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ゲヴァントハウス四重奏団『ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集』を聴く。3番・4番・12番・15番が好み。解像度の高い低音で残響を活かした録音ということなのだと思うが、うちではうまく再生できないようで、薄味な印象。 (JRF 2303)

JRF 2019年6月23日 (日)

Gewandhaus-Quartett『Beethoven: Die Streichquartette』(CD 10枚組 + CD-ROM, 録音: 1996年-1998年・2002年・2003年 他, NCA)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00015T1MW
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1898312

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CD-ROM はベートーヴェンに関する詳しい Booklet が入っている(ドイツ語・英語・フランス語)。録音に「他」が付いているのは、10枚目にインタヴューと共に歴史的録音(1916年・1968年・1985年)の抜粋演奏が入っているから。限定版が安く出ていたのを見つけてネットの評も良いようなので買ったのだった。

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ベートーヴェンの弦楽四重奏曲は、後期のものについて、スメタナ四重奏団やアルバン・ベルク四重奏団、はたまたバーンスタイン&ウィーンフィルの弦楽合奏版([aboutme:133720])を聴いてきたが、最初から通して聴くのはほとんどはじめての体験。「ほとんど」というのは、歴史的録音の MP3 を確か聴いたことがあったから。

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それらに比べてゲヴァントハウス四重奏団の演奏は、エッジが効いてなくて薄味な印象を受ける。よく言えば上品。おそらく録音がいいため、エッジを効かさなくても、解像度の高い低音で残響を活かした演奏をしてそうだ…というのは、なんとなくわかるのだが、いかんせんウチのオーディオの貧弱さのせいか、うまく再生できてない実感があり、私は真価を発揮させていないように思う。

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そういう状況で聴いていて、演奏が好きだと思ったのは、3番・4番・12番・15番だった。とくに 3番・4番の入った CD 2 は、お気に入りで、これを聴きながら寝入るのがしばらく日課だった。

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全部聴いて感想を書くまでにかなり時間をかけた。この間もオーディオをかなりいじって([cocolog:88958063])いた。最近は、いじった成果(サランネットを外した効果が大きい?の)か、慣れか、「エージング」が進んだのか、低音が良く聴こえるようになって、それにつれてイコライザーを PM.Bass ON ではなく Direct ON で聴くことが増えている。

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ただ、15番・16番の CD は Direct ON でも良かったのだが、12番については Direct ON ではまったくダメで、PM.Bass ON じゃないと良いと感じなかった。

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ベートーヴェンの弦楽四重奏曲を通して聴くと、工夫の度合が各曲まったく違っておもしろい。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲ではわかりにくかった各曲の個性が感じられる。ただ、録音は、フィッツウィリアム四重奏団の『ショスタコーヴィチ:弦楽四重奏曲全集』([cocolog:90248157])のほうが明らかにエッジが効いてて良かった。BGM として聴くのはショスタコーヴィチのほうに軍配。

JRF2019/6/235103

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