cocolog:84101572
アニメ『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』と『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』の録画を観た。 (JRF 9819)
JRF 2015年12月10日 (木)
『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』(全12話, 梅津 泰臣 監督, 2014年1月-3月)
http://wizardbarristers.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA_%E5%BC%81%E9%AD%94%E5%A3%AB%E3%82%BB%E3%82%B7%E3%83%AB
JRF2015/12/104900
録画した中で、なぜか気になっていた作品で、録画してある未視聴の数ある作品の中から特に選んで観てみた。見終ってみて、なぜ気になったかはつかめなかった。梅津さんの絵が好きだというのもあるが、魔法と弁護士をあわせるというアイデアに惹かれたのかもしれない。
JRF2015/12/101185
キャラクターが多彩で、もっといろいろな話ができそうに作ってあるのに、たったの12話しかない。監督はせっかく練った設定をあっさり使い切ってしまってもったいないと悔やんでいるのではないかと思った。
12話で話をまとめるためにタネが強引だったりする部分はアニメゆえの愛嬌で別にいいんだが、最後の最後で「魔」法的な部分が強調される展開は、観たその晩の夢をエロティックにするほど、印象深かった。
JRF2015/12/103924
モヨヨン(天刀もよ)が、はじめてセシルを助けに来るシーンで、幻魔大戦(断片的に見た記憶しかない)を思い出した。「魔法」というよりサイキック・ウォーズみたいなアクションシーンだった。
観ていて、なぜ、こういうのを私の中の「男の子」は好むんだろうと考えた。エロティックなのを私が好むのはわかる。でも、「サイキック」なのをどうして良いと思うんだろう。さめた目で見れば、全々、現実的でないのに…。と思っていると↓という書き込みを見つけた。
JRF2015/12/102364
《青木潤太朗(三日目 東 プ 49)さん:Twitter:2015-12-07》
https://twitter.com/aokijuntarou/status/673786657103982592
>「異世界モノ流行ってるけど、あれべつ異世界いかなくても『ある時からモテるようになって仕事で必要とされる人材になれた』じゃダメなんすかね?」 「それああいうの読む人にとって異世界にとばされるよりリアリティがないですよ」 「ああ」 って会話を前に出版社のフリースペースで聞いてな・・・<
JRF2015/12/103544
なるほど、「何者か」に私はなりたいとして、私がこれまでの延長線上でそうなることは考えにくく、何かが「覚醒」してそうなるほうがまだ現実味がある…ということは、事実かもしれない。きっと私は「何者か」になりたいのだろう。…なりたいな、今からでも。
JRF2015/12/102861
……。
次に『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』について。
JRF2015/12/103134
『〈物語〉シリーズ セカンドシーズン』(全26話, 西尾 維新 原作, 新房 昭之 総監督, 2013年7月-12月)
http://www.monogatari-series.com/2ndseason/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%88%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%89%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA_%E3%82%BB%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%89%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%83%B3
JRF2015/12/100958
今期のアニメでは『ゆるゆり さん☆ハイ!』と『終物語』を観ている。以前の話を観てなかったが、『終物語』はおもしろく見ていた。しかし、『ウィザード・バリスターズ』を棚から引っぱり出すついでに、観てなかったこのセカンドシーズンも観てみるもことにした。
JRF2015/12/106966
見てみると、『化物語』は観たはずだが、『偽物語』もおそらく途中から観てなかったことや、OVA版(特別版?)みたいなのは観てないことがわかった。その辺りも総集編で見せてもらえたので、まぁ、だいたいの話はこれでつかめたと思う。(…と思ったら Wikipedia を観たらそうでもないとわかった↓)。
JRF2015/12/106790
《〈物語〉シリーズ - Wikipedia》
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%80%88%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%80%89%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA
JRF2015/12/106113
セカンドシーズンは撫子[なでこ]ちゃんが「ラスボス」化したあと、それが解消されるという「あっけない」展開なのだけど、後味がよい。
JRF2015/12/106936
「青春小説」と宣伝しているが、「大人が子供にいうこと」を聞かされて大人であるはずの私は、妙に気落ちしたり、納得したり、勇気付けられたりした。こういう「伝奇モノ」アニメで感動できるのはありがたいことだ。(…あいかわらず、私はダメだなぁ。とも思ったが。)
JRF2015/12/103286
伏線を回収していく様が見事で、『ウィザード・バリスターズ』でもそうだったが、物語の「プロ」の仕事の確かさを痛感した。私が作った(未発表の)小説とは違って entertainment 性も十分でありながら話の破綻を最小限にするという手法は、見事だった。
JRF2015/12/108694
……。
最近、自分がやっていることが、やろうとしていることが無意味に思えてしかたがない。だから、アニメに「逃避」したといったところだろうか。
でも、アニメを観ていると申し訳なさが募る。こんなことをしていちゃダメなんじゃないかと思う。2014年4月の入院から、どうも自信を失っていて、自分がやっていることの価値を見出せず、entertainment を楽しみにくくなっている。少し鬱なのかもしれない…。
JRF2015/12/105940
トラックバック
他サイトなどからこの記事に自薦された関連記事(トラックバック)の一覧です。
近況。[cocolog:84149980] から状況は変わってない。Isabelle で過去にやった証明を再証明している。無意味なことだと思いつつ、続けているが、無意味という自覚が強いためかやる気が出ず、なかなか前に進まない。... 続きを読む
受信: 2015-12-29 13:53:28 (JST)
栗本薫『魔界水滸伝』(全20巻)(ハルキ文庫版)を読んだ。物語の構想の大きさ、文章の装飾はみごとだが、キャラクター個々の死には納得いかないことも多かった。 続きを読む
受信: 2016-09-29 18:13:44 (JST)
……。
まず『ウィザード・バリスターズ』について。
JRF2015/12/103078