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『日本の名著 38 内村 鑑三』を読んだ。 (JRF 3323)

JRF 2014年11月19日 (水)

『日本の名著 38 内村 鑑三』(松沢 弘陽 編, 中央公論社, 1971年)
http://www.amazon.co.jp/dp/B000J9CEKG
http://www.7netshopping.jp/books/detail/-/accd/1100409951 (たぶん同じ物)

JRF2014/11/192085

キリスト教の無教会派、つまり、今(この場所)に自分が属すべき教会が無いという派というか主義に関心があって読んだのだが、そちらに関しての情報はあまり得られなかった。ちなみに、無教会派は、(この世に)教会という組織が必要ないという主義ではないというのが私の理解。

JRF2014/11/194429

……。

でも、『地人論』が、意外におもしろかった。

>人類の始祖は地球表面上いずこに現れしやは、いまだ人類学の大問題なれども、その初めて歴史的人民として優まれし地は疑いを入るべきにあらず、すなわちアジア大陸の中部、ヒマラヤ山の西北面より西の方、イラン、アルメニア高原の辺にありしことは、史学上の確説として存するなり。<(p.352)

JRF2014/11/192829

いわゆる「エデンの園」ということなのだろうが、そういった信仰や時代的制約(明治29年まで)から来る「色メガネ」にめげずに、がんばって読み進むと、その目的論的解説に「なるほど」と思うところがあった。今でいう地政学(参:[cocolog:74725679])の先祖みたいな感じでおもしろかった。

JRF2014/11/191531

まず、世界を北極から見て、ヨーロッパとアフリカ、アジアとオーストラリア、北米と南米の三塊に分け…

JRF2014/11/199344

>境界線として山脈に二種あり。すなわち東西に走るものと南北に走るもの、これなり。前者は国民を区分する上の非常の勢力を有し、後者はこれによりて分界さるる国民を連合せしむるにおいて妨害たらざるがごとし。これブーエー氏(M. Bouet)の初めて指明せし事実にして、爾来歴史家の賛同を受けし一般の法則なるがごとし。<

…と書いて、それをブーエー氏第一則、ブーエー氏第二則と呼び、それに港湾に適する湾弓の有無を足して、それぞれの大陸の「天職」を論究し、今は西漸が終って南漸に入る時代となったと解いていた。

JRF2014/11/198869

……。

以前に上の本からの引用をしていた。今↓のひとことを読み返すと、自分でもわけがわからない…言いたいことがいろいろあったんだな…としか言えない。

[aboutme:129789]
>「完成されたる人が完成されたる地を占領する」ことのむなしい反映すなわち「つかの間の正義」が、米軍の日本の占領によって成り、そこで「米人」となって生きることだ…そういうヴィジョンが私に浮かんだ。大日本として戦うことも不正義、米英が日本を占領するのも不正義、しかし、そこに本当の正義の肉としての表れがある…。内村鑑三に表れた無意識がそれを望むに至ったのだろうか…?<

JRF2014/11/192437

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