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技術系電子本。Python による仏教社会シミュレーション( https://github.com/JRF-2018/simbd )の哲学的解説です。令和4年3月11日発売。

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cocolog:91748948

スピーカー SONY SS-CS5 を購入。前のスピーカーに比べてクリアさシャープさでは負けている部分もあるが、低音が出るようになってバランスが良くなった。気に入った。 (JRF 4674)

JRF 2020年3月13日 (金)

これまでスピーカーは ONKYO D-112EXT を使っていたのを SONY SS-CS5 に買い換えた。D-112EXT の「レビュー」は、[cocolog:88958063] で断続的にしていた。この「ひとこと」はその続きになる。

JRF2020/3/134394

《SONY スピーカーシステム 3ウェイ (2台1組) SS-CS5》
https://www.sony.jp/audio/products/SS-CS5/
https://www.amazon.co.jp/dp/B00JJ95YC2

JRF2020/3/135683

ちなみに更新してないシステムは、CD プレイヤー+アンプの ONKYO CR-N765、サブウーファー YAMAHA YST-FSW050、スピーカー台 ハヤミ工産 SB-525、インシュレーター audio-technica AT6098、スピーカーケーブル バナナプラグ付き BELDEN 8460、電源タップ CLASSIC PRO PDS8 + サンワサプライ TAP-AD2N。

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……。

今回、スピーカーではあまり定評があるとはいえないソニーのスピーカーを選んだのは、私が高校生のころ最初に買ってもらった「オーディオシステム」が、SONY の CD ラジカセ ドデカホーン CFD-D73 (型名までは覚えていないがググった画像からおそらくこれ)で、その音に近いソニーサウンドを期待したから。

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まずスピーカーの買い換えを思い立って YAMAHA NS-B330 が欲しいと思った(ソニーのCDラジカセの次に買ったのがヤマハのミニコンポだった)が、少し高く、次に候補として上がったのが SONY SS-CS5 だった。価格の安さ、そしてソニーサウンドの期待などから、買わなくてもいずれ気になるだろうととにかくまず試しに買ってみたのだった。

JRF2020/3/137429

「お試し」という点で安いところでは、YAMAHA NS-BP200 も候補に上がったが、スピーカー台 SB-525 に乗せるにはやや奥行きが大きい(三点支持のゴム足が 18cm × 24cm には入らない)らしいのでやめた。DENON SC-M41 も候補に上がったが、候補に上がった中ではサイズが一番小さいのが気になってやめた。

JRF2020/3/133147

……。

これまで使っていた ONKYO D-112EXT は、音が柔かく上品で、高級感のある見た目が良かったのだが、わずかに高中音がダマになって聴こえること、弱めの低音がいまいち好きになれなかった。

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D-112EXT では「音が柔かい」などの良さも、スピーカーの片方をまっすぐ前で聴くか、逆に部屋を離れて遠くで聴く場合にのみ発揮され、通常のリスニング位置では満足のいく音が出なかった。それが、音の広がりを重視した(「広指向性」をうたう) SS-CS5 では異なるようになるかと期待した。

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D-112EXT の低音は、NHK-E の N響 の放送を光デジタルで聴いていると、ソロパートのチェロはいいのだが、オーケストラのチェロになると他の音にかくれてなんか目出たないという感じで、CD だとさらにその傾向が強くなり…というのが不満だった。そこがウーファーの口径の大きい SS-CS5 では改善されることを期待した。

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D-112EXT は高・中音のバランスなど薄型テレビ(Panasonic THL37S2)や母のテレビ台付きスピーカー(CAV ジャパン THRF-90)にも負けている部分があった(金管など勝ってる部分もあったけど)。SS-CS5 は AV 向きという評もあったので、その辺も期待があった。

