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私は全頭検査・全米検査には賛成だが、全PCR検査には絶対反対だ。全頭検査・全米検査はエリート層の横暴や混乱を暴き出す可能性があったのに対し、全PCR検査は人々のプライバシーをエリート層のためだけに暴き出す可能性がある。 (JRF 1914)

JRF 2020年6月 3日 (水)

まず、根本的なところで、全PCR検査は生きている人間を対象とし検査陽性だからと言って排除できない。さらに、生きているからということではあるが、PCR検査のあとに陽性になることがありえる。だからと言って「いつなった」というのが追跡調査以上の信頼性を持って言えるわけではない。全頭検査・全米検査といった商品の全量検査とは根本的に異る。

JRF2020/6/30875

COVID-19 について、[cocolog:91901130] で「強毒化」が起きにくいよう無症状のウィルスとの共存をはかるメリハリを持った対応を説いたが、基本、無症状者は検査しないか、検査して陽性でも収容しないが、症状の強い陽性者の濃厚接触者等追跡調査の過程で無症状者が現れる場合は、検査をし陽性の場合、収容する。…というのが私が「最善」と考える方向である。その上で、プライバシーの侵害が起きにくいよう「全PCR検査」ではなく、無作為抽出による大規模検査を定期的に行えばいいと考えている。

JRF2020/6/31450

……。

ただ、その上であえて全頭検査と全米検査とのアナロジーを説く者に説明したい。

私は、アメリカが希望者のみの全頭検査すら拒絶したことに強い不信感を持っている。効果のない「科学的知見」による「優良誤認」であるということだが、全頭検査体制があれば他の検査を安価で導入するのにもつながりえたため、環境保護が将来に備えるように将来に備えてのブランディングをする意味があったと私は考えていた。

JRF2020/6/31217

スタンニングの効果が一時的に歩行を回復させるものであった場合、歩行検査がすりぬけられる可能性があり、それに対して全頭検査を行うのは有効とか、まだ論点はあったが、あまり追及されなかったという印象がある。

福島における全米検査を考えてみれば、「全米検査」に入る前に検査が別になされ、全米検査が無意味に見えるということはあったかもしれない。しかし、そうやって前に検査が安価にできるのは全米検査で金を使っているところが別にあるからという面もあるのではないか。

JRF2020/6/31219

そのような「不正」というべきほどのことではないが、どこを検査するかがたやすくバレるような状況では、まともに標本抽出はできない。全量検査ができるぐらいコストが安い環境では、事前検査はたいていされていると考えるべきで、「不正」がはびこっているとすると、検査のないところにうまく粗悪品を横流しすることができ、そこに滞留するということが考えられる。

JRF2020/6/38139

確かに、全量検査をしない、できない他のところに粗悪品を押し付ける心配はあるが、私は全量検査は意味があったと考える。「不正」…経済エリート層の横流しなどの「横暴」や…アメリカに言われると標本抽出もまともにできない「混乱」…を暴く可能性を示すことで、安心な市場を提供していたと考える。

JRF2020/6/34525

「不正のない」標本検査があるアメリカを嫌って日本に横流しされていたものが全頭検査を避けてアメリカに戻ってくる。それが、全頭検査がなくなるまで冷凍などで保存され、再び日本に戻ってくるというようなことがないか…と私は心配していた。その後のニュースによるとそれはなかったようではあるが。

JRF2020/6/38517

……。

一方の全PCR検査は、遺伝子に関する検査を全国民にするという話になる。[cocolog:80965253] で、>遺伝子スクリーニングで、特定の遺伝子を持つものを「虐殺」とかされちゃわないか…という話。病院を使った確率兵器みたいな感じ?<…という話につながってこないかが大いに心配だ。

「エリート」が国民を選別するのに使う危険が出てくる。全PCR検査は人々のプライバシーをエリート層のためだけに暴き出す可能性がある。

これはそんな簡単に認めていい話ではない。

JRF2020/6/39184

全頭検査・全米検査も農家や企業のある種のプライバシーを暴くものだったかもしれないが、むしろ、エリート層を監視するのに役立つのであって、エリート層が国民を監視する全PCR検査とは逆の性質を持つものであった。

JRF2020/6/39356

……。

もしかすると、全PCR検査を心配して、全頭検査や全米検査にも反対していた向きもあるのかもしれないが、現状を見てみてどうだろうか? 経済的理由で全頭検査や全米検査に反対した者ほど、経済再開に向けた全PCR検査に気楽に賛成してはいないだろうか?

JRF2020/6/39287

……。

……。

追記。

ブランディングについて。あるブランドの価値が「優良誤認」かどうかを政府は決め過ぎてはいけないように思う。全頭検査体制があることが他の検査の導入のしやすさにつながることを、なんとなく消費者は気付いていてブランドが支持されるというように、当初はあまり「有効なブランディング」でなかったも、「ブランドの成長」を見込して支持がなされることがありうる。

世界的に、全頭検査の問題以来、あまりにもブランディングが政治的とは言わないが、行政的になりすぎてしまったのではないか。

JRF2020/6/55464

……。

>アメリカに言われると標本抽出もまともにできない<…点について。日本は、軍事的に独立していない。「属国」は言い過ぎかもしれなが、アメリカに対して秘密を作ることが難しい面があることは否めない。そのような体制で、標本抽出の秘密を守り切れないかもしれなかった、その心配は正当だったとは言えるのではないかと私は思う。

JRF2020/6/54999

……。

あと、抗体検査ですでに免疫ができていれば、もうかからないと見なしていいという「噂」は、あまりにも経済に都合が良すぎて私には信じられない。「風邪」との類推で考えると、風邪のワクチンというのはこれまでとても難しかったはずで、COVID-19に二度とかからない免疫がそう簡単につくとは思えない。

JRF2020/6/53702

もちろん、インフルエンザなどの「風邪」と同等のものとして扱うんだというなら、私は当初その方向だろうと思っていて、あまりに「大袈裟」な対応に驚いたこともあり、あまり反対はできない。(上で書いたような追跡調査などはそれでもすべきだが。)

JRF2020/6/50270

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