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カリアリ歌劇場『シューベルト:歌劇「アルフォンソとエストレッラ」』の DVD を観た。シューベルトの歌の美しさはところどころ感じられるが、正直なところ、劇としてあまりおもしろくなかった。 (JRF 2339)
JRF 2017年4月16日 (日)
演出: ルカ・ロンコーニ
Directed for Stage by Luca Ronconi
指揮: ジェラールコルステン
Conducted by Ge'rald Korsten
カリアリ歌劇場管弦楽団&合唱団
Orchestra e Coro del Teatro Lirico di Cagliari
台本: フランツ・フォン・ショーバー
Libretto: Franz von Schober
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マウレガート: ヨッヘン・シュメッケンベッヒャー
Mauregato: Jochen Schmeckenbecher
エストレッラ: エヴァ・メイ
Estrella: Eva Mei
アドルフォ: アルフレート・ムフ
Adolfo: Alfred Muff
フロイラ: マルクス・ヴェルバ
Froila: Markus Werba
アルフォンソ: ライナー・トロスト
Alfonso: Rainer Trost
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……。
特に感銘を受けたわけではないので、黙っていても良かったのだが、備忘のために観たことだけでも記録しておこうと思って…。まともに日記つけてるのはここだけだから…。
私は、オペラはほとんど観ることはない。珍しく買って観たのは「シューベルトのオペラ」に興味があったから。
JRF2017/4/161491
確かに、歌はシューベルトらしい美しさがところどころ感じられ、二重奏とか三重奏とかが聞けたのは良かったが、オペラのくさにリートに比べてもあまりドラマチックでなかったような印象を持った。
JRF2017/4/168222
そして、ドラマの筋が正直なところつまらなかった。復讐への赦し、世代を渡った怨念の世代を越えた愛による統合、新しい時代への予感…といったところがテーマに見えたが、それもあまり盛り上っているようには見えなかった。そもそもフロイラがマウレガートを赦せるというのが、よくわからない。私にはわからない人の親の感情というものなのか…。フロイラの失脚にも理由なきでもなかったのかな? そしてマウレガートは良い統治をしていたのか…。
JRF2017/4/164210
このオペラがもっと有名になっていれば、感想は違ったものになったのかな? でも、今、有名な作品でないのも事実。あまりオペラに親しんでいない私が観るには、マニアック過ぎる、レベルが高すぎる…ものだったのかもしれない。
JRF2017/4/167315
typo 「オペラのくさに」→「オペラのくせに」。
JRF2017/4/167165
『フランツ・シューベルト:歌劇「アルフォンソとエストレッラ」D. 732 (Franz Schubert: Alfonso und Estrella)』(録音:2004年1月 カリアリ歌劇場 ライヴ, 発売: DENON 2010年 国内盤)
https://www.amazon.co.jp/dp/B003GYCNQ6
http://7net.omni7.jp/detail/1400177652
JRF2017/4/169072