cocolog:87013147
東日本大震災から六年経った。 (JRF 7201)
JRF 2017年3月11日 (土)
……。
昨年、>原発は、非関税障壁が事実上ある国内ハイテク産業で、家電の輸出減・または輸入圧力に苦しむ電機メーカーにとって利益が確保できるビジネスという側面があるはず。<と書いたが、電機メーカーの東芝が、粉飾決算や、米原子力関連会社の赤字の処理に苦しんでいるというのが、今、大きなニュースになっている。
昨年、思っていたほどには原発再稼動は進まなかった。私が個人的に期待しているロボットの活躍はないではなかったが、それほど目立ってはいない。
JRF2017/3/114828
……。
経済は好調だという数値と不調だとする数値と両方があるが、アメリカでトランプ政権が誕生して以来の株高を受けてか、好調という数字のほうが目立っている。
震災の後始末のためには、長期政権があったほうがいいと私は思っていたが、安倍政権がちょうど長期政権になっている。ただ、今、現在、右翼系の小学校新設をめぐって利益供与があったかどうか総理が絡んだかどうかというスキャンダルが持ち上がっている。
JRF2017/3/115320
……。
エクアドルやイタリア、インドネシア、ニュージーランドその他で地震があった。福島でも大きめの東日本大震災の余震がまたあった。
中でも私の記憶に残っているのは、2016年4月の熊本の大地震だ。「余震」が強いのが特徴だった。ただ、私の記憶に残ったのは、被害よりもある噂についてだ。
JRF2017/3/111452
[cocolog:86585127]
>4月の熊本地震は、地震の被害はもちろん悲しいのだが、私は個人的に被害宅に泥棒が入っているという噂に心を痛めた。被害者が当座の生活のために他の家のものを少し拝借するというならわかるが、他の地域から車でやってきて盗みをはたらいているとのことだった。私には信じられず、強い憤りを覚えたりした(…)。<
JRF2017/3/114071
[cocolog:86557282]
>日本の犯罪率が低いのはやくざがいるからだ…と。うーん、今年4月の熊本地震で、「火事場泥棒」…地震被害の家を泥棒する輩がいると聞いたとき、「そんなことがあるか」と私はまず疑い、それが事実というセンが濃くなったとき、「やくざがとっちめてくれればいいのに」みたいなことを、正直、考えた。まぁ、私も「やくざがいるから犯罪が少ない」ことを肌の感覚で認めているということかな…。関東大震災のときはどうだったんだろう?<
JRF2017/3/113105
福島でも、盗みなどが問題となって、「緊急事態宣言」がなされ、避難地域への立入りが制限されたりしたのだった。
当座の拝借を罪とせず火事場泥棒にのみ厳罸を課すという器用な法制をとるのは難しい。だから「やくざ」に言及したわけだが、まぁ、今の時代、その方向も支持は得られまい。難しいね。
JRF2017/3/118138
……。
アニメ『宇宙戦艦ヤマト』に放射能を除去する「コスモクリーナー」が出てくる。それはこの先の日本にとっては、農産物の輸出を拡大し、諸外国が受け容れてくれることがその機能を持つのではないかと思った。つまり、放射能が出るようなさらなる災害の防止、国内での放射能を除[よ]けた流通につながるのではないかと想像することがあった。(もちろん、流通で除けた物をしっかり廃棄する仕組みも作ってないといけない。)
JRF2017/3/117651
[cocolog:86784687]
>Wikipedia を見ると減反政策は 2018年にやめるらしい。苦しくなるばかりの日本は、農業国でも目指すということなのだろうか…。でも、原発震災の国、それを否定しがちな「東京」をかかえる国から喜んで買ってくれる国はあるだろうか。私もナッツとか産地気にせず食べてるから、気にしない人々がいることは確かだが…。まぁ、案外、農産物を多く輸出できる国を目指すことが、原発等のケガレをいやすことにつながるのかもしれないね。(^^;<
JRF2017/3/116360
ただ、こういう見方はデリケートな問題を含むので、声高に主張すると反感を呼ぶかもしれない。
JRF2017/3/116983
……。
甲状腺がんに関しては過剰診断論がある。過剰な検診の後の「治療」が負担になるという論。
はてなブックマーク - 《検診で発見されたがんの予後が良くても、検診が有効だとは言えない - NATROMの日記》
http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20170307#p1
jrf:>サンプル数が多いことで増数が微妙でも検定が有効となり、将来的な補償・効用につながる場合でも検診は無効か?<
JRF2017/3/117708
