« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

cocolog:90894254

PSP『街 - 運命の交差点 - 特別篇』をプレイ。途中で PSP-3000 の UMD ドライブが故障。別の PSP で吸い出したデータをエミュレータを使ったり、アングラツールを使ったりすることで実質「修理」し、コンプリートまでプレイした。 (JRF 5410)

JRF 2019年4月 8日 (月)

『街 - 運命の交差点 - 特別篇』(セガ & チュンソフト, 2006年)
https://store.playstation.com/ja-jp/product/JP0365-NPJH50598_00-0000000000000000
https://www.amazon.co.jp/dp/B000RJZ9BE

JRF2019/4/89839

私は PSP は型番 PSP-3000 と PSP-1000 を持っていて、PSP-1000 は「改造」して UMD のバックアップ・吸い出しに主に使っている。

まず、PSP-3000 で『街』をはじめたのだが、途中で UMD ドライブがどうも壊れてしまった。

PSP-3000 はまだ修理を受け付けているが、高いし、液晶保護フィルムを外したり、何より十字キーに貼り付ける「エクストラパッド」(?)を外さないとダメらしいのが痛い。

JRF2019/4/89384

そこで、PSP-1000 で吸い出した iso をエミュレータ PPSSPP を使ってプレイする方針に切り換えた。

が、ここでも問題。3日目の市川文靖まで行ったところでプレイできなくなった。(ちなみに、コンプリートしたセーブで試すと4日目の市川はちゃんと動くが3日目はどこからはじめようとしてもダメだった。)

ISO に問題があるのかと思って、PSP-1000 のメモリースティックに入れて試してみたらちゃんと動く。でも PSP-1000 は吸い出し用にとっておきたいので、これであまりプレイしたくない。

JRF2019/4/80072

ということで、PSP-3000 にも、CFW (カスタムファームウェア)を入れることにした。はじめは、電源を完全に切っても CFW が残るような入れ方をしたのだけれど、そうすると、正規ダウンロードしたものができなくなってしまった。(あとで調べると NoDRM Engine とかでできるのかもしれないが…。)

そこで、電源が切れれば CFW が消える形でよいとし、スリープでつないでる間は CFW の効果でメモリースティックの iso ファイルが起動できるようにした。これで最後までプレイ。

JRF2019/4/83221

合法か、違法かでいうとかなり黒に近いグレーだと思う。PSN との契約上はアウトだろう。ただ、UMD ドライブは物理的に大きく動く壊れやすいデバイスで、それを「修理」するとなると、サポートが終るほどの未来になれば、ソフトウェア的な解決しかない。今回私がやったようなことをやらざるを得ないと思う。「修理」の権利が認められるとすれば、私のはフェアなやり方に留まっていると思う。思いたい。

JRF2019/4/83877

……。

で、本題の『街』。ネタバレしながら書く。

4日目までは NORMAL でも、5日目は HARD にしなければいけないという情報を持っていたので、5日目の8人の完を見るまでにバッドエンドを 100 ためることができた。そしてすぐに「青ムシ抄」も読めるようになった。

実は、昔 PS1 版でシルエットモードでプレイしたことがあった。そのときも「青ムシ抄」まで読んだはず。ただ、やった結果、そのころのことはほとんど覚えていなかった。

JRF2019/4/83588

なぜ、もう一度やろうと思ったかというと、[cocolog:90876225] で読んだ本にチェスタトンが出てきたから。そこで、チェスタトン『木曜日だった男』を以前買ったが、読んだかどうか不明だったのを思い出し、読んでみた(未読だった)のだった。どうして、その本に興味を持ったかというと『街』の七曜会のシナリオを読んだからだった。そこで懐かしくなって『街』をもう一度やろうとしたのだった。

JRF2019/4/81285

強く印象に残っていただけあって今回も七曜会のシナリオが一番楽しめた。一方、陽平のシナリオはラストがもうちょっと違う形(3人が共謀して騙す?)になると間違って覚えていた。高峰隆士と市川のシナリオは覚えてはいないが、まぁ、こんなバッドエンドな感じだったかな…という印象には残っていた。細井美子の宇宙人パターンは覚えていた。雨宮のは最後の犯人当ては覚えていた。牛尾と馬部はデュークやみちるについてなんとなく印象に残っていた。

JRF2019/4/80360

「青ムシ抄」はこんなにアニメーションしたとは覚えてなかったが、最初の2Dキャラのアイコンは覚えていた。「花火」のシナリオは印象になかった。

特別篇として付いてきたサギ山のシナリオは、牛尾・馬部と重なる部分が多くあまり魅力的でない。ダンディのシナリオは、どうしてダンディが「改心」したのかはわからないが、そこそこ楽しめた。

JRF2019/4/85802

最後、↓を見てバッドエンドをコンプリートした。

《バッドエンド一覧 - 街攻略》
https://sites.google.com/site/machikouryaku/badend

基本、誰かの選択一つで誰かがすぐバッドエンドになる。誰かで選択したあと別の誰かで選択して…からのバッドエンドがないというのは、親切な設計だな…と思った。

JRF2019/4/84856

『街』は続編が予定されていたらしく、透明な少女とか、まだ謎がある。が、完結感は十分にある。乱暴者と狂人は死すべし。女がらみの責任はとれ、浮気者は生きろ…といったところ、モラル的にも「解決」はされてると見るべきかな。

直接の続編ではない『428』で『街』のキャラが出てくるらしいが、それはおいおいやってみたい。

JRF2019/4/80289

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »