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技術系電子本。Python による仏教社会シミュレーション( https://github.com/JRF-2018/simbd )の哲学的解説です。令和4年3月11日発売。

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東日本大震災から九年経った。主に処理水・汚染土について。とにかく最も汚染された 1% を地層処分にすると決めれば、現場でも「これはヒドイ」というものを隔離できてよいのではないか。 (JRF 3461)

JRF 2020年3月11日 (水)

東日本大震災について、2011年3月11日から2011年8月3日まで [aboutme:137553] で、2011年9月11日から2014年3月25日まで [cocolog:69768386] で、また、2015年3月11日に [cocolog:81991882] で、2016年3月11日に [cocolog:84750241] で、2017年3月11日に [cocolog:87013147] で、2018年3月11日に [cocolog:89026731] で、2019年3月11日に [cocolog:90801392] で、断続的にひとことしていた。この「ひとこと」はその続きにあたる。

JRF2020/3/114620

……。

処理水の処理について。

処理に困っていることのまず第一感として。

JRF2020/3/118179

はてなブックマーク - 《大阪湾への原発処理水放出に言及 科学的根拠条件と松井、吉村氏 | 共同通信》
https://this.kiji.is/546530966331835489
jrf:>未知のリスクを考えると処理水を捨てるところは絞るべき。福島だと他の事情が勘案されやすいから、別の場所で捨てるほうが基準が守られやすいと言える。汎用パイプラインを引き理解のある大阪で捨てるのは妙案かも< 2019/09/19

JRF2020/3/118993

はてなブックマーク - 《大阪湾への処理水放出発言で抗議 地元漁業組合が市長と府知事に | 共同通信》
https://this.kiji.is/546981085166994529
jrf:>薄めて基準以下にしても単位時間あたりの規制があるなら捨てる口を増やせば…と? 海に与える影響は他の汚染と違う…。地中化できるものまで水に薄めないこと、基本地球上で原子力を使わず汚染を広げないことが条件か< 2019/09/20

JRF2020/3/118364

処理水のためにパイプラインを実際引くかどうかは別として、「スーパーパイプライン」みたいなものの用地を確保する・それに向けた調査をするという議論につなげるなら、今後のエネルギー政策に寄与するかな…と思って書いた。

その後、次のようなニュースを見た。

JRF2020/3/115800

《汚染水の処理、海洋放出か大気放出 根拠は結局「前例」:朝日新聞デジタル》
https://www.asahi.com/articles/ASMDR53F2MDRULBJ00R.html
>地層注入など他の三つは前例がなく、技術的にも時間的にも現実的でないとして退けた。<

私は地層処分というか埋めるのを真剣に考えるべきだと思う。

JRF2020/3/110249

はてなボックマーク - 《汚染水の処理、海洋放出か大気放出 根拠は結局「前例」:朝日新聞デジタル》
https://www.asahi.com/articles/ASMDR53F2MDRULBJ00R.html
jrf:>タンクごと全量の汚染度を調べ、最も汚染度の高い1%は必ず固形化などして地層処分することを決めれば、大本で量を増やして基準値以下にする操作がある程度防げるのではないか。コストをかけるやり方の前例もできる。< 2020/01/08

JRF2020/3/116574

処理水の全タンクを検査し、それを汚染度の順に並べる。その中で最も汚染度が高い 1% は必ず地層処分にする。これは、水増しして汚染度を低く見せようとする最も邪悪な行為に負のインセンティブを与えるためである。水増しするとコストのかかる地層処分を余計にする必要があるとなる。

JRF2020/3/111267

地層処分は、できれば固体化したものを地下深くに埋めるのが望ましい。例えば、ゼリー状にして、それをウィダー in ゼリー(参: [cocolog:70271764])のように袋ずめにしたものをいくつかダンボールに入れたものを、積み上げていく…といったように。

