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高橋留美子『うる星やつら (全34巻)』を読んだ。空から女の子が振ってきて、何をしても好いていてくれる。一方、ひょうきんでここぞというときには愛してくれる男性像というのも、好かれる…というか、許される存在だったのだろう。 (JRF 0379)

JRF 2019年8月30日 (金)

『うる星やつら (全34巻)』(高橋 留美子 著, 小学館 少年サンデーコミックス, 1980年-1987年)
https://www.amazon.co.jp//dp/B00B47GZBG (中古コミックス34巻セット)
https://www.amazon.co.jp/dp/B00D74MQ4Y (Kindle 版, 第1巻)
https://7net.omni7.jp/detail/1102369559 (新装版コミックス, 第1巻)

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1978年に短期集中連載作品として『少年サンデー』に載ったのが最初らしい。1981年にアニメ化。

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アニメソングをいろいろ聴いていたとき(参: [cocolog:91252204])、『うる星やつら』が懐かしく、コミックスを最後まで読んでいなかったことに気付き、教養として読みたくなった。Amazon Kindle は高いので、他のサイトで買うことを検討していたところ、近くでコミックスをレンタルしているのを発見し、全巻一気にレンタルして読んだ。

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リアルタイムのころは、ラブコメが気恥ずかしく観るのを避けていた気がするのだが、OPED はよく覚えていたので、案外、アニメは観ていたということかもしれない。

マンガを読んでみると、ラブコメはかなりギャグ寄りなので、それほど気恥ずかしさは感じなかった。昔観たころは、エロかった印象もあるのだが、大人になって読めばそこまでエロ寄りということはなく、健全な部類のように思う。

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空から女の子が振ってきて、何をしても好いていてくれるというのの一典型で、ひょうきんでここぞというときには愛してくれる男性像というのも、好かれる…というか、許される、憎めない存在だったのだろう。外で芸者遊びしているが、家庭では頑固おやじながらも妻を愛してはいる…という昭和以前の男の典型を、うっすら引き継ぎつつも、軽薄さを加味することで新しさと多幸感を出していたということかもしれない。

普段浮気な あたる がときおりラムのことを心配するなど愛しているそぶりを見せるという、ある種の硬派性が、このマンガの真骨頂であろう。

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古いコミックスの設定が後々に活かされるのはおもしろい。2巻で あたる と しのぶ が未来で結婚しているという忘れさられたかのような筋が、31巻で活かされ、より未来(結末)が開かれたものとなったのは良いと思った。

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コミックスで私が一番好きなのは、6巻 PART-10「演劇祭危機一発」。投げっぱなしの不条理劇、スラップスティックなところが、映画『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を思わせ、私好み。ただ、登場人物が『うる星やつら』のメンツである必要性が薄いが…。

JRF2019/8/308156

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