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2017年1月期・冬期アニメ。かなりの本数を観た、いわゆる「完走」した。中でも『けものフレンズ』はみんなでガヤガヤしているのを観るのが楽しかった。 (JRF 6886)

JRF 2017年4月 6日 (木)

2017年冬期アニメ、なぜかはよくわからないが、とても多くのアニメを最後まで観ることになった。普段だったら、1話や数話で「切る」ことも多いのに。数話で切るつもりが見続けたアニメというのもあった。

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……。

まず、『フリップフラッパーズ』から。

『フリップフラッパーズ』は、2017年冬期ではなく2016年秋期アニメで、[cocolog:86147057] で言及している。最初のころのファンタジックな雰囲気が、後半の伏線回収期に少し弱くなったのは残念だった。伏線をできるだけ回収してキッチリ終ったことは評価すべきなのだが、前半の雰囲気が気にいっていて、その雰囲気を守ってくれれば、話はどうなったっていいと思っていた私には、あまりいいラストではなかった。でも、総合して高い評価を付けれるアニメだと思う。(← 何をエラソーに。)

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……。

『テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス』は、前にやった第1期が良かった。天族[てんぞく]というのがいて、普通の人には見えないという設定がある。導師スレイは天族と触れ合え、導師に導かれる形で、後に従士となるアリーシャ姫が徐々に天族と関われるようになる…。この第1期での描写は、まるで天族の世界が現世に重なる霊界で、導師を通じて死後の世界に触れるかのようなミスリーディングを呼ぶものに私には見えた。それは第1期のアリーシャが死んだかどうかがあいまいにされるラストとあいまって、不思議な余韻を残した。

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ところが、今期の第2期が続くことになってアリーシャは生きてることが確定的になり、その余韻が消えたのがまず残念だった。2期では、後に従士となるロゼが、導師に導かれる前から天族の一人と関わっていた…というのが、まるで、精神異常ででもあるかのようにミスリードしうる可能性があった。でも、そのようなミスリードを核としない演出で物語が描かれ、2期はあまり興味深いものでなくなってしまった。結果、原作のゲームをやっていた人へのファンサービスを超える作品ではなくなっていたように私は思う。

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(なお、本作の最終話は、サンテレビで未放送のため未視聴。)

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……。

『けものフレンズ』は、一大ブームになった。一話を一目見て、『フリップフラッパーズ』的なものへの期待を持ったが、それとは違う方向に話が進んだように思う。一話の評価は高くなかったが、話数を重ねるごとに話題となり、Twitter などで皆がガヤガヤ話題にするようになるのを見ているのが、とても楽しかった。

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細かく見ると、サーバルちゃんが車を持ってジャンプしたり、頭の小さな羽で人型の体を宙に浮かせたりと、物理的におかしな描写があった。その「人類滅亡後」らしき SF 要素や以前ゲームアプリとして展開していたことと合わせて、仮想世界が舞台ではないか…とかいろんな憶測ができた。

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そんな中、第7話「じゃぱりとしょかん」でで、予想できた未来的なコンピュータ集積の「図書館」ではなく、かわいい「はかせ」と「じょしゅ」がいるだけの、本の並ぶリンゴをモチーフとした「としょかん」が登場することで潮目が変わった。この作品の路線はエヴァンゲリオンのような「黙示録的 SF」ではなくアンパンマン的な「メルヘン」であることが確定した。

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そして衝撃の第11話のあと、それでもメタ的な黙示録的なラストもありえたのだが、そうはせず、メルヘンに熱い展開で、優しい物語として完結した。サーバルちゃんの涙とか回収されてない伏線はあるものの、総じて満足度の高いままに終った。(転売業者も一安心といったところか?)

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メタにやりそうなところをやらず、ベタにベタに行ったのが、アラの多さにもかかわらず、好評価につながったのではないか。

(なお、おまけ的な12.1話がサービスで公開されたりして、ブームは終ってないようだ。)

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……。

『ACCA13区監察課』は、原作が特徴的な絵のマンガで、2016年に完結したものらしい。アニメはその絵のテイストを活かした原作とは少し違うキャラデザインだったのだけれど、そういう場合にありがちな原作に引かれての作画の崩れみたいなものがしばしばあった。それをどう評価するかが本作の評価の分かれ目なのだろうと思う。

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話は、政治的なメルヘン。女性向け(腐女子向け)要素はおとなしめ。実写のドラマだと日本を舞台にしたのではこの雰囲気は出ないし、海外でやれば軽さが失なわれただろう…という意味で実にアニメ的な作品だった。キレイな終り方で、私はおもしろいと思った。

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『ハンドシェイカー』は、視点を変えた絵や CG を印象的に使った作品で、そのスピード感のある戦闘シーンに、まるで(夜の)夢のように不思議な感覚をおぼえた。話自体は取りとめのない、ドラマ性の薄い、正直あまりおもしろみのないものだったんだけど、それが逆に(夜の)夢のような印象を強めていた。ラストはまだ話の途中といった感じだが、夢も途中でしばしばさめるものだから、これでいいのかもしれない。不思議な魅力のある作品だった。

JRF2017/4/63995

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『霊剣山 叡智への資格』は、第2期にあたるアニメらしいが、第1期を私は見ていない。それでも楽しめるアニメだった。超自然的奇跡をする一方で、みえみえのはったりを使ったりして一定しないが、それが逆にケレン味があっておもしろかった。宗教の立ち上げとか話の進め方が強引だが、強引すぎて逆に気にならないという魅力があった。

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『ガヴリールドロップアウト』は、「ネトゲジャージでごろごろ」という設定、天使や悪魔という設定があまり活かされてないのはアレなのだが、日常系としてほんわか楽しめた。「いうほどおもしろくはないなぁ」と感じているのに、なぜか珍しく放送時リアルタイムで見てしまう作品だった。

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『結城友奈は勇者である』は、2014年の作品の再放送。SF 的な黙示録的な作品だが、基本は「かわいそうな女の子」の物語。ラスト、なぜ主人公達が回復したかがよくわからない。神樹様にとって、女の子が反逆して一部バーテックスに侵攻・侵蝕されるまでがその生態系の一部であったということだろうか?

JRF2017/4/66626

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私は、作品ごとに評価して、良くも悪くもスタッフのことは気にかけないのだが、声優に関して、『うらら迷路帖』に能登麻美子が、『けものフレンズ』に國府田マリ子が、低い声で出演していて、ちょっと驚いた。

JRF2017/4/65113

……。

OPED に関して。

まず、『3月のライオン』の米津玄師の ED2 がカッコよかった。

『Little Witch Academia』の ED は、背景の絵が落ち着いた絵で良かった。歌詞にはちょっとひっかかる部分があったが、主人公のアッコのイメージには合っているかもしれない。

『小林さんちのメイドラゴン』は、好きな OPED。絵もおもしろく気に入っている。

JRF2017/4/64595

『ガヴリールドロップアウト』の OP は、現代風オラトリオといったところだろうか、楽想が興味深かったが、好きにはなれなかった。

『うらら迷路帖』の OPED は、曲として素直で、耳に残った。

『ハンドシェイカー』の OP は、カッコよく、楽曲としていいと思ったが、好きになれなかった。でも、まぁ、ED も含めこういういろんなテイストの曲が聴けるのがアニソンのいいところなんだけど。

ちなみに、ここに名前だけ挙げたアニメも「完走」している。

JRF2017/4/68381

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