処理水は基準値を超えるものは再処理する。ただ、それだけだと汚染水どうしを混ぜるインセンティブが働くから、全量のうち上位25%は基準値以下でも必ず再処理とする。そしてその 25%のところの値の半分の値までの汚染水についても(基準値以下でも)再処理とする。

残りは希釈して海に捨てる。

JRF2020/3/118121

ただ、それでも混ぜるインセンティブが残るから、捨てた水の汚染量を記録しておき、それが毎年、その量が減っていかないならば、地層処分の 1% を 1.1% とかに増やしていく。逆に順調に減っているなら、過去増えていた場合は 1% までは減らしていってもいいかもしれない。

再処理したものは、次の年新たに発生した水と(タンクを別にして)保存しておき、また最初に戻って全量検査からはじめる。このとき再処理したものが少しでも捨てられるようになるなら、混ぜる危険は減るだろう。

JRF2020/3/118199

「1%」や「25%」や「半分」といった数値は、別にそれでなければならないといったことはない。議論をわかりやすくするための目安である。

原発処理は、コストがどれほどかかるかわからないものであるため、とにかく削れるところは削るとなりがちなのではないか。コストをかけて良いと決め、それは電気料金などから取っていいとする。その決め方が一つ定まれば、余祐のある考え方が他にも生まれるのではないか。それも期待したい。

JRF2020/3/114079

また、性善説的だが、現場レベルでも「これはヒドイ」というものに気付いたときそれを(人知れず)隔離して押し込むことができるのではないか。まぁ、ただ、これも、変に過去のものを検査してマスコミが騒ぎたてたりすると逆効果になりかねないが。

JRF2020/3/112700

……。

……。

その他の様々な私の目についたニュースについて。

JRF2020/3/118294

……。

《【アホなのか?】とうとう放射能汚染牧草を、農地にすき込む処理が開始! : 薄荷らぼ。》
http://hakka-pan.blog.jp/archives/20860276.html

汚染土についても、上の処理水と同じように 1% ルールを適用して一部を地層処分にし、残りをコントロールしながら、道路や港湾などに使い、ただし、その旨を銘記して未来の人々に伝えておく必要があると思う。

JRF2020/3/111439

……。

《サンマが獲れないのは中国のせいじゃない? メディアが伝えない不漁の真実 | Gyoppy!(ギョッピー) - 海から、魚から、ハッピーをつくるメディア - Yahoo! JAPAN》
https://gyoppy.yahoo.co.jp/originals/37.html

《アコヤガイ大量死で真珠養殖ピンチ 季節外れの緊急対策へ(1/2ページ) - 産経ニュース》
https://www.sankei.com/west/news/191004/wst1910040025-n1.html

JRF2020/3/114910

処理水が話題となり、日本ではありがちだが、すでに処理水がだいぶ漏洩しているのを前提として、その海洋への影響が気になるところ、海産物の異常が言われている。

基本は温暖化の影響で世界的なことなんだろうが、そうでないとすれば…という不安がある。

処理水は、もちろん、放射能汚染も問題だが、それ以外の汚染物質も入っているはずで、その影響がどうなのか気になるところ。普通の工業・農業汚染水とはだいぶ違うだろうし。

JRF2020/3/117957

……。

《実は「再エネ大国」のケニア、地熱発電は日本の技術が支えている:朝日新聞GLOBE+》
https://globe.asahi.com/article/12741586

[cocolog:68965974] で温暖化はむしろ「水蒸気」じゃね…だとすると地熱発電は心配という話をした。

グレタさんが話題になり、噂では原発を肯定しているとのこと。[cocolog:70271764] でも少し言ったが、宇宙時代と放射能のかかわりで考えることがある。

JRF2020/3/111698

宇宙に出ていけば、放射性物質はそこらにあるが、化石燃料は(それがほんとに化石からしかできないとすれば)ほとんど見つからないとなろう。

じゃあ、原子力が将来有望なのかというとゴミの問題が出てくる。宇宙にあるほぼ無限の放射性物質を地球で燃やしたら、そのゴミによる汚染が無限にすすむことになる。だから、原子力は廃棄物の問題まで考えると地球上で使うのはあまりよろしくないということになる。

