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ボールト 他『ホルスト:イエスの讃歌、12の歌、アヴェ・マリア 他』を聴く。不安でいて爽やかな曲。恋と死の詞。死の世界で結婚式を見るかのような不思議さ。『イエスの讃歌』は、そういう基調を守りながら荘厳で神秘的。 (JRF 4613)

JRF 2018年9月28日 (金)

Boult et al.『Holst: Humbert Wolfe Songs, Part-Songs, The Hymn of Jesus』(録音: Decca 1962年・1968年, 発売: Eloquence Australia 2011年)
https://www.amazon.co.jp/dp/B004I65CS2
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3973940

JRF2018/9/282671

演奏者が様々なので、曲目と演奏者を下に書く。

Twelve Songs, Op.48 (Words by Humbert Wolfe)
- Sir Peter Pears (tenor)
- Benjamin Britten (piano)

Ave Maria, Op. 9b
Three Welsh Folk songs
The Song of Blacksmith
Two Part-Songs
Two Carols
- The Purcell Singers
- Imogen Holst

JRF2018/9/289567

The Hymn of Jesus, Op. 37
- BBC Chuorus
- BBC Symphony Orchestra
- Sir Adrian Boult

JRF2018/9/287676

…… 。

私の場合、ホルストの歌曲は同じイギリスの作曲家のブリテン([cocolog:88459647])を思い出させる。(ブリテンは今回ピアノを弾いている。)ブリテンが夜の妖精の国という印象で、それに近いが、もう少し幽霊のような不安さがある。といってもオドロオドロしいのではなく、むしろ爽やかなのが、考えてみると奇妙だ。この CD には英語の歌詞がちゃんと付いてくるが、それをなんとなく眺めると恋と死に関する詞が多いようだ。曲と合わせて、死の世界で結婚式を見るような不思議さがある。「不気味さ」とまでは言えない「不思議さ」。

JRF2018/9/284193

『イエスの讃歌』はオーケストラも付いて荘厳さがあり、恋と死の「恋」がイエスへの呼びかけに変わっているが、基調はこれまでのホルストのもの。そして、とても神秘的。まるで『ヨハネによる福音書』の世界。

ポピュラーになるような曲ではないけれども、不思議な魅力のある CD だった。

JRF2018/9/281130

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