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3DS『大逆転裁判1&2 成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟』をプレイ。過剰な演出が楽しい。明治のころの科学が十分発達していない裁判が舞台で、現代に比べ権力などの介入が露骨なのが興味深かった。ホームズや夏目漱石も出てくる。 (JRF 0890)

JRF 2019年11月 6日 (水)

『大逆転裁判 成歩堂龍ノ介の冒險』(Nintendo 3DS, カプコン, 2015年)
http://www.capcom.co.jp/dai-gyakuten/
https://www.amazon.co.jp/dp/B00VJSFF5W

『大逆転裁判2 成歩堂龍ノ介の覺悟』(Nintendo 3DS, カプコン, 2017年)
http://www.capcom.co.jp/dai-gyakuten2/
https://www.amazon.co.jp/dp/B06ZZBNV7B

JRF2019/11/61682

共に Best Price 版もあるのだが、現在、定価新品での入手が難しくなっている模様。1&2をまとめた廉価版もあったのだが、限定数量だったらしく手に入らない。私は中古で別々に手に入れてプレイした(1&2をまとめた廉価版ぐらいの値段はした)。なお、スマホアプリ版もあるらしい。正規の海外版はないようだが、おそろしいことに『大逆転裁判1』についてはファンによる英語翻訳版があるようだ(著作権法的にビミョーだが)。

JRF2019/11/61944

『逆転裁判』シリーズは、3の後は批判も多かったようだが、『大逆転裁判』は1と2のセットで名作との誉れが高い。

私は『逆転裁判』シリーズは、6まで一応買ってあるが、私がプレイしたのは3までで止まっている。後から発売された『大逆転裁判』は、名作という評も気になっていたし、まったく新しいシリーズということで、先にプレイしたのだった。

JRF2019/11/67372

『逆転裁判』の5や6はまだやってないのにストーリーに関する DLC は買ってある。が、今回は、ストーリに関するものはないようなのと、ランドストマガジンは未だにちょっと高いこともあって、『大逆転裁判』に関する DLC は買わなかった。

JRF2019/11/63807

……。

やって見て、まず、言いたいのは、3D モデルが良いこと。ニコミナやジーナの(外国人)美少女キャラがとてもかわいい。バンジークス卿など男性美形キャラもキレイで良い。他の端役の3枚目なキャラに致るまで 3D なのに表情がゴリゴリ動いて気持ちよく、過剰な演出がおもしろい。

JRF2019/11/60720

明治のころの科学が十分発達していない裁判が舞台で、現代に比べ権力などの介入が露骨なのが興味深い。不平等条約が解消されても未だぬぐえぬ西欧の圧倒的優位を背景にした圧力とか、アツイ。ちょっとした社会的不正が描かれるのは『逆転裁判』シリーズの常だが、国家的権力がより強調された形。権力で真理を決めるという面も、非科学的であることを余儀無くされている場合には必要なものかもな…と考えさせられる。

JRF2019/11/68549

ストーリーはほぼ一本道だが、推理をミスると罰則がつくというので、ゲーム性がある。ボリュームはあって、結構時間がかかる…が、キャラのモーションを見るためにテキストのスピードをあちらの都合に合わせるがゆえに時間がかかっているという面もなきにしもあらず…。

罰則をくらったりゲームオーバーをするときも、割とギャグが入っているので、それを全部読む…といった「やりこみ要素」もある。私はそこまでやりこまなかったが。

JRF2019/11/64789

セーブがほぼいつでもでき、罰則を食らってもすぐにセーブからやりなおせば罰則のない状態にできる。そしてストーリーがほぼ一本道というのは、逆に言えば変に迷って何度も試すような要素は少ない。UI もこなれていてバックログもある。調べるべきところはカーソルが変化するし、一度調べたところはチェックマークが入ったりする。それらは親切設計であると言える。

JRF2019/11/67143

大英帝国の法廷ということで相対的によりファンタジー性が高いということか、陪審員の評決が途中で変わり、それを説得するみたいなゲームにもなる。あと、裁判中に被告人に証言を求めなかったり、証言を何度も聞けたり…とリアリティの面ではあやしい部分も多い。ただ、それらがゲーム性を高めていることは間違いない。

そこまで演出・ユーモアが過剰でありながら、推理・論理についてはちゃんと納得させるところがシナリオの妙だろう。

JRF2019/11/68225

……。

……。

『大逆転裁判1』について。

第1話、ビフテキに小判を隠すって、発想がブットビ過ぎでおもしろい。ただ、その隠したタイミングはよくわからなかった。「電光石火」で隠したらしいが…。

第2話、親友が死んで、そんなにふざけられるのか…とか思わないでもないが、逆転裁判シリーズは、まぁ、こんなものか。なぜ、睡眠薬をばらまいたかがわかりにくいが、ニコミナを船に乗せるときに見られないようにするためだったということか…。