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もちろん、CDプレイヤー+アンプの CD-N765 の問題もあろうが、スピーカーだけを変えるというのははじめてなので、とにかくスピーカーを変えてどれだけ効果があるかによって、良ければそのまま、(エージングや設定にだいぶ時間をかけても)悪ければ他のスピーカーを試し、効果がまったくなければアンプなどを変えることを考える心づもりで、商品の到着を待ったのであった。

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……。

接続はバナナプラグなので簡単。ただ、プラグ用のカバーを外す必要があるが、そのことがどこにも書いておらず、Amazon 評のようにバナナプラグが使えないと勘違いする人がいるのも無理はないかも。

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インシュレーターは3点支持にするか4点支持にするか、前は4点支持だったが…。また、位置をどうするか。芯があればそこがいいという噂はあるが、どこかわからない。説明書にはゴム足を4点支持で書いてあったので、インシュレーターもそれぐらいの位置に4点配置した。

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説明書には、サラウンドスピーカーを円周上に配置する図があって、スピーカーをリスニング位置のほうに向けるのを推奨しているようだが、私の部屋では畳の線のぐあいのせいなのか、斜めに向けるのはあまり良くない感じなので、真っすぐに配置。

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スピーカーの端から端の間は 79cm、中心から中心は 96cm、薄型テレビとスピーカーの背の距離は、19cm。スピーカーの低音用ダクトが後ろについているためか、薄型テレビが近いほうが低音が出る気がする。最初、広めに配置していたのを空気がテレビに多く当るよう狭めて 79cm にしたのだった。

サランネットを外して見ると、二つのツイーターが柔らかそう。D-112EXT は固く覆われていたので、そういう面でのメンテナンス性は良かった。SS-CS5 はしばらくはサランネットは外さず試し、サランネットは外さずに済むなら外さないでおこう。

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……。

CR-N765 には、音を加工せず出力する Direct ON のモードと、低音を強調した PM.Bass ON のモードがある。

最初、Direct ON のモードで聴く。チェロが中音を出しているときの残響の低音が前より出ていて良い感じだが、ピアノの低音が良くない。ただ、前は PM.Bass ON で聴いていたので、PM.Bass ON を試すことにする。

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CR-N765 と D-112EXT は ONKYO 製品で揃っていたため、特殊なモードを使っても対応しているはずという信頼感があった。それが SONY 製品に変わって、PM.Bass ON がちゃんと機能するか心配だったが…。

ちゃんと機能するようでホッとする。かなり良くなった。ただ、大音量(ボリューム 25から27)で聴くときは、D-112EXT のほうが低音がクリアでシャープだったように思う。普通の音量(ボリューム 24)で聴くときは、SS-CS5 も十分クリア。これだとピアノの音は悪くない。

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そして、明らかに低音は SS-CS5 のほうが出ている。太鼓の音とかが D-112EXT はコンコンして無理してる感じだったのがかなりマシになっている。

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PM.Bass ON にするとサブウーファーがいらないのではないかと思うほど、低音が出ていて交響曲を聴いていると満足度が高い。が、サブウーファーをつけてもその効果がわからないほど SS-CS5 の低音が出ている…わけではない。サブウーファーをつけるとちゃんと効果があって、D-112EXT のときサブウーファーを組み合わせたものより、SS-CS5 をサブウーファーと組み合わせたほうがちゃんと良い音がしている。

JRF2020/3/136706

高音は、「広指向性」のおかげか、左右がわかれ過ぎているように感じていた音が真ん中のリスニング位置まで届いているのを感じる。

鈴などのシャープさ、金管の柔かさは D-112EXT のほうが勝っているかもしれないが、シンバルの自然さ、オーケストラのチェロなどの低音の安定性、高・中音のバランスでは、SS-CS5 のほうが勝っていると思う。新しく買ったことの贔屓目があるかもしれないが、SS-CS5 のほうが私は好きだ。

