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2019年1月期・冬アニメ。今期も地上波・BS・d アニメストアで様々なアニメを観た。というより観すぎ。今期は何と言っても『けものフレンズ2』と『ケムリクサ』の因縁対決が見ものだった。 (JRF 4302)

JRF 2019年4月 2日 (火)

前期の 2018年10月期・秋期アニメについては、[cocolog:90496221] で言及している。

今期は、地上波の新アニメが豊作かと言われると疑問だが、再放送(?)・d アニメストアも含めると、アニメを楽しめることが多かった。

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……。

『けものフレンズ2』と『ケムリクサ』。

2017年1月から3月に放送し、2017年9月に監督解任騒動(参: [cocolog:88187682])で話題になった『けものフレンズ』。[cocolog:90049515] では放送前のビジュアルを見て『けものフレンズ2』の3Dモデルはかわいいようだという話を私はしている。

その解任された、たつき監督が作るのが『ケムリクサ』になる。実は、放送時間的にも BS では『ケムリクサ』と『けものフレンズ2』をぶつけるかっこうになっていて、しかける側ではかなり対抗意識を煽ってるふうであった。

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放送された『けものフレンズ2』はやはり3Dモデルがかわいい。が、ストーリーはちょっと問題あり。前作の、かばんちゃんが大人になったということなのか、ちょっとヒドめのキャラ付けがあってがっかり。本作の主人公キュルルに共感すべき子供から見たらお兄さん(お姉さん?)的位置のある人はああいう感じのほうがいいのかとも思うが、無印けもフレのイメージからは大分変わっていて、違和感があった。また、9話のイエイヌの話はちょっとヒドいと思った。

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が、このあたり、続編を匂わせていて、そこで話が回収されるのかもしれず、速断はできないように思う。

『ケムリクサ』は、最後を除いてずっと暗い画面というのはある種の演出だとは思うのだが、明るい『けものフレンズ』に比べ、ちょっと暗過ぎた。ある種の地獄感は出てはいたとは言えるかもしれないが。

ただ、ストーリーはたくみで、12話の最終話、私はご都合主義が過ぎる気もしたが、11話の謎明かしからの一気呵成のたたみかけという点で演出的には気持ち良かった。『けものフレンズ2』と違って、しがらみがないがゆえに思い切ったことができてる面もあったと思う。

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たつき監督は『けものフレンズ』でしがらみのある状況でも『ケムリクサ』のしがらみがない状況でも、それなりのヒットを飛ばしたと言え、『けものフレンズ2』と『ケムリクサ』の因縁対決は、総合的には『ケムリクサ』に軍配というかっこうかな…。

『ケムリクサ』でのキャラクターの死というものの描き方は考えさせられる。少年ジャンプとかでキャラクターの死が簡単にくつがえされるということがあった。そういうのを乗り越えて、それでいて今の人がキャラクターの死を受け容れにくいというのも加味した結果、たつき監督のバランス感覚がこのような物語を作ることになっているのだと思う。

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……。

『上野さんは不器用』。女の子の上野さんがドラえもんの道具風の発明をして、上野さんが田中くんにセクハラをするというアニメ。でも、田中くんは結構暴力的なこともするため、このアニメが好きだとは女性の前ではなかなか言いにくい。…が、私はとてもおもしろかった。

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……。

『灰と幻想のグリムガル』。再放送(?)。異世界転生ファンタジーだが、戦いがリアル寄りで、ゴブリンやコボルドといった「弱い」モンスターが相当手強く描かれている。少し恋愛要素もある。他の異世界ものより心理的負荷があり、私は1話ごとに見るのに気合いが必要だった。が、おもしろかった。終り方もキレイだったように思う。

ただし、原作小説の最近刊の Amazon での不評を見ると、二期・三期と続けるべきかというと、一期の終り方がキレイなこともあり、やめたほうがいいのではという気もする。

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……。

『同居人はひざ、時々、頭のうえ。』。猫アニメ。1話の最初、ちょっと女性向けの男性同志の仲良し物語に猫を添えた感じなのかな…と思ったが、後半になって猫の視点で猫が語る形になったため印象がガラリと変わった。猫はわがままで、人間の言葉等を理解しておらず、ディスコミニュケーションなのだが、ただまったくコミュニケーションできないというわけでなく、微妙にコミュニケートできているのがおもしろかった。

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『ブギーポップは笑わない』。キャラクターデザインは私は今一つ好きになれないが、アクションがはえるデザインだとは思う。何より話がバツグンにおもしろい。原作を知る人達には不評なようだが、私はとてもおもしろかった。なんと週に5本放送したことがあって全18話ある。ただ、14話以降の最後の「歪曲王」のシリーズは今いちだったかな…と私は思った。そこまでやったほうが2期の芽があるということなのかな…。

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そして、d アニメストアで 2000年にやった『ブギーポップは笑わない Boogiepop Phantom』も観た。これは今年やったものが本編で、2000年にやったのが外伝的な位置付けになるという不思議な関係になる。今の人が見たら話の作り方が少し古さを感じさせるかもしれないが、古い私はこちらも楽しめた。キャラデザは古いほうが好き。

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『えんどろ~!』。今回の名誉きらら枠? きらら系が今期ひとつもなく、その代わりともいうべきもの。ニコニコしながら安心して見ていられる。途中、水着回で作画が崩れたのは、せっかくの日本アニメなのに水着があまりセクシーでなかったから? (^^; よくわからない。

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『ハイスクール・フリート』。再放送(?)。録画の都合で d アニメストアで一気に観た。軍艦物。スリリングな展開だが、原因がわかると少し拍子抜け。

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『四畳半神話大系』。d アニメストアで観た。おもしろいね。原作者が同じ『有頂点家族』もおもしろかったが、こちらはより文学臭がして、嫌う人もいるかもしれないが、私は好きだ。坂本真綾が声をあてる明石さんがいつも主人公になびいてくれるとか、幻想が過ぎるように思うが、そういう甘い設定じゃないと、アニメの話としてワクワクはできないのかもしれない。

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『転生したらスライムだった件 (2クール目)』と『盾の勇者の成り上がり』。俺つぇ〜系異世界転生ファンタジー。きらら系とは別の意味で、安心して見ていられるね。

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他に、『私に天使が舞い降りた!』、『バミューダトライアングル - カラフル・パストラーレ』、『ソードアート・オンライン アリシゼーション (2クール目)』、『とある魔術の禁書目録III (2クール目)』、『W’z』、『賭ケグルイ××』、『ぱすてるメモリーズ』、『マナリアフレンズ』、『みにとじ』も見た。

JRF2019/4/24641

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毎度同じく、こんなにアニメばっかり観てていいのかなぁ…と思う。クラシックを聴いているか、アニメを観ているか…で一日が終ることが多かった。新年から「仕事」…プログラムとか数学とか…に時間を取りたいと前回述べたが、それもかなっていない。

ただ、ここから三ヶ月はココログの全面リニューアルの影響で、プログラムのアップロードとかがしにくいから、これを奇貨として、気になっていた(レトロ)ゲームを再びやる方向にしようかな…とか考えてる。

働いている方々には申し訳ないが…。

JRF2019/4/23778

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