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ユダヤ教のタルムードに関する文庫本を再読した。格言を二つ抜き書きする。 (JRF 0252)

JRF 2016年11月21日 (月)

『ユダヤ五〇〇〇年の知恵』(ラビ・M・トケイヤー 著, 加藤 英明 訳, 講談社+α文庫, 1993年)
https://www.amazon.co.jp/dp/4062560089
http://7net.omni7.jp/detail/1101136763

JRF2016/11/217684

元は、実業之日本社より1971年に刊行されたものらしい。あと最近、小学館新書で『ユダヤ5000年の教え』という題で出てる本があるが、同じものだろうか?

JRF2016/11/210827

keyword: タルムード

コーヘン『タルムード入門』もちょっと前に再読したが、それはこの《ひとこと》には書いてないか…。今回の本は、それに比べればタルムードの概説書としては不十分で、むしろ抜き書き的な格言的な抜粋に留め、ユダヤ教への興味をそそることと人々にちょっとした気付きを与えることを目的の第一とするような内容になっている。

JRF2016/11/212023

同じ著者・訳者の『ユダヤ商法』の再読([cocolog:85772240])時もそうだが、再読ということで読み飛ばしてしまおうとしたのだが、どうにも引っ掛った部分があったのでそこだけ抜き書きしておく。私は、ブログの一番下のほうに格言やことわざを表示するようにしていて、そこに書き足そうかとも迷ったが、二箇所のうち一つは長いのと一つは意味を取りにくいので、こちらにメモだけしておくことにした。

JRF2016/11/212375

……。

>要領のいい人間と賢い人間の差 -- 要領のいい男は、賢い人間だったら絶対におちいらないような困難な状況を、うまく切り抜ける人のことである。<(p.129)

いい得て妙。うまいこという。

JRF2016/11/212708

でも、賢い人間もしばしば「どうして」という困難な状況に陥ることはあると思う。それは神に誠実な人間の集合が賢い人間の集合に含まれがちだからでもある。切り抜けられる困難をあえて引き受ける人々の中に賢い人々がいることがある。それはしばしば愚かに見えるけれども、あなどってはならない。…といったところか。要領がいいために達し得ない境地・知恵があるといったところか。

JRF2016/11/219578

……。

>物をとらない盗っ人は、自分を正直だと思う。<(p.154)

物をとっていないなら盗っ人ではない、その定義に外れる。…とは言えるから、この「格言」は文脈がわからなければ意味不明であると言っていいだろう。格言形でしかこの本に載っていないから意味不明だで終ってもいい。

JRF2016/11/213779

が、しかし、私は、私に照らして、過去に罪を犯したことがある人が今、その罪を離れているから「自分を正直だと思う」と解釈して、なるほどそうだなぁと納得した。

JRF2016/11/219084

私はすごい罪を犯すようなある意味「大物[おおもの]」ではないが、ずるがしこい悪を若いころしていたことがある。そこから反省しての今があるが、今も、例えばエロマンガを買って楽しんだり、働いてなかったり等、倫理的な悪はまったくないわけではない。今、それでも他の人より「正直だ」と自己評価できる・実感してしまっているのは、過去の罪があるがゆえなのかもしれないなぁ…と思った。

JRF2016/11/216330

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