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2018年4月期・春期アニメ。今期もかなりのアニメを観た。『ヒナまつり』が頭抜けてたかな。 (JRF 6094)
JRF 2018年7月 5日 (木)
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『ヒナまつり』。超能力少女とヤクザが主人公のギャグアニメ。マンガ原作あり。重くなりすぎない人情ギャグアニメといったところか。
ヤクザが出てくるのが昨今のアニメでは難しいところだが、不当に礼賛するでもけなすでもない描写。気になるほどではないので、「ヤクザ」という言葉にひっかかって見ないのは損だと思う。
萌えアニメとも一線を画しているので、それにひっかかって見ない人も損してると思う。
JRF2018/7/59754
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『BEATLESS (2クール目)』。女型ロボット HIE のカッコもまぁエロいんだが、レイシアの言動がエロいね。視聴者に「アナログハック」をしかけているのかな。そういう AI に関した SF 的な設定がおもしろかった。ロボットが接近するのがすべて少年であるのも、物語のなかで「チョロいからだろ」みたいな言及があり、ハッとした。
JRF2018/7/50012
ただ、物語とは関係のないところで、総集編等の多さには辟易とした。そして、まだ、終っておらず、完結編はまたいつかするらしい。毎週新話ではなく、1ヶ月に一回新話ということだと、視聴継続なかなかしてくれないから、こういう形を取るのもありっちゃありだとは思うけど、しまらない印象。
JRF2018/7/58687
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『ウマ娘 プリティーダービー』。実在の競争馬を性別をこえて少女化した萌えアニメ。スポ根ギャグものとして意外に楽しめる。人が実際のスポーツをやっているわけでないことから、スポ根が記号であるというのがよくわかる。競争の着順など、過去のレースにヒントを得ているらしく、ちょっと知識欲を刺激するのも具合がよいようだ。私は競馬に興味がないが、とても楽しめた。
JRF2018/7/55781
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『こみっくがーるず』。今期のきらら枠。オーソドックスな CGDCT。男のカゲなどみじんもない(キャラの家族のみ)。すばらしい。主要キャラがマンガ家という設定で、それぞれのマンガが描き分けられているのが、凝ってるなぁ…という印象。主人公のカオス(薫子)の困ったときの「あばばばばばー」が決まるのが心地いい。
JRF2018/7/56215
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『ラストピリオド -終わりなき螺旋の物語-』。たつき監督降板騒動をパロった第7話『けものフレンズ』回には参った。その回に限らず、ちょこちょこ、チョコというキャラがメタなあいの手をいれるのが楽しかった。スマホゲームが元で、ゲーマー用のネタはわからない部分も多かったが、雰囲気で楽しめた。
JRF2018/7/56072
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『宇宙戦艦ティラミス』。ガンダムみたいな舞台で、アルアルネタをするギャグアニメ。実際の軍隊をおちょくることはできないからズラした…みたいなところの伝統が変な風に平和ボケ味を加えて結実したという感じか? いや、こんなまじめな分析をしようとしちゃ興醒めだな、ただ、おもしろいです。
JRF2018/7/51609
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『PERSONA5 the Animation (1クール目)』と『Caligula -カリギュラ-』。『魔法少女サイト』もそうかな。若者の心理学風味にちょっとオカルト・ホラーを加えた感じ。『魔法少女サイト』はキモちワルくて、4話か5話で切った。『Caligula』も何度か切ろうと考えたが、最後まで見れた。『PERSONA5』は元のゲームがあるために話作りに苦しんでいる印象。
JRF2018/7/53680
投げっ放しのホラーや、狂気を真正面から描く…みたいなことはできないんだろうね。しかし、それらを知りたいという欲は若者の中にもあるのだろう。でも、本気でそういうのとかかわる医療関係者などには、ゲームやアニメにかかわる暇はない。何人かが患者として関わるようになるのに、どう救いをもたらすかがテーマなのかな? でも、そこに物語が描くような友情の余地があるようには「経験者」たる私は思えないのだけどな…。
JRF2018/7/56023
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『Cutie Honey Universe』。残酷なところは永井豪的だった。エロは思ったほどでもない。フェティッシュでなかった。同じアンドロイドでもハニーより『BEATLESS』のレイシアのほうがエロい。
話がちょっとスピリチュアルに終ったのも、永井豪風かな。でも、普通の人が見て、おもしろいかというと微妙かな。
JRF2018/7/57370
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『ひそねとまそたん』。ドラゴンのデザインや設定、キャラの絵も気に入ったのだが、ストーリーが薄味のラブコメを中心としていて今いち楽しめなかった。尺の問題…12話でなく25話ぐらいあればよかったのかな…と思わないでもないが、別にまとめかたが急過ぎるとかそういうことはなかった。
JRF2018/7/51855
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『ゴールデンカムイ』。ちょっとグロい。これを子供といっしょに見てるというツイートを見て大丈夫か…と思った。アニメにお金かけられず、きっと原作マンガのほうがおもしろいだろうな…と感じたのが正直なところ。
JRF2018/7/54623
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『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』。略して『GGO』。前期の『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』と私の中では同系統かな。ゲームテイストな描写がおもしろかった。ゲームをしたからリアルでいいことあった…なんていらない。ゲームがそもそも人生なんだ…みたいなほうがいい…ということかな→私?
JRF2018/7/58495
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『STEINS;GATE 0 (1クール目)』。タイムマシンをあまり使わないと決めた主人公。AI もまだ話せるだけ。…ということで SF っぽさがかなり失われている。ただ、おもしろくなくはない。これからかな。
JRF2018/7/57435
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『カードキャプターさくら クリアカード編 (2クール目)』は、新OP の 安野希世乃『ロケットビート』がよい。ただ、話は、小学生編のような倒錯が、小学生編で解決してしまったためか、あまりなく、「普通の関係」の成熟を楽しめる人には楽しめるのだろうが…といったところ。
JRF2018/7/50101
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『ニル・アドミラリの天秤』。OP が仕掛けとかも含め(おそらくわざと)ちょっとチープなんだけど、それが大正期の舞台にマッチしててよかった。話はまぁまぁ。
JRF2018/7/50400
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『銀河英雄伝説 Die Neue These』『ありすorありす』『重神機パンドーラ (1クール目)』『立花館To Lie あんぐる』『ピアノの森』『フルメタル・パニック! Invisible Victory (未完結)』『グランクレスト戦記 (2クール目)』も見た。
JRF2018/7/58675
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毎度同じく、こんなにアニメばっかり観てていいのかなぁ…と思う。ゲームは今期はあまりやらなかったが、「仕事」ともいうべきプログラミングや数学もできてないので、なんだかなぁ…といったところ。
JRF2018/7/53228
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2018年7月期・夏期アニメ。今期もかなりのアニメを観た。ギャグと異世界ファンタジーが目立ったが、私は SF がおもしろかった。 続きを読む
受信: 2018-12-30 15:33:48 (JST)
前期の 2018年1月期・冬期アニメについては、[cocolog:89156370] で言及している。
豊作だった前期に比べると今期は弱かった印象。今期『ヒナまつり』がよかったが、前期にやっていれば豊作の中の一つに過ぎないとなったであろう。
JRF2018/7/51827