宣伝: 『「シミュレーション仏教」の試み』(JRF 著)。Amazon Kindle で販売中!
技術系電子本。Python による仏教社会シミュレーション( https://github.com/JRF-2018/simbd )の哲学的解説です。令和4年3月11日発売。

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »

cocolog:92073987

親が子の結婚相手を選んだりするのもある種の「優生思想」だったと思う。成人になるのに長くかかる人間の場合、あまり有効ではなかっただろうけど。女子割礼も実はその種のものではないか。ただ、現代は、遺伝子デザインという有効そうなものが出て来ているのが気になるところ。 (JRF 5117)

JRF 2020年7月25日 (土)

↓は冗談だったらしいが、優生思想だとして、強い批判を受けている。

《Yojiro Noda:Twitter:2020-07-16》
https://twitter.com/YojiNoda1/status/1283752963052167169
>前も話したかもだけど大谷翔平選手や藤井聡太棋士や芦田愛菜さんみたいなお化け遺伝子を持つ人たちの配偶者はもう国家プロジェクトとして国が専門家を集めて選定するべきなんじゃないかと思ってる。 お父さんはそう思ってる。 #個人の見解です<

JRF2020/7/250105

この話が出る前に Black Lives Matter 運動(参: [cocolog:91980310])を受けて考えていたが、お蔵入りさせていたのを、この機会に出してみる。

JRF2020/7/257102

……。

ずっと前に、海外のレゲエの CD に付属していた DVD に、日本人女性がダンスをしている様子が映っていた。他の人もセクシーに踊るなか、その日本人女性だけは、かなり下品にも、股をこすりつけるようなダンスを踊っていたが、周りの黒人などは笑いながら、少し当惑していたように私は感じた。(その女性はその当惑に気付いていなかった。または気付いてないようなふりをしていた。…ように思う。)

JRF2020/7/254295

アフリカには女子割礼・陰核除去の「悪習」のあるところがある。その日本人はクリトリスでイこうとすることがセクシーだと考えていたほうだが、黒人はそれは文化的に邪道だと考えていたのではないだろうか。

それは女子がセクシーになるのが問題だというのとは少し違う。例えば、そこではセクシーに踊ることは禁じられていなかったからだ。

JRF2020/7/255531

そこで私が考えたのが、陰核除去をするのは、膣の感覚を鍛えるのが人の道であるという考え方があるのではないか。…膣の感覚を鍛え、出産に役立てる、セックスを開発するとしても、それは子供をよりよく産むためにやっているという考え方があるのではないか。…ということ。

JRF2020/7/259939

進化が起こるとき、獲得形質は遺伝しない…一方で、家畜に望む形質を付与しようとすることはなされ、しばしば成功することがあった。そのとき何がしかの道具や「獲得形質」を補助として使うこともありえる。(参↓)

《『創世記』ひろい読み - ヤコブの一神教》
http://jrf.cocolog-nifty.com/religion/2009/02/post-2.html

JRF2020/7/256600

望みの方向に進化を向けるというのを人に対しても適用するというのを、アフリカ人達もやろうとしていたということではないか。

JRF2020/7/254605

……。

親が結婚を決めるというのは、昔はどこにでもよくあった習慣だが、長命を望むならそこにある種の「合理性」を見いだすことはそれほど不思議ではなかったと思う。

それが「優生思想」と批判されるなら、そういう面は昔からあったと言えるのではないか。

それがあまり有効でなかったのは、家畜と違い、人は効果を見るには、成人になるのが時間がかかり過ぎるとともに、長命であることを同時に求めていたからではないか。

JRF2020/7/258863

……。

ただ、それが、この先、変わりつつある。遺伝子操作・デザイナーズベイビーが広く可能になりつつあるからだ。親が結婚を決めたり、陰核除去をしたりして、人間が「進化」するとすれば、何万年以上の時間が必要なのだろう。しかし、遺伝子デザインは、もっと早くそういう目的を達しうるのではないか。今になってみれば、それをある程度見越したがゆえの、親が結婚を決めたり、陰核除去したりすることの否定があったのかもしれないとすら考えたくなる。

JRF2020/7/256823

親が結婚を決めたり、陰核除去したりするぐらいなら、遺伝子デザインをしたらいいんじゃないですか? そうでないのなら自由でいいじゃないですか。…というのが、基調にあるのだろう。

JRF2020/7/259678

……。

ただ、遺伝子デザインはそう簡単ではない。[cocolog:89358180] で「陰性変異」論を考えたが、遺伝子自体の復元力などもあるはずで、そう簡単にデザインはできないはず。しかも、それを安全にできるようになる日、それを人間で試す日は本当に来るんだろうか?

しかし、試すとすれば、誰で試すか。ここで、思い出すのが、アフリカ人の遺伝子プールの大きさである。昔、初代Xboxのゲーム『Tiger Woods PGA Tour 2005』のキャラクターメイキングで、私は、黒人の顔のパーツの豊富さに驚いたことがある。

JRF2020/7/254648

前は、アマゾン川流域が、薬などで使うための遺伝子プールが豊富でそれが資源として価値を見出そうという話があったりした。それを人間でということになると、アフリカ人の遺伝子プールに注目が行かざるを得ないだろう。

JRF2020/7/254587

伝統的な遺伝子の価値が上がっているように、ここで遺伝子の価値が出てくるのかもしれない。ただ、それは金銭で取引できるものではないのかもしれず、何か特別のことがなされる「危険」があるとそろそろ意識すべきだろう。

BLM 運動で、黒人にできることに注目が集まるとき、私はその問題を考えざるを得なかった。

JRF2020/7/252400

……。

……。

追記。

↓も「冗談」というか「極論」だが…。

《自由恋愛って劣った者を排除し優秀な遺伝子を選別してるんだから優生思想だよね。くじ引きでパートナーを決めるべきだよ - はてな匿名ダイアリー》
https://anond.hatelabo.jp/20200725181538

JRF2020/7/267646

親が決めていたころのほうが、いろいろな者にチャンスがあったかもしれない。↓でも自由に選択できることが、逆に「不平等」を拡大することはあるということだった。

《男女平等になるほど、男と女の「性差」は拡大する…驚きの研究結果(橘 玲) | 現代ビジネス | 講談社》
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74291

JRF2020/7/266037

>これについて研究者たちは、「伝統的な社会では、ひとびとは性差を個人の気質ではなく社会的強制と考えるのではないか」「経済的にゆたかになると身長の性差が拡大するように、パーソナリティの性差も拡大するのではないか」などの仮説を提示しているが、もっとも説得力があるのは、「ひとびとが自由に生きられるようになると、男と女の生得的なちがいが顕在化する」だろう。<

JRF2020/7/268611

あとちょっと関係ないが、↓も私が最近お蔵入りさせていた意見。これは結局のところ意味がない意見だからお蔵入りしていた。

JRF2020/7/263719

>少子化だけを問題と考えた場合、罰則を付けて養育費を取るより、養育費がなくても生活できるようにすることのほうが大切ではないか。ただ、結婚してから子供を生むというのが支配的な場合は、離婚のことを考えずに結婚できたほうがよいから、罰則付けるほうがよい可能性もなくはないか(男性のほうが結婚したがらなくなるが、女性はしやすくなるという方向性だから、どちらになるか判断するのが難しい)。<

JRF2020/7/269988

« 前のひとこと | トップページ | 次のひとこと »