JRF2020/3/138750

もしかすると、D-112EXT は中はいじらなかったものの、いろいろな設定を試し過ぎて音が悪くなってた面もあったのかもしれない。

JRF2020/3/134907

……。

これまではクラシックで試聴してきた。

今度は、ジャズやアニソンを含めた「ポップス」はボリューム 12 から 15 で聴いてみる。こちらは PM.Bass ON だと低音が強過ぎ、Direct ON のほうが良い感じだ。

女声は、D-112EXT で感じた高音と中音のダマは目立たない感じだが、アルトボイスのクリアさ・伸びは D-112EXT のほうが良かったかもしれない。

JRF2020/3/135265

男声は、SS-CS5 のほうがやさしく、膨らみがあるように感じる。ただ、やはりクリアさ・伸びは D-112EXT のほうが良かったように思う。

ただ、高音・中音・低音のバランスは SS-CS5 が良く、聴いてて心地良い。

JRF2020/3/136005

……。

SS-CS5 は D-112EXT よりも安いので、どうしようもなく悪かったらどうしようかと思っていたが、そういうことはなく、サイズが大きいなりの良さがちゃんとあった。シャープさやクリアさ、上品な金管、カッコよさがやや恋しいが、オーケストラの低音の問題があるから、私が D-112EXT に戻ることはおそらくないであろう。新しいスピーカーやアンプが欲しくなることも当分なさそうだ。

JRF2020/3/130449

……。

……。

追記。

弱点発見。

クラシックの男声・バスの「野太い」部分が出ていない。テノールはやさしい音になって良いのだが、バスもやさし過ぎて暗さが足りずバスらしくない。チェロもオーケストラのときは良いが、音域の広いソロでは低音部と中音部のつながりがいまいち良くない。

スピーカーケーブルを CANARE 4S6 に換えると少しマシになるのだが、しかし 4S6 だと BELDEN 8460 に比べて、それ以外のキラビヤカさとかが失われて良くない。

バスは我慢するしかなさそうだ。

JRF2020/3/138116

……。

追記。

少し長く聴いてみて。

チェロのソロはつながりが理解できるようになったということなのかまったく気にならなくなった。むしろ D-112EXT より自然という印象。男声バスは、テノールとは明らかに鳴り方が違うので、許せるようになった。エージングが進んだ…というよりも、耳が鳴れたのだと思う。

JRF2020/3/153886

「ポップス」のアルト・ボイスは、声質の違い・特長がよくわかると感じるようになった。それはむしろ「クリア」なためになくなっていた部分かもしれない。男声もやはり特長が目立っているのだと思うやわらかさが良い。ただ、やはり、一番下の低音の「野太さ」は出てない気がするが、許せるレベル。

JRF2020/3/153806

ピアノの音が、D-112EXT のほうが輪郭がわかる・メカニカルな鳴り方がよくわかったのに対し、SS-CS5 は、エッジが取れ少し距離を取って響きをやわらかく伝えている感じで、これはこれで心地良い。

JRF2020/3/156841

ヴァイオリンの音は、オーケストラでは良し悪しで、これまで聴こえなかった響きを感じることもあれば、失われたと感じる部分もある。ソロでは最初は、表現力がありツルツルして良いと思ったのだが、「エージング」で逆に曇りを感じるようになった。やはり、シャープさは D-112EXT のほうに軍配ということか。

スピーカーケーブル CANARE 4S6 は、バスがそれほど良くなるとも思わなくなった。むしろ、すべての音に曇りが目立つという印象。私は BELDEN 8460 一択だな…。

JRF2020/3/152125

ボリュームは、D-112EXT は小さいとき(15 くらい)、中くらいのとき(24 くらい)、大きいとき(27 くらい)でまったく鳴り方が違うと感じたのだが、SS-CS5 は音量による音の違いが少ないように思う。ただ、大音量(25-27)にしたとき、低音が箱に収まってないような微妙な感じがする。30 ぐらいまで上げると大き過ぎる他の音に隠れてよくわからなくなるんだけど。