このことを少し考えていて気づいた。早期発見をしても治療をしないという選択肢もありうるのに、検診がダメだというのは、発見数を小さく見せたいからだ…という疑いがある。…わけだが、もちろん、発見数が多いことで、原発震災の影響が証明される可能性はあるわけだが、逆に、原発震災の影響があるとは言えないことが、証明されてしまう可能性があることにもやっと気づいた。変に調査しすぎることがかえって被害者の首をしめることにもなりかねない…と。
JRF2017/3/112600
でも、それならそうと言って欲しい。そうであったとしても、こういうときは真実を恐れるほうが問題あると私は思う。一般に、発見数が多いことで、治療に効果がないことがはっきりするという状況から、さらに発見数が増えることで、一部、治療効果を上げている技能者が発見されるという可能性もある。同じように、原発震災の影響はないとはじめはされても、後にごく条件をしぼれば影響があったとできることが出てくるかもしれないから。それに、そもそも、原発震災の影響がないとわかることは、被災者にとって悪い話ではないのだから。
JRF2017/3/116930
検査自体の侵襲度が無視できるほどで、経済的負担も軽いなら、検査を増やしていいと私は思う。見つけたら治療をせずにおれないというなら、陽性から陰性まで二値ではなくバラエティのある方法で示して選択してもらい、精密検査までは要求しない…など知恵はあると思う。
…でも、震災から何年もたって専門家が仕事をしている現在、こんな素人の意見は無意味なんだろうな…。
JRF2017/3/112056
……。
時期的なかたよりがあるかもしれないが、ざっと、私が注目したニュースを述べると…
「SPEEDI の自治体での活用」「使用済み燃料への課税拡大」「仏ヴェオリア、日本で低レベル放射性廃棄物処理」「放射性廃棄物 新ルール決定 濃度下がれば一般ごみ」「"「炉心溶融使うな」は隠蔽" 東電社長が謝罪」「地球上の年最大海氷面積が観測史上最小に」「政府 もんじゅ廃炉方針を正式決定」「原発事故で作業の社員が甲状腺がん 初の労災認定」…。
これぐらいで今年の報告は終りたい。
JRF2017/3/110582
……。
散歩。以前は一時間強、歩いていたのを、一時間弱で歩き終るようなコースで歩くようになった。太極拳は、週3日のペース、以前は外に出てガレージに隠れてやっていたのを、家の中の小さなスペースでやるようになった。
昨年は、介護の研修を受けたのだが、結局、就職はしなかった(できなかった [cocolog:85339639])。今年は、こんなことではダメだと思いつつも、今のところ、家でプログラミングや読書を続けるつもりでいる。
JRF2017/3/115214
トラックバック
他サイトなどからこの記事に自薦された関連記事(トラックバック)の一覧です。
2011年6月30日にアバウトミーは惜しまれつつ終了し、私は「ひとこと」をこのサイトに引き継ぎました。http://jrf.cocolog-nifty.com/software/2011/04/post.html に私がアバウトミーからココログプロへの移行のために作ったツール、すなわち、ご覧のページで使っているテンプレート等のツールを公開しています。... 続きを読む
受信: 2017-04-02 22:43:12 (JST)
東日本大震災から七年経った。正直、関心は薄れがち。意図的に抑えられているのかニュースも少ないように思う。まったく報道がないわけではないが…。 続きを読む
受信: 2018-03-30 21:29:34 (JST)
時事ネタ集。ブロッキングがあった場合のクレジット支払いはどうなるか。大量懲戒請求は橋下氏のときとは相当違いがあるようで気になる。高プロと国際救助隊構想の関係。白い粉 YouTuber は「ダミー行動の自由」にあたるか。... 続きを読む
受信: 2018-06-29 14:34:25 (JST)
東日本大震災から八年経った。1年を通してみるといくつか関心のあることは出てくるが、普段はそれほど意識しなくなっている。でも、3月11日に近付いてやっているテレビの特集を見ると知らなかったことがまだまだあるな…と思う。... 続きを読む
受信: 2019-03-17 21:39:08 (JST)
東日本大震災は、津波の被害が大きい大震災であり、福島第一原発の三基の原発がメルトダウンする原発震災だった。
東日本大震災について、2011年3月11日から2011年8月3日まで [aboutme:137553] で、2011年9月11日から2014年3月25日まで [cocolog:69768386] で、また、2015年3月11日に [cocolog:81991882] で、2016年3月11日に [cocolog:84750241] で、断続的にひとことしていた。この「ひとこと」はその続きにあたる。
JRF2017/3/114597