょに来て、帰っていった。『カラマーゾフの兄弟』を読み切った。 (JRF 0420)

JRF 2014年7月22日 (火)

『カラマーゾフの兄弟 全5巻』(ドストエフスキー 著, 亀山 郁夫 訳, 光文社古典新訳文庫)
http://www.amazon.co.jp/dp/4334751067
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1102339184

JRF2014/7/229909

時系列的には『カラマーゾフの兄弟』を4巻まで読んだところで、法事と甥の来阪がたてつづけにあって、帰ったあと一気に読み終えた。

JRF2014/7/227241

法事では、仕事をしてないのをほぼ隠している私は話に加わることができず、辛かった。

JRF2014/7/220796

二人の甥のうち一人は別の用があったため、一人だけの来訪。ただ、ゲームからは遠ざかってる私は遊び相手にもなれず、役立たずなことをひたすら痛感した。彼らは私のことをどう思うようになるのだろう。

JRF2014/7/227220

『カラマーゾフの兄弟』は以前、大審問官の章について記事を書いていて、全体もいつか読まねばならない宿題として、ずっと前に買っておいたのを今になってやっと読んだ。

《正教とロシア革命前夜:『カラマーゾフの兄弟』の『大審問官』を読んで》
http://jrf.cocolog-nifty.com/religion/2006/03/post_1.html

「大審問官」を読んだころのような「鋭さ」も今の私にはない。空想的な愛だけでなく実際的な愛、対人的な愛の実践が私にあまりにも不足していたことには気付かされた。

JRF2014/7/229582

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以下ネタバレ。

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物語としては、フョードルを殺したのは亀山氏が解説するほど、明らかではないな…という印象を持った。イワンの葛藤は、ミーチャと共犯的であったとしてもありうるもので、その自覚がやがてスメルジャコフの自分の地位を守ろうとする先回りの「発狂」を呼び出したという解釈もありうる。

JRF2014/7/225707

私は実際的な愛の経験の少なさからか、ミーチャの関連にはほとんどおもしろさを感じなかったが、イワンの悪魔の幻覚は、2ch 哲学板ログでも見るような感じでおもしろかった。

カテリーナは、ガンダムWのリリーナの姿、グルーシェニカは、ミュシャの描く美人像の姿を三次元化した感じで想像した。なんと二次元な想像力!

JRF2014/7/228885

私本人は自己投影するとすれば、アリョーシャになりそこねたスメルジャコフといったあたりになるかと読んだ。最初、聖書の矛盾につまずき、やがてそれを超えて読むことはしたけれども、聖性や信心にまでいたることはなく、人々との関係をうまく構築できなかった。

私は感動する力を失なったように思う。これが薬の影響でしかなく、やがて回復するのなら良いのだけど…。

JRF2014/7/221212

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