cocolog:83293289
子宮頸癌予防ワクチン(HPV ワクチン)を念頭に置きながら…。弱毒性が免疫をあまり刺激しないことによって慢性的な曝露が起こり、それが癌につながるという機序があるとき、ワクチンがあえて急性症状を惹き起こすことで免疫を構成するやり方はアリなんじゃないか?…と考えた。 (JRF 5626)
JRF 2015年9月 4日 (金)
実際の HPV ワクチンがそういう機序を持っているかどうかは知らない。が、そういうワクチンがあってもおかしくないと考えた。
JRF2015/9/40675
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一般のワクチンについて…。(弱いが)急性症状が少し増した状態をつくるワクチンを混合して使う場合、危険性がより増すがゆえに免疫はより強力な(システマティックな)ものに訓練されるということはあるのかもしれない。
しかし、その機序が十分明らかでないなら、それは「魔術」を超えるものではないのではないか、科学と呼ぶに足らないものでないかという気もする。
JRF2015/9/45499
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HPV ワクチンに関しては、[cocolog:74412534] や[cocolog:68926262] や [aboutme:124330]でも言及している。(関連としては [cocolog:75311636] や [aboutme:117067] もご参照あれ。)
JRF2015/9/41500
あと、どこかに書いたように思うが見つからないので書くと、医学の進歩により「種としての免疫」が低下する…弱い遺伝子が残るという面は非常に長い目で見ればあるのだと思う。その影響はむしろ医療資源を多く使える富裕層に出やすいのかもしれず(参:[cocolog:74412782])、「ワクチン否定論」などが貧しい層よりは富裕層を中心に見られるとすれば、その点への反動があるのかもしれない…とは思う。ただ、それは自らの遺伝子を有利に保ちたいという信仰に近いものもあるのかもしれず、その辺を総合的に見て見過ごして良いのかどうかは個々の場面では問われるところかもしれない。
JRF2015/9/46456
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ところで、このアイデアを私が書く意味はない。昨日、ワクチンに関するブログ記事を読んで、このアイデアが思い浮かんだが、これは専門家にとっては「わかりきったこと」か「消費者を混乱させること」のどちらかでしかないだろう。ワクチン非消費者的「傍観者」が「真実」により近づくことがあれば、という思いで私は自己正当化しているが、このサイトでは誰かが反応して間違いをただしてくれることも期待できず、その思いも通じまい。
JRF2015/9/45179
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追記。
このひとことを書いた直後に次のようなニュースがあった。
《子宮頸がんワクチン 症状未回復約200人 NHKニュース》
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150905/k10010216931000.html
JRF2015/9/59143
>おととし4月には、小学6年生から高校1年生までの女子を対象に、国と自治体が費用を負担する「定期接種」に追加され、これまでにおよそ340万人が受けたと推定されています。(…)厚生労働省はおととし6月、積極的な接種の呼びかけを中止し、何らかの症状が出たおよそ2600人を対象に医療機関などを通じて追跡調査を行いました。その結果、痛みの症状が残っていた患者や全く回復していなかった患者が、合わせておよそ200人いることが初めて分かりました。中には歩けなくなり、学校に通えなくなった人もいるということです。<
JRF2015/9/55396
だから、ワクチンを打って何がしかの症状が目に見えるからダメだというのはあやしい議論なのかもしれない。一方で、ワクチンの元の病気と他の病気の混在が安全だからと言って、急性症状を何かと混合的に惹き起こしている状況はより危険な可能性はあるのかもしれない。
JRF2015/9/49466