JRF2020/3/112113

放射性物質に比べ、宇宙では稀少と言える化石燃料だが、しかし、「化石」そのものでなく、炭素が固化されたものなら、植林して炭づくりすれば、「回復」は可能と言え、コストの問題になる。確かに宇宙空間にまで二酸化炭素が逃げてしまえばそれを捕まえるのは難しいとは言えるが、それが問題になっているわけではない。(ただ、二酸化炭素の地中化はその議論を受けて言われている可能性はある。)

JRF2020/3/115643

コスト的に植林して炭づくりよりは、(将来化石燃料が高くなったあとでも)太陽電池+充電池等の自然エネルギーのほうがコストが安いというなら、そうすればよいという話になる。ただ、「化石」は燃料である以上の情報を持っていて、それが燃やされているのは惜しいという論点はありうる。それをもう少し規制したいというならわからないでもない。

JRF2020/3/110490

温暖化が問題なのはわかるし、「化石」を燃やすなというのはわかるが、温暖化をとめるために「化石」を燃やすな…といわれると「?」となる。

JRF2020/3/115629

温暖化は太陽活動の影響が大きいが、地球内部の地熱などの活動もあったり、まれに生物層が寄与することもあると思う。当然、人間活動の影響もある…とは思うが、それが二酸化炭素を増やすからだ…と言われると私には疑問符が浮かぶ。先にちょっと書いたように、二酸化炭素より水蒸気のほうが温室効果はあるような気がするし、活動の「温度」の代理指標として二酸化炭素量が有益だとしても、二酸化炭素に関係なく、原発はもちろん自然エネルギーでさえも使って動いていれば地表「温度」は上がるように思うから。

JRF2020/3/113036

人間活動の温暖化の問題は、人口の問題と、人の密集して運動するところは温度が上がり、そこに冷房を使ってさらに温度が上がるというのが基本の問題だと思う。人口の問題はどうしようもないとして、一つは運動を少なく移動を小さくすること、これは都市でもできる。一方、密集をやめて地方に住むという方向もあるが、こちらは移動距離は大きくなって効率の問題が出てくる。

JRF2020/3/119464

とはいえ、これは勘だが、地方に住んで集住しすぎず山を管理しながらテレワークして自動運転の輸送は必要時以外は週一回とかにしたりする方が、温暖化問題には効くと思う。密集するほうが活発で効率的だと言って、密集の必要性を肯定しそこに資源をまわし、密集が利益になるうちは、逆に運動は加速しかねない。密集=距離の近さが効率的だと言っているうちはダメなのだ。

まぁ、「地方を生かす」ためにはインフラが大変だが。

JRF2020/3/113021

……。

《福島廃炉に外国人労働者 東電「特定技能」受け入れへ:朝日新聞デジタル》
https://www.asahi.com/articles/ASM4K52PBM4KUTIL02S.html

国際的安全保障の観点から、東アジアなどから軍事的人材を受け容れ、その一環として、原発にも人を受け容れる。年金などの人的保障もしっかりやる。…ということであれば、まぁ、あるべき方向ではあるのだと思う。

JRF2020/3/110131

《かず followmejpさんはTwitterを使っています 「コロナでほとんど報道されませんが、「種苗法改正案」が2月18日に了承されました。ほうれん草やニンジンなど「種」や「苗」から勝手に増やした場合、罰金 最大1000千万円となります。国の意図がよくわからないので、事実のみ伝えます。」 / Twitter》
https://twitter.com/hirosakikuni/status/1231060118009073666

JRF2020/3/110720

[cocolog:91315288] で勢いで述べたが、遺伝子組み換え作物の持ち出しを規制するより、持ち出された物が再度入国するときに特殊な関税を課し、その関税の一部を「著作権料」などとして権利者が受け取れるとしたほうが、スジがいいと思うし、政治的な実現性もあると思う。