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第3話、大英帝国の陪審員裁判が、確かにゲームとしてはおもしろいが、イギリス人からすれば噴飯物ではないかとも思う。『大逆転裁判』はまだ海外での発売はないようだが、そのあたりが問題になっているのだろうか? ジーナが煙幕を張ったのが責められる様子がないが、メグンダルがそのあたりも買収していたということか…。

第4話、夏目漱石が出てくるが、この失礼な感じは、このシリーズのウリでもあるか。通った道が違うといったくだりは、あまり後半に活かせていないが、真相の場合、より自然となるということで不自然というほどではないか…。

JRF2019/11/62251

第5話は、いくつか詰まって攻略サイト(↓)を参照したことがあった。

《「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」攻略》
http://www.ne.jp/asahi/game/gyakusai/dai/index.html

探偵 その4 では、グレグソンに「預かり証 (小箱)」を「つきつける」のがわからなかった。グレグソンに「預かり証 (外套)」を「つきつける」を試して、生返事しかもらえなかったから、それで諦めてしまっていたのだった。

JRF2019/11/65977

法廷 その2 では、ネミーの「あの店主。拳銃を手にしていたんだから、~」に「現場写真」を「つきつける」べきところ、ジーナが銃をかまえている写真をつきつけても前に進めなくてわからなくなって、攻略を見た。ハッチが拳銃を持っていること、背中を打たれていること…がおかしいというのはわかっていたが、それを指摘する方法がわからなかった。

それ以外にも攻略サイトは見なかったが、何度も間違えてセーブ&ロードを繰り返した末に進めたところも何ヶ所かあった。法廷 その2 のどこからどこへ発砲したかのくだりとか。

JRF2019/11/62734

……。

……。

『大逆転裁判2』について。

1に比べて、謎が難しい。ほぼググる必要はなかったが、何度も間違ってゲームオーバーになったりしながら、クリアした。

JRF2019/11/69047

……。

第1話 法廷 その1、写真を撮影した人物を示す証拠が、消去法的に何度も間違った上で指摘できた。考えてみれば、最初から、だいたいあやしい人間がいたのは気付いていた。

『大逆転裁判1』が示唆していた被告人本人が弁護ができるというのと違い、(エンディングを見ても)誰でも(男だったら)弁護ができるのが、明治時代だった…ということなのかな?

JRF2019/11/60660

……。

第2話 法廷 その3、「死刑囚が、財産を隠した場所。それを探し出す手段を示すものは!」で「カベの手の跡」(手形をもちだすのは二回目)というのがなかなかわからなかった。

死を覚悟するビリジアンがどうして漱石に罪をなすりつけるようなことをするのか今いち納得できなかった。

JRF2019/11/69430

……。

第3話 法廷 その2 の最初の尋問、「緑色の布片」をつきつけるべきなのはわかったがどこにすべきかが(何度か試すまで)わからなかった。(「…ヒドい事故でしたよ。ワシの気球が…」につきつける)

探偵 その2、法医学研究室、机の上の帳簿のカーソルが小さく、ググってはじめてわかった。『大逆転裁判2』でググったのはここのみ。

JRF2019/11/64626

法廷 その4、「目の前に横たわった、被害者の遺体…」に「現場写真」をつきつけるのがわからなかった。これは消去法でやっと指定できたが、その後の説明を聴いて、やっと理解できた。

イーノックが、何で今になってこういうことをしようとしたが今ひとつわからない。被害者のエライダ・メニンゲンがたまたま尋ねてきたのがキッカケというのはわかる。でも、ドクター・シスを巻きこめる確信がそれほど持てるなら、どうして今まで復讐しなかったのか?…というのがわからなかった。

JRF2019/11/66652

……。

第4話・第5話はひとつづきの裁判。第5話 法廷 その1、「たったひとつのムジュン…その発言をした人物とは…」に最初バンジークスかと思ったのだが、「ゆさぶる」を読み直してやっとわかった。

はじめ第5話は、被害者が実は生きているのではないかとずっと疑っていた。グーロイネは、顔を見ずに検視したと言っているし、死んだのは慈獄かと途中まで考えてた。…実は今も疑っている。現場写真に血は流れていても傷はなく。過去の悪をあばきだすための大芝居だったのではないか…と。

JRF2019/11/64020

……。

……。

『大逆転裁判1』は、『大逆転裁判2』へ向けての序章でしかないという評価があるようだが、私は『大逆転裁判1』のみでも十分楽しかった。逆に『大逆転裁判2』は完結させすぎで、後のシリーズを続けるのを難しくしているのではと思ったりもする。

総じておもしろかった。

JRF2019/11/65659

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