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母のためにミニスーファミを改造し、麻雀ゲームとスーパーマリオをできるようにした。グレーなことだが、母はとても喜んでいて私は感謝している。せめて仁義を切るため、ここに書いておく。 (JRF 1352)

JRF 2018年7月10日 (火) Tweet

『ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン』略して「ミニスーファミ」を昨年買って、しばらく遊んだあと、大切にしまっておいた。

最近、母がどこかのテレビ番組で、『スーパーマリオブラザーズ』が健康(?)にいいと聞いたらしく、それをやりたいといいだした。

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その背景には、2月に父が死んでひまをもてあましているというのがある。そして、ひまをつぶすために自分の Windows 10 パソコンでソリティアで遊んでいるのだが、ひまな時間が多すぎやりすぎて、それに飽きてきたらしい。

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パソコンのソリティアはいろいろ種類があるが、いつもやっているもの以外はやりたくないらしい。Windows パソコンの前は、スーパーファミコンで麻雀ゲームをやっていたので、以前、フリーの麻雀ゲームを入れてみたのだが、少しやっただけでやらなくなってしまった。他に、私が買った花札のゲームや、無料の「Microsoft Mahjong」こと「上海」ゲームを勧めてみたが、どうも何かが嫌らしい。

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それが急に『スーパーマリオブラザーズ』をやりたいと言い出したのだ。テレビの影響力は偉大だ。

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最近、『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』略してミニファミコンが再販売されて、今なら手に入る。大きいキレイな画面でできるのはプラスだが、コントローラが小さく、あまり器用でなくなった母の手には小さ過ぎるのではないかと思った。また、スーパーマリオのためだけに買っても、おそらく母には難しいので、三日で飽きるだろう。それはもったいないと思った。

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そこで思い浮かんだのが、ミニスーファミの改造である。ハードウェアの改造はまったく必要なく、簡単に、スーパーファミコンやファミコンのゲームが追加できることは知っていた。そこに以前母がやっていた麻雀ゲームとスーパーマリオを入れてみることにした。

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……。

方法は[google:ミニスーファミ 改造]などでググって欲しい。私が使ったソフトのバージョンは hakchi2.30.zip と retroarch_with_cores.zip のバージョン 1.1d だった。私のパソコンは Windows 7。Windows 10 だといろいろ難しいところがあるらしい。

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hakchi2.30 にはフォントに関する変更がすでに含まれているという情報もあるが、「日本語フォント」を追加しないと、元からあるゲームのタイトルもうまく表示されなくなった。ただし、文字は小さくなってしまう。文字が小さくなるのは母にとっては辛い。だから、フォントを入れるか迷ったが、母は特定のソフトしかしないという前提で、フォントが必要なのは小さい字も見れる私か甥達だという前提で、フォントを入れておいた。

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……。

母はとても喜んでいる。特に、麻雀ゲームが再びできるようになったのを喜んでいる。やってよかった。

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ただ、権利関係はグレーだ。当然最低限として ROM の所有権はある。ただ、ROM のイメージをどう手に入れるか…。まともにやるなら自分で吸い出せねばならないらしい。それはとても難しい…特に母には無理だろう。それ以上のことは、語らないでおく。

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ちゃんとしたメーカーが、母の欲しいゲームを母に使いやすいように手ごろに提供してくれるなら、それに従うにやぶさかではないのだが…。現状では、改造ミニスーファミが目的に一番あっていたということ。母のような人は割合は多くないかもしれないが、数はそれなりにいるのではないか。そういう人の救いとなれる解決策があるのに、それが一般に知られてない・合法的に(有料で)サービスが受けられないのは残念とも言えるかもしれない。

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hakchi2 などを含め、ネット社会には感謝せざるを得ない。それに対して私は何もできない。せめてもの貢献として、この「ひとこと」(と次のひとこと [cocolog:89631029])を書くことにした。それで仁義を切ったつもり。

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