JRF2020/3/115584

それを肯定するには、保護主義のほうに足をつっこむ必要があるかもしれない。私は左派のつもりだが、けっこう右派的なこともいうので、その文脈と受けとられかねないが、国際的「地方」の重視、移民については、外国人は帰ったりする金がいる分、給料を多めにもらうべきだ…として、いろいろな職業への移民は認めるが、奴隷のように扱う移民はやめろ…と実質、移民の制限も主張する。

JRF2020/3/115418

移民については日本への定着よりも、むしろ、原地とのつながりがあり、帰れることがよいこととし、外国語教育(遠隔教育?)の必要性も訴えたい。その教育への配慮が(経済的に)できないなら、そもそも受け容れるべきではない…と。これは東アジアから来た人でも話は同じ。

JRF2020/3/119201

安く使えるから…というのはナシ。むしろ、日本の労働者との交換で、(生活費保証)年金を国際的に平準化するとかのほうを目指すべきだと思う。

少し話を戻して、テレワークなどが価値を生むためには統合された経済よりも、「地方」ごとの特色が必要になるだろう。神社ごとに違うゲーム・アニメを祭る、その地では二次創作がおおらか…みたいなことができないか。そういったことや、種苗の「著作権」などの知的財産の重要度が地方ごと企業ごとに違うようにし、それを保護(貿易)するための行政的・技術的インフラがあればよいのかもしれない。

JRF2020/3/114026

……。

《【3・11再検証】あのときメディアはSPEEDIの真実に迫れなかった(楊井人文) - 個人 - Yahoo!ニュース》
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanaihitofumi/20170311-00068605/

JRF2020/3/118077

シミュレーションというのは、乱数的要素があり、それでかなり結果が変わることがある。そこから恣意的に結果が選ばれる危険がある。そこも含めた公表の仕方というのを検討しておく必要があるかもしれない。311 のころには、各国の気象予報が流れたが、そういう複数性を担保し、それをマスコミがどのように活かすかは慎重に考える必要がある。SPEEDI を政府ではなくマスコミ各社が持つという方向も考えられる。

JRF2020/3/111768

たとえば、今の新型コロナについても、病院がパンクしないよう、また、弱毒化を期待して検査・入院を重篤な者のみとしながら、例外的に追跡調査はモデルを確定のためしていると思われるところを、あたかもそこだけが問題かのように報道したりしているが、それでいいのか…。たしかにそういう報道があることで、追跡がしやすくなるという効果はあろうが…。といった感じで、難しさがある。

まぁ、SPEEDI にしろ新型コロナにしろ、私はポジショントーク的に憶測で物を言っているだけだが…。

JRF2020/3/115423

……。

《福島第一原発のUFO: 不二草紙 本日のおススメ》
http://fuji-san.txt-nifty.com/osusume/2019/08/post-6b0e25.html

こんなニュースもあった。結局なんだったのだろう?

JRF2020/3/116175

……。

《詩路(きものさん)さんはTwitterを使っています 「貧しい社会では、強者は「命の恩人」になれる。そして人は「命の恩人」のためなら不正を行えるし不正義を働ける。自分の手を汚さずに、人に不正をさせることができるようになってしまう。これを読んだ時も思った。 「文藝評論家」小川榮太郎氏の 全著作を読んでおれは泣いたhttps://t.co/OEFapMIhK5」 / Twitter》
https://twitter.com/farao_siro/status/1196657815810527232

JRF2020/3/116119

この Tweet は原発震災に関するものではないが、原発震災後はっきり「気付かれた」日本の姿のように思う。

JRF2020/3/119855

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……。

散歩。震災前も震災後も続けている。昨年と変わらず一時間弱のコースを歩いている。最近は、新型コロナの休校の影響らしく昼に歩いていると子供をよく見る。

八段錦・太極拳は、2・3日に一度、家の小さなスペースで続けている。

JRF2020/3/111023

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