JRF2020/3/150013

……。

追記。

D-112EXT の「シャープ」さが恋しいからかな? CR-N765 で 高音 (Treble) +1 にした。「エージング」も終らないうちに、いきなりこうするのは反則かもしれないけど。PM.Bass ON にサブウーファーを大きめの音量にするのと合わせて、これで「ドンシャリ」セッティングになったと言える。

JRF2020/3/150429

高校時代の CD ラジカセ CFD-D73 には、イコライザーが付いていたのだが、それをよく 重低音をかなり上げ、最も高い高音をかなり上げ…という「ドンシャリ」セッティングで聴いていた。若い私が本物のオーケストラを聴いた感覚に近いのがそうだったから。だから、そのころ聴いていた CD を聴くと、ドンシャリでないとどうも寂しい。

JRF2020/3/159329

最初からでも PM.Bass OFF はありえない感じなので、まぁ、Treble +1 も初期設定的な範囲かな。「シャープ」さはそれでおぎなえないとは思うけど、高音の強さは好みに近付いた。

これで落ち着ければいいけど…。

JRF2020/3/157056

……。

追記。

薄型テレビと比較して、SS-CS5 はがっかりすることは少ないが、D-112EXT にあったようなビックリするほどの良さを感じることも少ない。

というか、D-112EXT では、NHK Eテレの『クラシック音楽館』を待機中で前番組の『日曜美術館』を観ていると、ピアノ系や低い金属系の音に、アタック音がシャープで輪郭がはっきりして深い響きが鳴って、ビックリしたものだった。それが SS-CS5 では全々感じなくて(薄型テレビの音と同程度で)絶望的になる。

JRF2020/3/165574

が、『クラシック音楽館』に入って、オーケストラが鳴ると、ヴィオラやチェロの音がわかりやすいのにうれしくなる。D-112EXT ではとても低い「黒い音」は確かに出ていたのだが、それ以外がヴァイオリンと区別がつきにくかった。SS-CS5 では「黒い音」と言えるまで低くは出にくくなったが、低い音の区別はつきやすくなった。

また、SS-CS5 では、木管…クラリネットやファゴットの低い音(太い音?)がうまく出てない気がするが、テューバやトロンボーンの低い音はよくわかるようになった。

JRF2020/3/166681

ボリュームは普段は 24 でいいかと思っていたが、『クラシック音楽館』では 26 必要だった。D-112EXT のころは普段が 24 か 25 で、『クラシック音楽館』は 28 で聴いていた。SS-CS5 では 28 はいらなそう。

JRF2020/3/167122

……。

追記。

Treble +1 で聴くようになったのは↓(私の持ってるのは古い盤だが)を聴いていて迫力がなかったから。

バーンスタイン指揮『ショスタコーヴィッチ: 交響曲 第5番 「革命」』(録音: 1979年, 発売: 1987年)
https://www.amazon.co.jp/dp/B01L5WLS5W (新盤)
https://www.hmv.co.jp/product/detail/1928559 (SACD)

JRF2020/3/174989

で、寝ころがってさらに聴いていると、低音が大き過ぎる気がした。それで Direct ON を試すことにする。全体がトレモロのように揺れて感じる。ということで、あやしいテーブルタップ PDS8+TAP-AD2N を外す。

JRF2020/3/175415

SS-CS5 は素朴という評がある。また、Direct ON で聴いていると音の底が揺れているように感じる。…ということで、私が「アクリルカラー」みたいな音質で「底無し」に感じたことがあるスピーカーケーブル CANARE 4S6G に取り換える。

これで Direct ON はかなりよくなった。このスピーカーには BELDEN 8460 より CANARE 4S6G のほうが合うのかもしれない。↑の CD を聴き終って結局、PM.Bass ON Treble 0 に戻したのだが、ケーブルは 4S6G のまま。

JRF2020/3/172469

……。

……。

追記。

SS-CS5 を買って数日だが、YAMAHA NS-B330 に買い換えてしまった! 続きは [cocolog:91767541] で。

JRF2020/3/211130

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