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グルダ&アーノンクール&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団『モーツァルト:ピアノ協奏曲 第26番 K.537「戴冠式」& 第23番 K.488』を聴く。第26番・第23番ともに第2楽章のうらがなしい感じが印象に残った。 (JRF 7515)

JRF 2018年11月21日 (水)

Friedrich Gulda (pf) & Nikolaus Harnoncourt (cond) & Royal Concertgebouw Orchestra『Mozart: Piano Concert No.26 in D major, K.537 "Coronation" & No.23 in A major, K.488』(録音: Teldec 1983年, 発売: Warner Music Japan 2000年)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00005HIE2
http://www.hmv.co.jp/product/detail/737038

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モーツァルトの後期ピアノ協奏曲は、若い頃から内田光子&ジェフリー・テイト&イギリス室内管弦楽団のもの(1985年-1990年)を聴いていた。どうしてもそれと比較しての感想となる。

内田&テイトが情熱的で勢いがあるとするなら、グルダ&アーノンクールのものは詩的で落ち着いていて表情がこまやかであると言えると思う。グルダ&アーノンクールのは両曲とも特に第2楽章のうらがなしさが印象に残る。

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第26番の第2楽章は、ヨーロッパの街角で子供が遊んでいるよう。そこに機織[はたおり]の工場もあるのかもしれない。少し薄汚れていて、貧しさのためか不幸もありそうに思うが、それを優しさが包んでいて美しく見せている。…という場面を想像した。

第23番の第2楽章は、やはりヨーロッパの石造りの港か河沿い。秋にそこの道を一人で歩いているかのよう。決して完璧にキレイではないが、普段の街の様子に美しさを見出せる。…という感じ。

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グルダの歌声というかうめき声が特に第26番では聴こえる。グールドの CD みたい。意外に気にならないが、グールドの CD と同じく名盤とされるのは、そのマイナスを超える価値があるからだろう。他の人の評を見るとグルダは自由に弾いているとあるが、私はあまりそう感じないほど、不自然さのない演奏で、長く聴き続けるのに良い CD だと思った。

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